先週の福岡出張で泊まったホテルの目の前にあった櫛田神社。散歩ついでに参拝した。
博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている神社であり、この神社に奉納される博多祇園山笠は、博多の夏の風物詩として全国的にも有名。
「この櫛田神社は伊勢松坂の櫛田神社を勧進したものだと考えられ、天正15年(1587年)の豊臣秀吉が博多復興にあたり、現在の社殿の建立寄進がなされた。」そうである。
祭神は大幡主命(櫛田宮)・天照皇大神(大神宮)・素盞嗚尊(祇園宮)。
「家内安全」を祈願!
境内には樹齢千年と言われる福岡県指定文化財「櫛田の銀杏」が葉を繁らせている。
そして、その根元には2点の蒙古碇石がある。元の軍勢が博多湾に侵攻して全滅した時に敵の軍船が遺棄したと伝えられている。朝鮮チュルバリ港付近の石材と云われている。
本殿前には「霊泉鶴の井戸」なるものがあり、本殿地下から湧く不良長寿の泉とか。もちろん飲んでみました。しょっぱい!飲みすぎると塩分摂り過ぎで早死にしそうです。
力石は有名力士が力自慢に持ち上げた石を数多く奉納したことによるそうです。横綱の朝青龍と白鴎の力石も奉納されていました。
そして祇園飾り山笠もお披露目されていました。夜はライトアップされ綺麗。おそらくこちらが「表」かな?
「見送り」と呼ばれる裏側がこちらでしょうか?それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られています。