Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

スバルの原点

2011-05-28 08:54:02 | 車・バイク

今週、富士重工業(スバル)から軽自動車のステラがフルモデルチェンジして発売された。言わずもがなだが、ダイハツからのOEM供給だ。いよいよスバル360から培った歴史の灯が消えようとしている。
もともと中島飛行機の血筋を引き、その技術を生かした車づくりが好きだった。特に軽自動車では、他社が捨てた4気筒エンジン、4輪独立懸架を採用し続けて真面目な車づくりをしてきただけに残念で仕方ない。残すはサンバーのみだが、商用車として使い勝手が良く根強い人気があるだけに、何とか生産を続けて欲しいものだ。

この先、スバルは何を目指すのだろうか?トヨタとの共同開発スポーツFT-86の様にニッチな世界を狙うのか?今の生産台数ではアジア地域での価格競争にはついて行けないだろうから、お家芸のAWDを軸足とした高性能車で生きづづけていけるのか?これもレガシーに代表されるように世界標準サイズにしたために肥大感が増し、スバルらしい凝縮感がなくなった。

私の好きなスバルはどこへ行ってしまうのだろう?