Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

マジにヤバイ

2006-01-11 10:56:17 | diary
昨日の職場復帰初日。
真剣にまずいなと思ったことが一つ。
スーツのおなかがきつくて、おそらく一日はもたないのではないか。フルタイム勤務になったとき、途中で気分が悪くなってしまうのではないか・・??

思わぬ障害である。

思えば6月くらいから、それなりに食生活に気をつかってダイエットを試みているが、成果なし。このまま服も着れなくなるとなると、経済的にも非常に困る。ここはひとつ、本気の本気でダイエットに取り組まなくてはいけない。

と、ここで妻から不穏なつっこみ。
というのも、年始に実家に寄った折り、久しぶりに会った妹の後ろ姿を見て愕然。「お・お太りになった・・・・
昔はかなりスリムだったのに・・・
で、いろいろ考えてみると、私の母も若い頃はスリム、しかし歳とったらしっかりドラえもん体型
で、妻曰く

「manimani家のひとは、歳とると太るんじゃないの?」

ううううっ!?!?
そういわれると非常に・徹底的に・完膚無きまでにそのと~りかも;;;

私だって、ほんの5・6年前までかなりスリムだったのだ。あれが基本体型で、食事やクスリのせいで一時的に太ったのだと思いこんできたが・・・・これはもしや宿命??

ああ、どうしていままで気がつかなかったのかぁぁぁぁぁ・・・・・・・???・・・・ぁぁぁぁあ!?

というわけで、いまやダイエットは、自らの運命への挑戦という悲壮な様相を呈し始めたのである。
果たして運命は変えられるのかっ?!乞うご期待!!

**

なわけで、運動がどうしても億劫な私は、まず
・食事を控えめにする(腹八分目ね)
・間食をやめる(チョコよさらば)
・昼食をキリンリエータにする(もうしてるんだけど)
・建物の上り下りは階段を利用する
・スタバのラテはノンファットミルクにする
この5点で攻めてみることに。
これじゃ本気度が足りないかなぁ????
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職場からエントリ

2006-01-10 12:25:06 | ウツ記
というわけで、職場からのエントリです。
初日はいくつかの部署に挨拶に行き、あとはたまっているメールの整理をして過ごしました。
みんなが気を遣って、ぼちぼちやりましょうと言ってくれます。
中には休職中だったことを知らないひともいましたがww

今週はこれで終わりです。次の出勤は来週。
今日は電話一本とりました。
気楽なもんです。

ぼちぼちいきます。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わりの始まり?

2006-01-09 16:36:49 | ウツ記
なんとなくばたばたと過ごしているうちに、職場復帰訓練の開始時期になってしまった。
ううむいつのまに・・・

先週、職場の健康管理センターの医師と面談をした。
そんな医者がいること自体かなり恵まれた職場なんだろうと思いながら。
発病から休職、そして現在までの経過を話したけれど、途中で一年ずれた話をしていることに気づく。かなり休みボケだ。
飲んでいる薬のこととか話して、結局1月から3月までかけて、段階的に復帰する計画となる。

でいつのまにか初出勤日は明日。おお明日かあ。

しかし久々のスーツの着心地の悪いこと・・・

どんな顔して職場に登場しようかな・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまひとつ

2006-01-09 16:22:27 | ひこうき雲

ケータイを機種変更してから、ひこうき雲の写りがいまひとつ・・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

H.G.ウェルズ「宇宙戦争」

2006-01-09 16:19:38 | book
宇宙戦争

角川書店

このアイテムの詳細を見る


スタニスワフ・レムが書評で好意的に書いていたので、手近にあった「新訳版」で読む。
H.Gウェルズが19世紀末に書いた科学小説。

ある日、火星表面で不思議な光が観測される。数日後地球に飛来する謎の物体。着地点には円筒形の物体が・・そして中から出てきたものは・・・・

面白い点がいっぱいあったが、とりあえず、「情報の伝わり方」が19世紀末の実際に則していてリアルなのが面白かった。
そもそもが、火星人に実際に遭遇した人物の後日手記の体裁で書かれているので、主人公(とその弟)が実際に見聞きした情報でしか描かれない。この制約が全体の本当らしさの礎となっていると思う。

火星人が飛来して最初に事を起こすのがイギリスののどかな郊外なので、人類存亡の危機にも関わらず、その情報はのんびりとしか伝播していかない。電信、電報、新聞号外といった手段で、情報は不正確にゆっくりと広まってゆく。
最初の虐殺があり、火星人が侵攻を始めた時点では、ロンドンや周辺の都市ではまだ人々は夜の散歩を楽しんだり、普段どおりの生活をしているのだ。
また被害のあった都市からの避難民は着の身着のまま、疲弊しているのに対し、実際の危機に直面していない避難民は外出着を装い、ピクニック気分だったりするのも、なんともありそうな話だ。

というのんびりさではあるけれど、結局事態はロンドン中心部を巻き込むに及んで、600万市民が逃げまどうパニックに発展する。この「未曾有の」混乱を通して、文明の脆さや非存続性を描いているのも面白いところ。
19世紀末にして、いつまた文明の存続が脅かされるか知れないという不安とともに過ごしてゆかなければならない人類を描いたというのは、なかなかSFの出発点としてはかっこいいのではないか。

もっとも人類はその後20世紀になって自ら大量虐殺や大規模破壊により自らの文明の先行きを危うくしてしまったわけだけど。

スピルバーグの映画は未見だけれど、小説のほうは、未知との遭遇による我々の反応や変化を科学的に考察して描き込む作風で、いかにもレム好み。映画もこの路線であってほしいなあ。(風評はちょっと違うようだけど)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マーティン・スコセッシ「ノー・ディレクション・ホーム」

2006-01-06 16:57:49 | cinema


ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

このアイテムの詳細を見る



2005アメリカ
製作・監督:マーティン・スコセッシ

デジタル・ハイビジョン作品。
上映自体はDVD化されたもので行っているらしい。
ディランの映像は商品化されるかどうか怪しいので、観ておこうと思いました

**

アメリカの超有名シンガーソングライター、ボブ・ディランに関するドキュメントである。
4時間弱の長尺作品なので期待を持って臨んだ。

冒頭、いきなり現在の本人が、自身のことについて饒舌に語り始めるのにびっくりした。ディランとは、語らず、歌い書く人だと思っていたから。
ここでの語りは、60年代の記者会見などでの、人を食ったような受け答えとも違った真摯な語りだ。『自伝』を著した彼が、熱い時代を振り返り語っている。その姿には驚き困惑すると同時に、なんだか胸が熱くなった。

**

このドキュメンタリーは、結局、ディランのもっとも伝説めいた時代=デビュー前の放浪から、フォークの旗手となり、ロックへの変節、そしてバイク事故までの時期に限定したものだった。
長尺なので、70年代のローリング・サンダー・レビューや、80年代の宗教的な展開、90年代以降の憑かれたようなツアーについてまで言及されるのかと思っていたので、ちょっと肩すかしを食った感じだった。(続編が観たい!)

とはいえ、ディランが捨て去った故郷ヒビングの古き映像には、なんだか見てはいけないものを見てしまったような生々しい閉塞感があったし、随所で繰り返される、ツアーでのブーイングに満ちたステージ映像や、伝説のニューポートフェスでの演奏風景、記者会見風景、ステージ直後の車内の映像!などが、当時の関係者へのインタビューを挟み、繰り広げられる様は、まさに手に汗握る映像の連続。タイムマシンで当時に戻って撮影してきたんじゃないかと錯覚してしまいそうだ。

要するに60年代のある時期のドキュメンタリーと思えば、十分面白いものだった。
公民権運動やキューバ危機などの時代の大きな波のなかで、本人の意志を大きく超えて有名な存在となっていく過程を描くことを通じて、力みなぎる60年代という時代を感じさせるとともに、一方で、その渦中に確実にあった、異様な息苦しさ・疎外感・緊張感をもあぶり出していた。この点で、このドキュメンタリーは成功していると言えるかもしれない。
いま振り返ると、ディランという「偉大な」人物は、時代の渦中で実はおどろくほど実直なあり方をしていたのであり、傍若無人に振る舞い、変節し、過ぎ去っていったのは時代と大衆だったのだという気がした。

**

作りとしては、ビートルズの『アンソロジー』によく似たテイスト。

個人的には、ザ・バンド(レヴォン・ヘルム抜き)が同行したヨーロッパツアーの映像(Like a Rolling Stone)が々堪能できてよかった。あの迫力ある演奏では、さぞかし当時の「フォークの」聴衆は度肝を抜かれたことだろう。

あと元恋人のスージー・ロトロのインタビュー!この人もある意味伝説の人だしね。

そしてやっぱりジョーン・バエズのインタビュー。バエズの、ディランに対するとても微妙な感情をよく表現していて、胸キュンになる(<古)。

日本でのみ有名ということで有名な(笑)アル・クーパーのインタビューもいい。図らずして伝説の人となった、自分をよく知っている人の発言だった。

不思議なのは、なぜロビー・ロバートソンのインタビューがないのか??
ロビーはまさにブーイングを浴びまくった伝説的なステージをともにした渦中の人物。のみならず、スコセッシとロビーは一時期尋常でないほどの親好を結んだはずなのに。
なぜ?

あとは・・ある有名なエピソードの伝説的なシーンが、まさに映像となって・・(以下ネタバレなので伏す)・・・これって・・・結構あざとい演出だなあと思った。いかにも「隠し球出したなスコセッシ!」って感じ(笑)

↓これはサントラCD。
ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック
ボブ・ディラン
Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る


↓これもエレクトリックへの変節期の証言アルバム。
ロイヤル・アルバート・ホール
ボブ・ディラン
ソニーミュージックエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライブでした

2006-01-04 11:46:07 | diary
皆様明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

1月3日は白くまアリスのライブでした。
歌恋さんきんちゃんさんが来てくれました。
寒いなか+遠いところほんとうにありがとうm(_ _)m

写真は、ライブ終了後に早くもアモキサンが効いてきて
極度の眠気に襲われ中の私です。
新年早々こんな暗い顔をさらしていいのか??

3日は対バンの音楽的レベルが非常に高く、
なんちゃってベーシストな私にはなんとも肩身の狭い一日でした。
すこしでもレベルが向上するように、地道に修練しようと、新年らしくちょっとだけこころに思うところがありました。

そんな殊勝な心がけが天に届いたか、本番はまったく緊張せず、いつもの7割の力が出せました。これが8割9割となっていくようにがんばろう。

しかし、
明日は診察、明後日は職場面会、そして週明け10日から職場復帰訓練開始です。うぅ~む・・・むむむむぅ・・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする