ゴダール「愛の世紀」「アワーミュージック」を観に渋谷へ。
てっきり二本立てと思って行ったら、各編別料金だった。
パンフあわせて4600円の出費となり、今月も赤字確定。
これだけの出費に値するものを自分は持ち帰っているだろうか・・・と考えると非常に心もとない。
どちらの作品もそれぞれ心に訴えるものがあったにせよ、所々うとうとしてしまったりで、全体像が結ばない。
まあ過ぎたことは仕方がない。
どのような形であれ自分で観た以上のものは持ち帰れない。
たまたま蓮見重彦と青山真治の対談の日だったのが儲けもの。
帰り道、サラエボと天国のことを考えながら、変わりはじめた天気の空を見上げ、写真を撮る。
風が冷たくなってきた。