Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

頭脳飽和状態なんです

2006-03-19 16:50:14 | movelog

ゴダール「愛の世紀」「アワーミュージック」を観に渋谷へ。
てっきり二本立てと思って行ったら、各編別料金だった。
パンフあわせて4600円の出費となり、今月も赤字確定。

これだけの出費に値するものを自分は持ち帰っているだろうか・・・と考えると非常に心もとない。

どちらの作品もそれぞれ心に訴えるものがあったにせよ、所々うとうとしてしまったりで、全体像が結ばない。

まあ過ぎたことは仕方がない。
どのような形であれ自分で観た以上のものは持ち帰れない。

たまたま蓮見重彦と青山真治の対談の日だったのが儲けもの。

帰り道、サラエボと天国のことを考えながら、変わりはじめた天気の空を見上げ、写真を撮る。

風が冷たくなってきた。
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ジョン・レノンよ安らかであれ・・・

2006-03-19 03:19:43 | diary
ジョン・レノン降霊?

こんな記事を見つけた。
思ったのは、まずジョージの霊が嘆くだろうということ。
彼は自伝やインタビューの中で、ビートルズの名で多くの人が金儲けをしようと目論み続ける状況を常に嘆いていたから。
彼は世界の精神的側面を重んじていた。ジョンの精神がどのようなカルマを背負ってどう転生したかを知るのは、実は彼なのではないかしら?

ジョンは・・もし彼の霊が降りてくるなら、自分がこれほど偶像視されていることに幻滅するだろう。
インスタント・カーマ。
主催者は、「9.11以降の世界情勢へのコメント」みたいなのを期待していたりするのかな?
私は「イン・ヒズ・オウン・ライト」の精神が降りてくるのを期待しますけど・・・

ジョンの「降霊」になにか既視感があるのは、実は我々はいつでも彼の精神に触れることができているからなのだろう。
ジョンの魂に触れたければ「ジョンの魂」を聴けばいい。
こう思うと、あの邦題、よくつけたなと思う。

雑感でした。
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