![]() | ロシュフォールの恋人たち リマスター完全版 |
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ジャック・ドゥミの名作「ロシュフォールの恋人たち」のサントラですが、
近年(といっても10年くらい前か(笑))完全版というべきものが出ていて、
サントラ欲しいなと思ったらもう圧倒的にこれを買うしかないわけです。
ソランジュの濃厚なピアノコンチェルトが丸々入っているし、
フィナーレがちゃんと入っているし、
ボーナス的に英語バージョンやオケインストあり、
このアルバムのために再録したというメドレーもありで、
この映画のファンには大層楽しめるものですわ♪
マクサンスの若い純粋さがめちゃめちゃ出ている歌とか
ミシェル・ピコリのムッシュ・ダムの笑えながらも寂しいソロとか
ほんと素敵だわ〜
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ピアノコンチェルトといえば、
こういう映画で出てくるピアノコンチェルトは、オリジナル音楽でもだいたいはあれよね、
ラフマニノフもどきだよね(笑)
ロマンティックでゴージャスなスタイルの一つの典型になっていたことがわかるよね。
まあ今でもそうなのかも知れない。
これやっとけば間違いないというやつ。
でしかもこういうの聴くと、偽物〜とか思わないで、
ラフマニノフ聴いているのと同じようにぐっとくるもんね(笑)
ラフマニノフの偉大さを認識するわ。
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あと、「双子姉妹の歌」
デルフィーヌとソランジュの若々しく賑やかなデュエットですが、
歌詞の「ミファソラーミレ レミファソソソーレド」がとっても印象的。
ですが、よく聞いてみると、このサビ?のこの部分の前半は
実際の音は
レミファソーレド ドレミファファファドシ
なんですよね(笑)
しかも、後半は音はちゃんと
ミファソラーミレ レミファソソソレド
になっているんで、この知らんうちに一音上がっているというルグランのセンスも素敵なんですよね。
歌詞は語呂が良かったのか覚えるのが大変だったのか
どういう事情で前半の歌詞もミファソラ〜になったのかしら(笑)
・・・・と、思っていたらですね、
この「完全版」の終わりの方に、この曲の英語バージョンが収録されていまして
(初CD化だそうです)
で、そちらではくだんの箇所の歌詞はちゃーんと
レミファソーレド ドレミファファファドシ
になってるんですよねー(笑)
やっぱりちゃんとしよう!と思ったのかしら。。。
正確には
ミファソラ♭ーミ♭レ レミ♭ファソソソレド
かな。。。
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で、完全版を買うしかないんです〜と言ったわけですけど、
こちらのオリジナル盤というか、以前から出ていたものも
これはこれで歌もの中心にコンパクトにまとまっていて、
なかなか楽しめるんですよね。
完全版があるからこそ、このダイジェスト感も楽しめるのかもしれないですけどね。
こちらのジャケもなかなか'60ポップな感じで良いし。
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完全版には以下のものが収録されています。
●1967年のアナログ2枚組で出たもののリミックス21曲
(↑のダイジェスト?盤15曲は全部ここに含まれると思われる)
●未収録だったフィナーレを含む2曲
●ルグランによるデモ録音1曲(コメント+いろいろ試行錯誤)
●双子姉妹〜の英語バージョン
●オーケストラバージョン(多分下に載せたやつ)からの収録5曲
●ライブアルバム「MICHEL LEGRAND RECORDED LIVE AT JIMMY'S」からの収録1曲
●本番のための新録音1曲
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