早朝、トマトハウス越しに見える尾白山も日に日に秋色になってきている。
我々トマト登山部メンバーも収穫のピークを終え、冬に向けて気持ちが少しずつ目覚めてきた。
今年の猛暑のせいか、トマト農家はみないつも以上にに疲労している。かくある私もスキーガイドでありながら情けないほどの疲労&運動不足で腰まで痛めた。これではいかん!と冬に向けて部活動を開始!
10月9日。まずは阿久津・マサ・ハギマのメンバー3人で尾白山へ。それぞれ朝の収穫を終え、阿久津の和泉屋トマト農園に集合。宮沢登山口から尾白山へ。
1,100m付近のブナ尾根は、まだ色付き始めたころ。10月15日の週からは見頃になるだろう。
1200m付近では、オオカメノキが赤く染まりヒトツバカエデの黄色が鮮やかになりつつある。
1,278m峰の斜面の紅葉はまだちょっと早いかな~。10月15日の週が見ごろになりそうだ。
尾白山の稜線は景色がいい!今朝集合した我が和泉屋トマト農園もよーく見えるよ~
標高1,390mの山頂付近はご覧の通り。ミネカエデ、ミヤマナラ、マルバマンサクなどが色とりどり染まっている。
この山行後、麓は毎朝一桁の最低気温になている。15日以降が見ごろになるだろう。
10月13日。今度は阿久津・岩崎&Jr・ハギマのメンバーで大嵐山(おおあれやま)へ。
湯ノ花温泉のすぐそばの山で、会津でもかなり渋い山だ。
行程の半分は清々しいサワグルミの美林を歩く。
林床のシダ群落は鮮やかな緑。紅葉がぱっとしない森を引き立たせている。
沢が終わると、稜線まで急登が続く。疲れた様子の岩崎Jr。しかし、このあと驚くほどの怪童ぶりをみせる!
1,450mから山頂までの尾根に出ると、やっと視界が開けた。
ヤマグルマ、ヒメコマツ、クロビの緑とドウダンの紅葉コントラストは、なんか今一つ。
猛暑や大型台風の影響か、紅葉ならず落葉してしまっている感じ。
登山口から2時間40分ほどで山頂へ。細長く広い山頂からは南郷トマトの水源の山々が見渡せる。
自分たちが作る美味しい南郷トマト。その源の山々を農家だって知りたいのだ。そして、滑りたいのだ。
トマト登山部、今シーズンの部活動の始まりです!