小春日和というにはまだ早いが、10月にしては暖かで紅葉を楽しむには絶好の日和が続いている。
今日は東京から電車を乗り継ぎSさんとTさんにお越しいただいた。
昨年そして一昨年は生憎の冷たい雨で、紅葉の尾白山は拝むことが出来ず、今回は三度目の正直を期待して挑むことになる。
その前に、足慣らしとして南郷や田島からも近い昭和村の矢ノ原湿原を散策することにする。
会津田島駅から昭和村に向かい、散策の前にまず腹ごしらえとして訪れたのが昭和村両原の「カフェ まつや」。
大芦のファーマーズカフェ大芦家といい、カフェまつやといい、昭和村にはいいカフェ&食堂がある!
さて、我々は昭和ナポリと特製ピザに大満足し、矢ノ原湿原へと向かった。
昭和村の中心地から車で10分ほど登ったところに矢ノ原湿原はある。
北湿原と南湿原に分かれ、一般的には南湿原を散策することが出来る。ミズナラやコナラの若い森に囲まれた沼や湿原は、とても静かだ。
南湿原は一周できる散策路がある。
湿原とは言え沼の面積も広く、日本在来のスイレン「ひつじぐさ」やフトヒルムシロなどの浮葉植物も多い。
一周約1時間の散策でした。森に囲まれた紅葉の矢ノ原湿原。オススメです。
さて、明日は三度目の挑戦となる尾白山へ。
昨日の矢ノ原湿原散策、そして今日の尾白山。三度目にして絶好の登山日和。
ヒメコマツの細尾根を登る。尾白山は急登の波状攻撃。途中、かわいいリスに癒される。
標高800~1000m付近が紅葉のピークのようだ。
ブナ、コシアブラ、ハウチワカエデ、ヤマモミジの色が鮮やかだ。
1,100m付近のブナ尾根。だいぶ葉っぱも落ち、森も明るくなってきた。
尾白山は標高の割には、高度感のある稜線歩きが楽しめる。
1,250m付近の稜線から見下ろせば、1,000m以下の森が紅葉の見ごろのようだ。
ビューポイントから振り返る1,278mピークの斜面。紅葉もだんだん終わりに近づいている。
それでも、SさんTさんの三度目の正直。尾白山の紅葉を楽しむことが出来ました!
SさんTさん、おつかれさまでした~
2日間の紅葉ツアーいかがだったでしょうか。久しぶりの登山なのに急登ばかり、よく頑張りました。
それにしても平日の静かな山行、我々だけの尾白山でした。来年の紅葉ツアーもお楽しみに!
この度はお越しいただきありがとうございました。
さて、トマトは最後の収穫をしながら、畑の片づけ作業となりました。片づけがんばるぞ~!
2015-16 テレマークスクール&スキーガイド 和泉屋AK.T