この三日間は尾瀬ヶ原見晴地区の尾瀬小屋の雪下ろしに行っておりました。
御池まではエンジン動力を使いましたが、ここからはスキーを履いて片道約5時間の雪中行軍です。
裏燧林道は1,600m付近に湿原が点在。ここからは越後の山々が良く見えた。
この日はちょうど南岸低気圧が接近中で、低気圧由来の高層雲と新潟方面の層積雲が青空サンドイッチ状態。
平ヶ岳がこんな近くに。
行きも帰りも裏燧を歩いたが、この燧ケ岳山麓エリアの樹林帯のボリュームは屈指だと思う。
アオモリトドマツ、コメツガ、クロビ、ヒメコマツ、ダケカンバ、ブナ、ミズナラ…、どれをとっても巨木から若木までまんべんなくそろって、この先も千年万年続きそうな時間尺度が計り知れない世界だ。
そんな森の水源で育てる南郷トマト。旨いはずだ。
約5時間かけて見晴地区の尾瀬小屋に到着。この冬はだいぶ雪が少ないとのこと。
至仏山の全容が見えないのは残念だが、目の前には広大な尾瀬ヶ原が広がる。ここ見晴から至仏山麓まで約6キロの平原。
こんな人けの無い平原なんてまず本州にはない!実はわたくし、恥ずかしながら尾瀬ヶ原は初訪問なのです…。
ひとり興奮しておりました。
歩いて・雪掘って投げて・呑んで食っての3日間。メンバーとはすっかり打ち解けました。
ご一緒した皆さん、ありがとうございました!m(__)m
2月10日 ⇒ ウロコ板ツアー ⇒ 定員5名 ⇒ 残り4名
南郷スキー場から簡単にアクセスできる宮床湿原周辺の森を、ステップソール(ウロコ)板で歩いたり滑ったりの、のんびりライトツアーです。
2月18日 ⇒ バックカントリーレッスン(山編) ⇒定員5名 ⇒ 残り3名
大戸沢岳のブナ森を目指し、ゲレンデ編の成果を山で 実践!山滑りをじっくり叩き込みます。
装備など詳しくはお問い合わせください。
(悪天候や雪不足の場合、南郷スキー場にてゲレンデ編に変更します。)