南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

2月9日 大戸沢岳

2022-02-09 22:07:28 | 

今日は今度のツアーの下見で相棒の岩崎大と大戸沢岳へ。標高820mの国道から登り始めます。

近いとはいえ、3年振りの大戸沢岳。

2月に入るとさすがに陽も高く、日射面はモイストな雪に。

1,600m付近から、大戸沢岳がどん!と眼前に構えます。ここからが遠い…。

三ツ岩岳と大戸沢岳の間にある斜面(南東から南南東)で大規模な破断面が見えた。沢から尾根筋まで広がる様子からかなりの伝播性があったと思われる。おそらく滑り面は4日深夜に南東北を通過した寒冷低気圧の降雪結晶が弱層となっていたのではと推測する。発生したのは6日のまとまった降雪後だろうか。この後、下大戸沢に下降した我々は衝撃を受ける…。

森林限界1,800mを越えると無木立の斜面。今日は風が無く快適。しかも日差しの割りには気温が低い。

山頂直下から南会津を見下ろす。やはり2,000mを越えると高度感がある。

ゆっくり登行約5時間。山頂手前2,070mのピークへ。標高差1,250m。

向こうとなりに三ツ岩岳。

直下東面にて積雪内部を見るが、表面下120㎝までは降雪結晶ゆらいの弱層は見られなかった。もしくは焼結してしまったのかも。CTE10↓25㎝とCTM8↓60㎝で破断するが、破断面はPC程度。

とはいえ、あれほどの大規模な雪崩跡が見られるので斜面選択・滑降は用心…。

さすがに1,800m以上は申し分ないパウダーでした!

北東面のツリーランはドンピシャ!

落ち着いたクリーミーなパウダーでした。

さて、下大戸沢ボトムに降りると…。

まるで氷河のようなデブリ走路が、沢下流まで続いていました。

陽が傾くころ無事下山。お疲れさまでした!

帰宅すると我が家の積雪計は175㎝まで落ち着いてきました。

2月12日 バックカントリーレッスン・ゲレンデ編 3名空きあります!

2月13日 バックカントリーレッスン 山編 1名空きあります!(2月9日現在)

2月15日~17日   一般募集テレマークレッスン 
内容は最初にエントリーしていただいた方のご希望で決定します。例えば、初めてのテレマーク、基本(緩斜面~中斜面)、急斜面ショートターン、BCレッスンゲレンデ編など。
※2月15日  定員3名

※2月16日  定員3名  

※2月17日  定員3名

2021-22 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする