今シーズンもテレマークスクール&スキーガイドは始まっていますが、
今シーズンは、テレマークレッスンでは引き続き78スティンガーにライトスパイク3ピンやタルガの組み合わせ。
ともにかかとのフリー感が気持ちよく、動きを妨げない。ただ、ライトスパイク(現行のスパイク3ピン)はブーツメーカーの相性があるようで、販売店で確認が必要です。
スキーガイドにはゼンオキサイド・カーボン88とタルガアッセントの組み合わせ。
今シーズンのゼンオキサイドシリーズは白色が基調になりました。スキーツアーの場合、滑走性以外の登行時の取り回しのよさや軽さを考えると、このゼンオキサイド88が私には相性がよい。スピットファイヤーLTから引き継がれたゼンオキサイドを使い続けています。
ビンディングはタルガアッセント。
なんといっても軽いし、タルガベースなのでかかとフリー感がよい。
登行時にはトウプレート下の切り替え金属のレール部分に雪が詰まり、切り替えレバーが動かなくなることがあるが、
携帯している五徳ナイフなどに付属している先鋭部分で、ちょちょっとほじくるだけで済む。
それよりも、登行時のキックターンのしやすさ、ラッセルのしやすさ、が遥かに勝るのでほじくる手間はほとんど問題にならない。
スキーツアーは例えば行程6時間のうち、滑走時間は1~2時間。半分以上が登行・歩行時間となる。楽しい滑走に少しでも体力を保持したいのなら、その登行時間をいかに省エネにするかは無視できないだろう。
合わせて紹介したいのが、バックカントリー用ストックのヴィアカーボン。
カーボンらしい振りの良さはもとより、グリップ頭の形状がヒールサポートのワイヤーに引っかけて上げやすくしているところがまた良い。
いちいちしゃがんでヒールサポートを上げるのは疲れる。なるべく登行時も楽したいもの。
いよいよ今週末から本格的なバックカントリーツアーが始まる。
今後の降雪に、さらに期待しましょ