南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

男鹿岳(1777m)

2013-04-21 18:36:18 | 

今年もトマト準備の手を休め、パワーゾーンさんの「男鹿岳ピストン登頂」に、サブガイドとして行って来ました。

南会津と栃木県境にまたがる男鹿岳(オジカダケ、南会津ではオガタケと読む)は日本300名山のひとつ。夏道が無いのでこの残雪時期が登頂チャンスとなります。

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栗生沢(クリュウザワ)の集落から林道を釜沢橋まで車で入り、そこから林道歩きが始まります。

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例年なら林道途中の尾根に取り付き、直登するのですが、

今年は雪解けが10日ほど早く、藪が出てしまっているため、1,259mの県境まで林道を歩き山頂を目指しました。

それでも、首の皮一枚で繋がった状態の残雪を選び登行しましたが、幾度か藪歩きとなりました。

Img_2814急登が始まると雪付きも良くなり、気温も低かったためアイゼン&ピッケル使用となります。

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1,701mピークから、ようやく樹林の男鹿岳山頂が見えました。

ここからはアオモリトドマツのゆったりとした森歩きです。

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登り出してから5時間10分。ようやく山頂へ!

やはり昨年に比べて断然雪が少ない。

山頂からは、東側に那須連峰がきれいに見渡せる。

この男鹿岳(地元呼びはオガタケ)は、実は旧田島町(現南会津町田島)の最高峰。七ヶ岳(1,636m)ではないんです。

この山域は、かつての栗生沢マタギの猟場だった。先日歩き回った山域よりも急峻なため、巻き狩りには適さずアナグマ狩り(穴熊狩り)が主流だったという。

さて、下山は同じルートを辿り、全員無事に下山!

全行程20km、総時間9時間10分の山行でした。

日本300名山、男鹿岳登頂を目指すならぜひパワーゾーンへ!

コメント
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