南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

宮床湿原

2012-06-18 19:37:55 | 

いや~、やっと終わったトマトの定植。

育苗からも解放され、一安心

そうかぁ、この時期はヒメサユリや湿原の花の季節だった。昨年は、見に行こう、なんていう余裕は全く無かったなぁ…

でも、2年目の今年は違う。

午後、管理作業を放り投げ、女房と宮床湿原へGO

Img_8318

宮床湿原へ向かう途中の南郷スキー場。

ヒメサユリが見頃でしたよ。福島、山形、新潟の一部にしか自生しない珍しい野生のユリです。

冬場、お世話になったゲレンデを横切り、さらに奥の湿原入口へ向かう。

Img_8320_4
湿原入口に車を止め、森の道を登り出します。

Img_8335_2
さっそく薄暗い森の落ち葉の間から、ぬぼ~んっと、幽霊のようなギンリョウソウが。

う~む、職人が作った大根の造花みたいだな。

Img_8321_2

湿原への森は、ミズナラやクリなどの広葉樹の森。

久しぶりの青葉の森歩きは、やっぱり気持ちがいいね。

Img_8322

山に囲まれた静かな宮床湿原。

やはりいつ来ても静かな空間。

Img_7640

ちなみに冬は真っ白な世界です。

Img_8326_2

ちょうどワタスゲが見ごろでした。

Img_8327_2

一昨年の様な白いじゅうたんではないですが、今年も一部では真っ白な綿毛がたくさん風に揺れています。

Img_8333そして、小さな水の流れには日本在来種の水蓮、ヒツジグサです。

名前の通り、未の刻(午後2時ごろ)に咲く花。午前中はまだ閉じていることが多いのです。

普通はかなり水深のある池や沼に自生する水生植物。

この湿原もかつては湖だったのかもしれません。

湿原の草原を細かく飛び交う虫が…

Img_8332_2

今年もいましたいました、ハッチョウトンボの♂です。

写真じゃ分からないけど、全長2㎝ほどの日本最少のトンボ。ほんとカワイイんです

農作業をサボって湿原散策。やっぱり癒されますね~

さて、また畑に戻りますか~

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする