いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

レオパレス問題 弁護士電話相談

2019-05-02 22:07:07 | Weblog

             レオパレス問題  

             弁護士電話相談   

レオパレス問題 弁護士電話相談
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190426/1070006035.html

賃貸不動産大手の「レオパレス21」が建設した建物で、施工の不備が相次いで見つかった問題を受け
て、入居者や建物の所有者を対象とした弁護士会による無料の電話相談が水戸市で行われました。

「レオパレス21」が建設した建物では、耐火構造が法律の基準を満たしていないといった不備が相次い
で見つかり、会社が建設したおよそ3万9000棟の建物の調査を進めています。

不備があった建物は先月末の時点でおよそ1万4600棟に上り、このうち県内では少なくとも157棟
で不備が見つかっていて、507人が転居を求められています。

こうした事態を受けて、県弁護士会が26日開いた電話相談では3人の弁護士が無料で相談にあたりまし
た。

この中では「入居者の転居が決まらず、改修工事を始められるメドが立たない」といった建物のオーナー
からの相談や、「レオパレス21から連絡がなく、不備がある建物なのかどうか分からない」といった入
居者からの不安の声が寄せられていました。

県弁護士会の中本義信弁護士は、「多くの建物で不備が明らかになっているが、被害の実態はまだつかめ
ていない。今後の疑問やトラブルについて建築士や弁護士などに相談して欲しい」と話していました。
「レオパレス21」が建設した、ひたちなか市のアパートに住む50代の男性は、先月転居を求められま
した。

男性が暮らしている3階建てのアパートには、義務づけられている天井裏の延焼防止用の壁が設置されて
いないという不備が見つかったということです。

今のままだと火事が起きた時に、ほかの部屋に燃え広がるおそれがあり、改修が必要だということです。
連絡を受けた男性は、みずから市内の別のアパートを探し、引っ越しすることを決めました。

男性には心臓に持病があり、足も不自由なため、急な引っ越しを強いられるのは大きな負担だったという
ことです。

男性は先週、引っ越しを済ませましたが、今月中に転居するよう期限を設けて要請してきた会社側の対応
に不信感を募らせています。

男性は「自分の住まいにも不備があると聞き驚きました。体が不自由なので引っ越しは大きな負担です。
入居者は健康な人ばかりでないことも考えてもらいたいです」と話していました。