借り上げ復興住宅「やはり全員退去を」
西宮新市長も方針変わらず
借り上げ復興住宅「やはり全員退去を」 西宮新市長も方針変わらず
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180613/GE000000000000023051.shtml
阪神・淡路大震災の被災者向けに用意された復興住宅をめぐり、西宮市は入居期限が切れた部屋の明け
渡しを求めて住民を相手に裁判を起こしていますが、今年4月に就任した市長が13日、改めて全員退去
の方針を示しました。
西宮市が被災者向けにURなどから借り上げた復興住宅をめぐっては、前の市長時代に借り上げ期限を
迎えても退去に応じなかった7世帯に対し、部屋の明け渡しを求めて提訴しています。
住民らは「継続入居による解決」を訴えていて、今年4月に就任した石井登志郎市長は個別に住民らと
面会し「解決策を探っていく」としていましたが、13日改めて全員退去の方針を明らかにしました。
「すでに住み替えをしていただいた方々や他の借上げ公営住宅入居者との公平性が保てない」(西宮市
石井登志郎市長)
一方で住民らは…
「市長が今まで言ってたことと正反対の方針。何のために(住民らの)生の声を聞いたのか」(住民ら
の代理人)
住民らは引き続き「継続入居」を訴えるということです。