アジア安全保障会議の最中、米海軍が原子力潜水艦をグアムに増強、中国は「一帯一路」で覇権争奪!

2015年06月01日 07時30分47秒 | 政治
◆アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、英国国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)が5月29日~31日に、シンガポールで開催された。米国カーター国防長官が30日、南シナ海での中国の浅瀬の埋め立てについて「国際的なルールを逸脱している」、中谷元防衛相も、「わが国を含め周辺諸国は不安を抱いている」と中国を名指しして厳しく批判、日米豪が共同声明を発表し、中国の埋め立てを非難した。
これに対して、中国人民解放軍の孫建国副参謀長は31日午前に講演し、「軍事防衛上の必要性に加え、海上救難などの国際的な義務も果たせる。埋め立ての速度や規模は大国としてふさわしい」「中国の主権範囲内の合理的、合法的なもので、航行の自由にも何ら影響しない」と主張し、質疑応答のなかで「南シナ海の中国の権益を巡って、アメリカやほかの国の代表などの対立をあおるような発言や裏の意図がある非難に断固として反対する」と米国や日本などを強く牽制したため、中谷元防衛相は、「国際社会の中で信頼を得られる対応を取るよう」呼びかけたという。
◆中国側には、南シナ海での浅瀬の埋め立てを中止する考えはなく、日米豪の批判は、もはや「手遅れ」と見られており、米海軍は29日、グアムの海軍基地に新たに攻撃型の原子力潜水艦「トピカ」を配備したと発表、これでグアムに配備されている潜水艦は4隻となり、米海軍は「アジア太平洋地域での戦力強化になる」としており、「日米豪VS中国」構図の軍事衝突の可能性が大となってきている。
◆このように東シナ海・南シナ海~太平洋の軍事情勢が緊迫化するなか、日本では、笹川平和財団笹川日中友好基金が5月29日午後2時から、日本財団会議室(東京都港区赤坂1-2―2日本財団ビル2階)で、共識傳媒集団と共催して「中国の現状と課題」と題し、公開講演会を開催した。モデレーターは、笹川日中友好基金の関山健・事業室長。主催者挨拶は、笹川平和財団の吉田文彦常務理事、中国側代表者挨拶は、CONSENSUSメディアグループの周志興・総裁が務めた。

笹川平和財団の吉田文彦常務理事

CONSENSUSメディアグループの周志興・総裁
 講師・演題は、北京外交学院世界政治研究センターの施展・主任(外交学系政治学教研室副教授)「"一帯一路"戦略と中国の世界歴史責任」、中国人民大学哲学院の周濂・副教授「中国現下の社会啓蒙~平等を与える最後のチャンス」、中国人民大学経済学院の聶輝華・教授(中国人民大学国家発展及戦略研究院研究員)「中国各省の経済成長~政治経済学の視角から」、武漢大学歴史学院博士課程在学中の劉仲敬・医師(法医学)「世界システムと中国システムの融合と衝突」。質疑応答の後、笹川日中友好基金の尾形武寿・運営委員長が閉会挨拶した。



笹川日中友好基金の尾形武寿・運営委員長

【参考引用】 
 NHKNEWSwebは5月30日午前8時1分、「米海軍 グアムに原子力潜水艦を追加配備」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 アメリカ海軍は、アジアを重視する戦略の一環として、グアムの海軍基地に新たに最新の潜水艦を配備したと発表し、この地域で海洋進出の動きを強める中国をけん制するねらいがあるものとみられます。アメリカ海軍は29日、グアムの海軍基地に新たに攻撃型の原子力潜水艦「トピカ」を配備したと発表しました。
1989年に就役した「トピカ」は、今回、大規模に改造され、海中をより静かに進むための装備や、最新の戦闘システムなどが導入されています。これでグアムに配備されている潜水艦は4隻となり、アメリカ海軍は「アジア太平洋地域での戦力強化になる」としています。アジア重視戦略を掲げるアメリカ軍は、アジア太平洋地域に配備する海軍の艦船と航空機の割合を2020年までに60%に引き上げるとしているほか、最新鋭の装備を重点的に配備するとしています。日本にはイージス艦などを追加配備するほか、グアムには海軍の無人偵察機も新たに配備する予定で、南シナ海や東シナ海で海洋進出の動きを活発化させている中国をけん制するねらいがあるとみられます。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国の新進気鋭の学究が探究する「一帯一路」と「AIIB」に課せられた世界史的な使命と役割とは?

◆〔特別情報①〕
 笹川平和財団笹川日中友好基金と共識傳媒集団共催の「中国の現状と課題」と題した公開講演会(5月29日)で、新進気鋭の学究の北京外交学院世界政治研究センターの施展・主任(外交学系政治学教研室副教授)は、「"一帯一路"戦略と中国の世界歴史責任」演題で、中国が世界史に果たすべき使命と役割について、「この公共財を提供するということは、民族主義の国でもしあれば、それはまずは、公共財という角度から物事を考えられないでしょう。それは普遍的な価値の国だけが、このような世界に対して国を超えていわゆる世界に対しての公共財を提供できるわけであります」と力説した。これは、中国古来の基礎的・基本的な民族である「漢民族」の利益のみを追求するような国家を樹立することを目標としているかに見えるけれども、本当のところは、もっと極めて「民族主義的」であることを放棄して、多民族的利益を追求する国家を築けということだ。チベットや新疆ウイグル地区の少数民族の利益も擁護することを求めている。

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