再度、民主党の菅直人代表代行に東京都知事選挙出馬を促す

2007年02月12日 14時44分24秒 | 政治
◆「算多ければ勝ち、算寡なければ負ける」とは、「孫子」の「始計篇第一」に出てくる言葉である。民主党は4月の東京都知事選挙を間近に控えて、未だに候補者を立てられないでいる。筑紫哲也、久米宏、鳥越俊太郎、田中真紀子などと「知名度」の高い有名人の名前が手当たり次第、飛び出しては、水泡のように消えていく。
 それは、石原慎太郎知事が、あまりにも手強い存在だからであろう。この超弩級の横綱に対しては、だれが登場しても、褌担ぎにしかみえない。最初から負けるに決っている選挙に出て、沈没するくらいなら、出ない方がましだとでも思っているのであろうか。蟷螂の斧を翳して、横綱にぶつかっていこうとしている共産党が、かえって立派に見えてくるから不思議だ。
◆この際、小沢民主党には、3つの道がある。一つは、「不戦敗」の道。二つ目は、知名度には欠けるが、「民主党から出たい」と思う人物を支援する。三つ目は、「菅直人代表代行」を立てて戦う。「算多ければ勝ち、算寡なければ負ける」というのは、百戦練磨の菅直人代表代行は、それこそ、百も承知であろう。
◆だが、民主党にとって、最終的な勝利は、「政権奪取」にあるはずである。都知事選挙に負けたとしても、ここは、「ヤル気」を示す必要がある。その気概を見せなければ、「政権奪取」は、夢のまた夢である。「捨石」が、最後に「王手」に化けることもある。
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