一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

804  ハイヒールのつんつん歩く紙マスク  薪

2012年12月26日 | 

 ハイヒールを履くのは、背を高く見せるというよりも、日本人の場合、六等身をせいぜい七等身に見せたいためだろうか。ハイヒールを履いているだけで、私はその女性を好きになれない。

「分かっちゃいるけど止められない、かっぱえびせん、ハイヒール」その健気な思いは想像できるが、そんなものを履き続けると、将来必ず外反母趾になり、痛い思いをする羽目になることが、眼に見えているのだ。

 さて、この句の面白いのは、ハイヒールと紙マスクの取り合わせだろう。そのミスマッチが面白い。それが、つんつん歩いているんだから、尚更である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする