一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

799  寒林を俳句浪人徘徊す  野里女

2012年12月21日 | 

(かんりんを はいくろうにん はいかいす)

 

俳句の「俳」とは、①芸人、②おどけ、たわむれ。徘徊の「徘」とは、さまよう。

 

浪人(「牢人」とも書く)とは、古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策などにより著しく増加し、政治・社会問題となった。浪士。入学試験や入社試験に不合格となり、入学や就職ができないでいる人。また、職を失って、きまった職のない人。

 

 さて、造語の「俳句浪人」とは、日々の生活の中で、仕事もなく、俳句作り以外に束縛される用事もない、完全な自由人のことであろう。

 

 彼、又は彼女は、ダウンジャケットに身を包み、1眼レフや双眼鏡、スマートフォンを持ち、悠然と寒林を闊歩しているに違いない。

アロエ(蘭)はアロエアロエ属の多肉植物の総称

コメント (2)
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