漢字の音符

漢字の字形には発音を表す部分が含まれています。それが漢字音符です。漢字音符および漢字に関する本を取り上げます。

第5回漢字音符研究会のお知らせ

2017年08月28日 | 漢字音符研究会
               第5回漢字音符研究会のお知らせ

日 時 2017年9月9日(土) 10時30分~12時
会 場  喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角  地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
    http://www.kyoto-hotheart.jp/cafe/shops/oike/

講 師  山本康喬氏  『漢字音符字典』著者・漢字教育士
テーマ  音符はどのように作られるのか。いつ生まれるのか。
1、 音符の始まりは
 音符の定義は「形声文字において音を表す文字要素(部分)である」これが唯一の音符の定義です。従って形声文字のあるところに音符あり、です。意符と音符を組み合わせて形声文字が生まれるとき、その字の音を表す部分はその前に音符になっていた音符か、今回新たに音符となる文字要素のどちらかです。このようにして、時代が進むにつれ漢字が増加し、形声文字が増加します。
2、 音符家族の中に、更に子音符が存在している。
 基本字の上に意符が付加されて形声文字が作られますが、これを音符家族といいます。更にその形声文字が音符となり、第三世代の形声文字が生まれることも、しばしば発生します。基本字が親音符になり、続いて子音符、更に孫音符と、成長する軌跡が字形の上に残されます。この子音符の存在を、私の漢字音符字典の中にある音符家族で二三例を挙げてみます。
参加費  300円(資料代を含む) ※飲み物は各自、別途注文してください。
参加申込  コピー資料作成の都合がありますので、事前に下記へお申し込みください。
          電話 072-627-0271(石沢誠司)
          メール seijiishizawa@yahoo.co.jp


第6回漢字音符研究会の予定
2017年11月11日(土) 10時30分~12時
会 場 喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角  地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
講 師  石沢誠司氏  ブログ「漢字の音符」編集者
テーマ  人の姿の音符 その2
 私は、ブログ「漢字の音符」に書いた音符の中から人の姿をあらわした音符を中心にまとめた「人の姿の音符 Ⅰ」として冊子にまとめ公開しました。
http://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/37c3743f834c111a2dcd85ab1fb8e9a0 
 引き続きその続編となる「「人の姿の音符 Ⅱ」をまとめましたので、発表させていただきます。内容は人の姿の変形である、女・母・子などの基本的な字と、これらと結びついて音符となっている字、および老・長・亡などの音符を中心にまとめました。
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