晋[晉] シン・すすむ 日部
解字 甲骨文・金文は「下向きの矢2本+日(太陽)」 の会意。下向きの矢は至(いたる)の原字。至が2つの臸ジツは、いたる意のほかに、すすむ意がある。臸ジツ(すすむ)に日(太陽)がついて太陽が「すすむ」意となる。篆文は「臸+日」となり、さらに旧字の晉をへて、現代字は晋に簡略化された。
意味 (1)すすむ(晋む)。進む。「晋山シンザン」(僧侶が一寺の住職となって新しく入ること)「晋山式シンザンシキ」(晋山の式) (2)さしはさむ。(=縉)。 (3) 中国の国名。王朝名。「晋シン」(春秋時代の列国の一つ)「西晋セイシン」(三国の魏に代わって司馬炎によって3世紀に建てられた王朝)。「東晋トウシン」(西晋が滅ぼされた後に、司馬睿によって4世紀に建てられた王朝)。 (4)易の64卦の一つ。
覚え方 あまねく(普)の上にそ(ソ)あり、すすむ(晋)にそ(ソ)なし
イメージ 「すすむ」(晋・縉)
音の変化 シン:晋・縉
すすむ
縉 シン・さしはさむ 糸部
解字 「糸(ぬのおび)+晉(すすむ・いれる)」 の会意形声。布帯を締めた高官が笏シャクを帯にさしはさむこと。転じて、帯を締める服装をする高位高官の人。
意味 (1)さしはさむ(縉む)。 (2)高位高官の人。身分が高い人。「縉紳シンシン」(紳は大帯、縉は大帯にさしはさむ意で、このような服装をする高位高官の人をいう)。
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
解字 甲骨文・金文は「下向きの矢2本+日(太陽)」 の会意。下向きの矢は至(いたる)の原字。至が2つの臸ジツは、いたる意のほかに、すすむ意がある。臸ジツ(すすむ)に日(太陽)がついて太陽が「すすむ」意となる。篆文は「臸+日」となり、さらに旧字の晉をへて、現代字は晋に簡略化された。
意味 (1)すすむ(晋む)。進む。「晋山シンザン」(僧侶が一寺の住職となって新しく入ること)「晋山式シンザンシキ」(晋山の式) (2)さしはさむ。(=縉)。 (3) 中国の国名。王朝名。「晋シン」(春秋時代の列国の一つ)「西晋セイシン」(三国の魏に代わって司馬炎によって3世紀に建てられた王朝)。「東晋トウシン」(西晋が滅ぼされた後に、司馬睿によって4世紀に建てられた王朝)。 (4)易の64卦の一つ。
覚え方 あまねく(普)の上にそ(ソ)あり、すすむ(晋)にそ(ソ)なし
イメージ 「すすむ」(晋・縉)
音の変化 シン:晋・縉
すすむ
縉 シン・さしはさむ 糸部
解字 「糸(ぬのおび)+晉(すすむ・いれる)」 の会意形声。布帯を締めた高官が笏シャクを帯にさしはさむこと。転じて、帯を締める服装をする高位高官の人。
意味 (1)さしはさむ(縉む)。 (2)高位高官の人。身分が高い人。「縉紳シンシン」(紳は大帯、縉は大帯にさしはさむ意で、このような服装をする高位高官の人をいう)。
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