今日16日は「海の日」にして3連休最終日。例年は梅雨が明けるか明けないかといったどんよりとした日々が続いている頃ですが、梅雨がスパッと明けてしまった今年はもう夏まっただ中。今日も朝からうだるような暑さであります。これはもう海へ行くしかない!房総だっ!!
と、元気に家を飛び出した日々を遠い目で懐かしみつつ、同じ房総は房総でも内陸部にある「いすみポッポの丘」へブルトレの実車検分と、ついでに正統派国民食・TKG(たまごかけご飯)を食しに行って参りました。
東京の自宅からアクアライン経由で小1時間も走ると千葉県の木更津に入ります。さらに下道を走ること約30分で目的地に着きますが、ちょうどタイミングが合ったので、途中の夷隅川に架かる鉄橋で、いすみ鉄道の上り快速を撮影しました。プォーンというのんびりとしたタイフォンが聞こえ現れたキハ28+キハ52の国鉄色コンビ。エンジン音が変速から直結に切り換わり、重厚なジョイント音を残して静々と鉄橋を通り過ぎて行きました。やっぱりいいなぁ国鉄型DC♪

千葉県いすみ市作田にある「ポッポの丘」は、養鶏牧場の観光化を進めるオーナーが元の養鶏場跡地に開設した私設公園です。地元を長年走ったいすみ鉄道の204号車を「お世話になったから」と引き取ったのを皮切りに車両が増え始め、今や約20両を保存するちょっとした鉄道公園に。オーナー自身は特に熱烈な鉄道ファンであったわけではないとのことらしく、204号車も、構想していた観光牧場の休憩所として引き取ったようなフシがあります(現にそのような使われ方をしています)。また、保存車両の中には鉄道保存会のような団体が持ち込んできたものもあるようで、そのような団体はじめ、多くの鉄道好きのボランティアによって支えられているようです。入場料は無料ですが、各所に募金箱が置かれているほか、「卵やグッズもいっぱい買ってね」というシステムなので、私もいろいろ買いこんできた次第。


(休憩所になっている、元いすみ鉄道「いすみ200型」気動車204号車)
今回の訪問の主な目的は24系ブルートレインの実車見学です。言うまでもなく製作中のオハネ25の関連なのですが、寸法などは既に「鉄道CAD製作所/ぜかまし文庫」に収録されている「24系特急客車説明書付図」で確認でき、なんならKATOの模型もあるので採寸目的ではなく、「模型完成を祈願して実車を愛でる」という恒例行事の一環です。若干、図面に現れない部分の確認もしつつ・・・。
ここには24系24形のオロネ24 2とオハネフ24 2の2両が保存されています。25形でないのが残念ですが基本設計は同じなので問題なし。DE10 30号機を先頭にして置かれています。

タイミングよく車内公開が始まる時間でした。「鉄服」に身を固めたボランティアさんの案内にしたがって車内に入りますが、日常的には公開していないため階段などはありません。鉄道博物館系ではまず体験できない見学順路は次のとおり。ロープをくぐる→指さしている方向に歩きDE10の前部ステップをよじのぼる(旗を持ちたい)→DE10のボンネット横の幅30センチもない点検通路を歩く(怖くて楽しいぜまったく♪・・・)→DE10のキャブ内を通過(激萌え♡♡)→手すりとステップを使ってSASUKEのようにしてDE10からオロネ24のデッキに乗り移る(無言)・・・。すべて安全確保は自己責任で。

オロネ24 2です。個室のオロネ25と異なりプルマン式開放型寝台を装備。オハネフとともに「日本海」などに使われていた晩年仕様になっています。今回製作中の車両とは仕様的に少し“距離がある”クルマにつきチェックはさらっと。。

こちらがメインディッシュ、オハネフ24 2です。車掌室窓が改造され雨樋も露出していますが、ニューブルートレインとしての原型をよくとどめています。

おなじみ通路からみた車内風景。リニューアルでカーテンなどは明らかに色柄が変わっていますが、腰板、寝台、天井などの色はオリジナルなのでしょうか?

寝台内部。モンダイの梯子が見えます。一応開閉のしくみ、上下の取り付け具合などをチェックしましたが、もちろんそこまで模型に反映するつもりはありません!(笑)

非便洗面所側デッキの通路扉は斜めに配置されています。2段化に伴う定員減少を抑えるために寝台数を増やした25形では、オハネフだけでなくオハネもこれに準じた設計になっているため参考になります。

車端部の手すりです。乗務員ドアの手すりは裾絞りに関わらずストレートになっている場合がありますが、この場合は絞りに合わせてカーブしています。形式図などで確認できない部分。まあネットにある実車写真で確認できなくもないので完全な自己満足ではありますが。。

ということで、時間もよろしいようなのでお昼にします。せkっかくなので名物のたまごかけご飯をいただきましょう。その名も「T.K.Gカフェ」。

牧場で放し飼いにされたニワトリが産む「庭先たまご」にご飯、むらくも汁、イワシ角煮がついて562円です。

広々とした水田が見下ろせる北陸鉄道石川線モハ3752号車の車内でいただきます。吹き抜ける風と相まって大変美味なり。ごちそうさまでした!

さいごにオマケ。むむ、この不発弾のように横たわる物体は・・・!? これはもしかして1200ℓ級のFRP水タンクではござらぬか? ん~残念もしこれが1/80だったら買って帰ったんだけどな~ 笑笑

次回はその他の車両についてレポします。
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と、元気に家を飛び出した日々を遠い目で懐かしみつつ、同じ房総は房総でも内陸部にある「いすみポッポの丘」へブルトレの実車検分と、ついでに正統派国民食・TKG(たまごかけご飯)を食しに行って参りました。
東京の自宅からアクアライン経由で小1時間も走ると千葉県の木更津に入ります。さらに下道を走ること約30分で目的地に着きますが、ちょうどタイミングが合ったので、途中の夷隅川に架かる鉄橋で、いすみ鉄道の上り快速を撮影しました。プォーンというのんびりとしたタイフォンが聞こえ現れたキハ28+キハ52の国鉄色コンビ。エンジン音が変速から直結に切り換わり、重厚なジョイント音を残して静々と鉄橋を通り過ぎて行きました。やっぱりいいなぁ国鉄型DC♪

千葉県いすみ市作田にある「ポッポの丘」は、養鶏牧場の観光化を進めるオーナーが元の養鶏場跡地に開設した私設公園です。地元を長年走ったいすみ鉄道の204号車を「お世話になったから」と引き取ったのを皮切りに車両が増え始め、今や約20両を保存するちょっとした鉄道公園に。オーナー自身は特に熱烈な鉄道ファンであったわけではないとのことらしく、204号車も、構想していた観光牧場の休憩所として引き取ったようなフシがあります(現にそのような使われ方をしています)。また、保存車両の中には鉄道保存会のような団体が持ち込んできたものもあるようで、そのような団体はじめ、多くの鉄道好きのボランティアによって支えられているようです。入場料は無料ですが、各所に募金箱が置かれているほか、「卵やグッズもいっぱい買ってね」というシステムなので、私もいろいろ買いこんできた次第。


(休憩所になっている、元いすみ鉄道「いすみ200型」気動車204号車)
今回の訪問の主な目的は24系ブルートレインの実車見学です。言うまでもなく製作中のオハネ25の関連なのですが、寸法などは既に「鉄道CAD製作所/ぜかまし文庫」に収録されている「24系特急客車説明書付図」で確認でき、なんならKATOの模型もあるので採寸目的ではなく、「模型完成を祈願して実車を愛でる」という恒例行事の一環です。若干、図面に現れない部分の確認もしつつ・・・。
ここには24系24形のオロネ24 2とオハネフ24 2の2両が保存されています。25形でないのが残念ですが基本設計は同じなので問題なし。DE10 30号機を先頭にして置かれています。

タイミングよく車内公開が始まる時間でした。「鉄服」に身を固めたボランティアさんの案内にしたがって車内に入りますが、日常的には公開していないため階段などはありません。鉄道博物館系ではまず体験できない見学順路は次のとおり。ロープをくぐる→指さしている方向に歩きDE10の前部ステップをよじのぼる(旗を持ちたい)→DE10のボンネット横の幅30センチもない点検通路を歩く(怖くて楽しいぜまったく♪・・・)→DE10のキャブ内を通過(激萌え♡♡)→手すりとステップを使ってSASUKEのようにしてDE10からオロネ24のデッキに乗り移る(無言)・・・。すべて安全確保は自己責任で。

オロネ24 2です。個室のオロネ25と異なりプルマン式開放型寝台を装備。オハネフとともに「日本海」などに使われていた晩年仕様になっています。今回製作中の車両とは仕様的に少し“距離がある”クルマにつきチェックはさらっと。。

こちらがメインディッシュ、オハネフ24 2です。車掌室窓が改造され雨樋も露出していますが、ニューブルートレインとしての原型をよくとどめています。

おなじみ通路からみた車内風景。リニューアルでカーテンなどは明らかに色柄が変わっていますが、腰板、寝台、天井などの色はオリジナルなのでしょうか?

寝台内部。モンダイの梯子が見えます。一応開閉のしくみ、上下の取り付け具合などをチェックしましたが、もちろんそこまで模型に反映するつもりはありません!(笑)

非便洗面所側デッキの通路扉は斜めに配置されています。2段化に伴う定員減少を抑えるために寝台数を増やした25形では、オハネフだけでなくオハネもこれに準じた設計になっているため参考になります。

車端部の手すりです。乗務員ドアの手すりは裾絞りに関わらずストレートになっている場合がありますが、この場合は絞りに合わせてカーブしています。形式図などで確認できない部分。まあネットにある実車写真で確認できなくもないので完全な自己満足ではありますが。。

ということで、時間もよろしいようなのでお昼にします。せkっかくなので名物のたまごかけご飯をいただきましょう。その名も「T.K.Gカフェ」。

牧場で放し飼いにされたニワトリが産む「庭先たまご」にご飯、むらくも汁、イワシ角煮がついて562円です。

広々とした水田が見下ろせる北陸鉄道石川線モハ3752号車の車内でいただきます。吹き抜ける風と相まって大変美味なり。ごちそうさまでした!

さいごにオマケ。むむ、この不発弾のように横たわる物体は・・・!? これはもしかして1200ℓ級のFRP水タンクではござらぬか? ん~残念もしこれが1/80だったら買って帰ったんだけどな~ 笑笑

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