80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

マヤ20の製作(1)

2021-10-09 21:18:25 | 九州・山陽方面
前回は改造タネ車のスハ32を見ながら改造ポイントを確認し、なんとかGOできそうな手応えを掴んだのでさっそく改造に入っていきたいと思います。


冷却ファン部分の屋根は小高(カツミ)のカニ24用屋根板を使います。これを5枚に分割して排気口のある2枚を組み合わせ、さらにモニター屋根の切れ端を継ぎ足して全体を80mmにします。そしてスハ32の屋根は3分割して中央部をこの屋根に置き換えます。10番台は重量配分を見直して中央付近に機関室を配置していますが、0番台はやや後位寄りになっているのが相違点です。



とりあえず配置だけして“合い”を確認してから接着するつもりでしたが、割とうまく切り継げたのでこのまま接着してしまいました。はじめにABS接着剤で連結し、ある程度乾燥させた後にすき間埋めを兼ねて瞬着を多めに流し込むという手順で、車体に載せた状態のまま作業しています。



冷却ファンの間にあるモールドはスハ32の屋根レベルまであらあら削ってあり、この後のパテ埋め&研磨によって屋根カーブと馴染ませる予定です。



というわけで屋根は思ったより簡単に改造できたので、室内の方も少しいじっておくことにしました。

このボディはB品ながら客室床(「床板」ではない)とシートも付属しており、そのシートも抜き差し可能な構造となっていたので、図面を見ながら必要なシートだけ残してあとは抜き去りました。



上の写真の2人掛け席は元々付いていたものをただ差し替えただけで、穴の位置の関係でシートピッチが合っていないので、背中合わせの4人掛け席を半分に切って差し替えました。なお機関室寄りの2人掛けシート5個は個室内となるためひじ掛けをカットしてあります。



ところで昨年の「つるぎ」用カニ24の改造で割といい雰囲気だったのでこの車両にもチラ見せ用のエンジンと発電機を載せようと思うのですが、いよいよ日光モデルのDMH17C単体も市場在庫が払底したようで手に入りません。前回はDML30SHに化かしたわけですが、今回は正真正銘DMH17エンジンそのものでいけるので残念です。かくなるうえは某小湊鉄道のプラキットを買って・・・(よしなさいww)



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