80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その22・完成まぢか)

2010-07-26 04:07:46 | 大糸線方面
スケールは違いますが、KATOからE127系100番代が発売されました。メーカー製品に対抗してもしょうがないのですが、やはり気になるので、模型雑誌の写真をチラ見しながら我がモデルのラストスパートをかけているところです。


前回は窓枠にすき間があいてしまったという話を書きましたが、どうもあの1ヶ所だけだったようで、他の窓はむしろきつくてハメ込むのに苦労するほどでした。一応全部のサッシが無事に入ったところで、再び細かいディティールを追加しました。

列車無線アンテナはプラ完成品の付属パーツの余りを使い、四角い台座部分を削り落としてツノの部分だけ使いました。



ホイッスルカバーは、前作のE641フリー電機でやったのと同じ方法で、t1.2プラ板から切り出した小片をアンコにしてカバーを薄紙(ハガキを利用)で巻いて作りました。



巻けたら裾を斜めにカットし、車体色と同じアルミシルバーに塗っておきます。



信号炎管(エンドウ製)とあわせ3点を前部屋根上に取り付けたところです。



電気ブレーキ用抵抗器カバーの中央には両サイドに台形の突起(配管引出口と思われる)があるので、厚紙を2枚重ねにして切り出し瞬着で固めたものを取り付けました。



細かいパーツもほぼ底が尽きたので、いよいよ観念してフロントガラスの取り付けに入ります。JRマークと行先表示はパソコンで作りシール紙にプリントしました。行先表示は側面用とともに、LED式の行先表示を画像で作られている方の作品を拝借しようかと思ったのですが、縮小してプリントするとどうしても字が潰れてしまうため断念し、実物より明るく太いフォントで自作してみました。



屋根カーブに合わせて切り出し、貼り込みます。行先は「信濃大町」にしました。厳密にやるなら常にクハを先頭にして運転しなければなりません・・・(笑)
「ワンマン」や「快速」といった種別表示もあるのですが、やはり字が潰れてしまうため行先のみにしました。



続いて窓ガラスを入れます。エコーのt0.3透明塩ビを使いました。一品生産品ゆえ屋根カーブが微妙に違うため、現物合わせで寸法を合わせながら1ヶ所ずつ切り出していきます。



シール紙に黒で窓枠をプリントしたものを塩ビに貼り、中をくり抜きます。「○」が描いてありますが、大きさを合わせるのが大変でいくつかサイズの違うものを作ったので、最終的にサイズが合ったものに丸印をつけたためです。



2両分4枚の枠付きフロントガラスが出来上がりました。



窓の下側と、窓枠の上辺のごく狭い部分にセメダインスーパーXをつけ、半乾燥状態で所定の位置に落とし込み圧着すればできあがり。何とか難関を突破し、「顔」が出来上がりました。
なお、クモハのみ渡り板(エコーの平妻旧国用を成形)をつけていますが、クハ用は塗りムラが出てしまったため、研磨+再塗装してから取り付ける予定です。



側面方向幕は何とか行先が読める程度で、漢字の下に入れたローマ字はほとんど読めず自己満足に終わりました。



やっとここまで漕ぎつけました。あとはシートを入れ、側面にある細かなディティールパーツを付け、レタリングをしてパンタを載せれば完成です。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツイてるかも | トップ | E127系100番代の製作... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とと)
2010-07-27 13:08:49
こんにちは。
あれ~?先日コメントしたように思っていましたが投稿ボタンを押さなかったのかも知れません・・・^^;

いや~ペーパー車輌も年々精密化の道を辿っているような・・・・・
これを売るといったら絶対に買いますよ。
返信する
Unknown (isao)
2010-07-27 22:51:00
ととさんこんばんは。
仕様なのか、投稿ボタンを押しても再度確認用4桁数字を聞いてくる場合が多いようです。お手数ですが宜しくお願いします。
> これを売るといったら絶対に買いますよ。
ではムサ○ノ価格ということで・・・(爆)
返信する

コメントを投稿

大糸線方面」カテゴリの最新記事