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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

さようなら萬来軒

2012-08-07 22:13:21 | 実物・資料系(現在)
こんばんは。
暦の上ではもう立秋、秋なんですね。そういえば雲の形や空の色が何となく秋めいてきました。
今週は夏休みをいただいております。


さてそんななか、悲しいお知らせです。
わがレイアウトのストラクチャー第一号にしようと思っていた「調布名物 萬来軒」が閉店してしまいます。
早ければ10月、遅くとも12月までには店をたたみ、高齢のためその後の再開はしないとのことです。
昭和28年(1953年)からここに店を構えたそうなので、そのまま続けば来年は60周年を迎えるところでした。
とても残念です。

なんでそんなに詳しいかといえば、今日、ついに意を決して(笑)食してきたのです。
入店するや、常連客とおぼしき男性と店のおばちゃんの会話が耳に入り、いろいろ聞いてしまいました。
いま店のある部分は再開発の道路用地にかかっているとのこと。
調布市のHPを調べると確かにその通りで、パルコの手前から旧甲州街道までの一帯が大きな再開発ビルに生まれ変わることになっていました。

もっとも、最初から萬来軒にラーメンを食べに行く予定じゃありませんでした。
調布駅西方の第4、第5工区の様子を見に行き、何となく胸騒ぎがして入ってみたら衝撃の事実が待っていたというわけです。

これが2012年8月現在の萬来軒の形式写真(笑)です。
何せ人と車の往来が激しい場所なので、こういったスの状態で撮るには少々粘る必要があります。



北側から相模原線の9000系とのコラボ。



南側から今度は相模原線の8000系との並びを。



電車に乗ってドアにもたれていると、こういったアングルになります。下り準特急の車内から。



で、これが店内のようすです。4人掛けテーブルが4組との予想は外れ、何と西の道路側には大きな業務用冷蔵庫が置かれ、その周りをテーブルが囲んでいました。そのテーブルも客用に使っているのは半分だけで、残りは一升瓶などが置かれています。定員はざっと数えて10人といったところでしょうか。店の奥(右手)に調理場があるのは予想どおりでしたが、モデルでは想像で追加した裏口、トイレ、明り取り窓などは一切なく、本当に小さな店であることがわかりました。



せっかくなので手作り餃子とビールを注文。ビールは速攻で出てきたのですが、餃子は常連さんとの話の区切りがつくまではおあずけのシステムらしい・・・ おばちゃーん(^^;
まあ、こうなったら郷に入ったら郷に従え。
こちらも常連らしき先客に声をかけて、しばし調布談義で時間を潰したのでした。
でも看板で豪語?しているだけあって、サイズは小ぶりながら具のキャベツがざっくり・シャキシャキしていておいしい餃子でしたよ。
あとは醤油ラーメンをいただいたのですが、昨今の「家系」などとは対極にある昔ながらの中華そば系ながらダシがしっかり効いていて、呑んだ後の〆にはちょうどいいラーメンでした。


今回の投稿は本来ならば「さようなら調布地上駅」となるはずで、既に写真も大量に撮っているのですが(何せ範囲が広い)、そんなわけで急きょ愛しの萬来軒レポートに差し替えた次第です。
模型の方も早いとこ作らなきゃ・・・


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