気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

大塚のボンカレー

2008-02-14 07:18:46 | Weblog
高温加熱殺菌釜のことをレトルトという。そしてその釜で処理された食品をレトルト食品という。日本では1968(昭和43)年に発売された大塚の「ボンカレー」が最初であった。その「ボンカレー」の顔であった当時31歳の「松山容子」は目も大きく魅力があり、カレーの値段は安くはなかったがけっこう売れたと思う。
最近では、松坂慶子が「ボンカレークラシック」のパッケージを飾る新しいキャラクターになっているようだ。この2人、名前が「松○○子」と似ているだけでなく、魅力的な雰囲気はどこか通じるところがあるような気がする。
2月12日で、この「ボンカレー」が発売から40周年を迎えたそうだ。記念に、松山容子が微笑むデザインの初代ボンカレーを発売し、その発表会が東京のホテルで催されたようだが、発表会には、現在2代目の松坂慶子は勿論、松山容子やその後CMに登場した王貞治監督らがビデオメッセージで出席したそうだ。
このニュースを聞いたら、当時の味が懐かしくなり急に食べたくなってきた。

押し競饅頭

2008-02-13 06:31:51 | Weblog
寒い日が続くと、子供の頃に遊んだ「押し競饅頭」を思い出す。
当時は一般家庭でも冷暖房設備は完備されておらず、石炭ストーブが設置されていた学校の教室でも、限りある燃料で使用制限を受け、充分温かいというわけにはいかなかった。
体操の時間や休み時間はもっぱら「押し競饅頭」であったし、下校後もよくやったものである。“押し競饅頭”とは、寒い冬に、温かくなるために行う遊びであった。
皆で押し合うと暖かくなるので、参加者はばらばらに集まったり、時にはお互いに外を向いて腕組みをして円陣をつくり、「おしくらまんじゅう、押されて泣くな」と叫びながら押し合う遊びである。
エアコンが完備され、室内が適温に管理された今日では全く省みられなくなった遊びである。勿論、快適な部屋で過ごすのはいい気分である。だがそれでは、寒い外に出て“押し競饅頭”で体の芯からホカホカとしてくる快感を味わうことはできないであろう。

ジェロ

2008-02-12 07:02:16 | Weblog
近く黒人の演歌歌手が「海雪」でCDデビューするそうである。
ジェロという名の青年である。第二次世界大戦中、運命の出会をした米軍兵士と日本人女性が結婚し、米国で生活した後に生まれた孫のうちの1人がジェロなのだそうだ。従って、彼の祖母は日本人である。
1981年生まれの彼は、その祖母を喜ばせるために日本の演歌を聴き始め、やがて自身も演歌の虜となっていったようだ。
大学では情報科学を専攻し、コンピュータエンジニアの道を目指したようであるが、演歌への魅力を捨てきれず、2003年に演歌歌手を目指して来日、2ヵ月後にはHNKの「素人のど自慢大会」に出場して合格しているという。
その後、コンピュータエンジニアとして仕事をする一方、各地のカラオケ大会を荒らし回り、アマチュア演歌歌手として精力的に活動を続けていたそうだ。そうしたところを、ビクターがスカウト、2月20日のCD発売日にこぎつけたとのことである。日本語も流暢で日本人の血と心を持つジェロの登場は、演歌界2008年の衝撃とも言われている。

JAS法

2008-02-11 06:55:25 | Weblog
生鮮食品や加工食品など一般消費者向けに販売されるすべての飲食料品はJAS法による表示が義務付けられている。
JAS法の正式な名前は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」であり、加工食品には、「名称」「原材料名」「内容量」「賞味期限」「保存方法」
「製造業者名」等の表示を義務付けている。更に次の品目については、それぞれ原料の原産地表示も義務化されている。
(1)干ししいたけ (2)らっきょう、梅干し (3)水産加工品4品目(塩さば、あじ・さばの開き、うなぎの蒲焼き、乾燥・塩蔵わかめ) (4)農産物漬け物 (5)かつお削り節
また、輸入品は原産地表示が必要であるが、加工品中の50%に満たない場合には表示しなくてもいいらしい。即ち、3種類の輸入原材料を1/3づつ使用した加工品の場合は表示しなくてもいいという抜け道もあるのだ。そうした法の不備に対し、東京都は独自に条例を制定するらしい。少しでも安心して買い物のできる社会になることを望む。

コラボ展

2008-02-10 07:27:40 | Weblog
徳川家康の家臣であった本多作左衛門重次が、戦場から妻に送った手紙「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」は有名である。その彼と関係が深い丸岡城の在る福井県坂井市では、文化振興事業団が『一筆啓上 「日本一短い手紙」』のコンクールを開催していることは知っていた。
また小田原の蒲鉾店「鈴廣」が創立120周年記念事業として1982年に「板絵コンクール」を開催し、今日に至っているそうだ。その後、愛媛県西予市では、市立美術館「ギャラリーしろかわ」が「かまぼこ板の絵」展覧会を催し、多数の作品が寄せられているという。インターネット上で見ても入賞作品の素晴しさには感心する。
この、83万通の応募があった「一筆啓上賞」と、約50万点の応募があった「かまぼこ板の絵」の入選作品の中から、“手紙の内容にマッチする絵を選び”1個の作品として展示する企画が持ち上がったそうだ。
この「コラボ展」は好評の中に既に終っているが、今後5年間、全国各地を巡り開催する予定だという。家の近くで開催されるのが楽しみである。

恥の感覚

2008-02-09 07:25:13 | Weblog
『そう。私が教え諭すようなことをいうのも図々しいですけれどね、人と動物との違いは、恥を知っているかどうか、なんですよ。恥の感覚は才能でしてね。いくら勉強ができても恥の才能がない者は、獣にすぎません。そういう輩には人間の才能の持ちあわせがないんです。人になれない。つまり恥を知らないから、恥ずべきことを平然と行い、居直ることができるんです。日本という国は民主主義なんて戯言を口にしているうちに、恥知らずに牛耳られてしまったんですね。まあ、政治家はすべて恥知らずですし、官僚の恥知らずぶりも露になった。権力は腐敗するという定理が証明されただけですが、あえて言ってしまえば、大人なんてのは、みんな恥知らずだし、最近は子供にまで恥知らずが伝染していますね』
これは「花村萬月」の小説の中で、Windows 95パソコン(1995年に発売)の使用方法を教わっているヤクザの親分が、その先生に対して言っている科白である。
情況は当時と全然変っていない。むしろ酷くなっているのが現状であり、嘆かわしい限りである。改めて自分をも見つめなおした次第である。

エアーパーク

2008-02-08 07:00:55 | Weblog
初めてこの名を聞いたとき、どのような施設か全然判らなかった。
エアーパーク(航空自衛隊浜松広報館)は、国民に航空自衛隊を詳しく知らせるために、平成11年4月にオープンしたそうである。
施設内には、大スクリーンに迫力ある映像を映し出し、パイロット気分を楽しめる「全天周シアター」。装備品等やここでしか見られぬ自衛隊の豊富な資料が展示されている「展示資料館」。見ごたえたっぷりに歴代ブルーインパルスの実物等が展示してあり、コックピットに着座することもできる「展示格納庫」から成り立っていた。
「展示格納庫」内では、大人から子供用までのフライトスーツ等を始め様々な身に付ける品を貸し出してもらえる。嬉しいことに場内での撮影は一切制限されていないので、楽しい記念写真を撮ることもできる。
ここでは、入場料・前述の貸出料・車で来た人のための駐車料金等、全てが無料であるから驚く。“国民のための自衛隊”を実感する? 機会があったら訪れることをお勧めしたい。

ゴミは持ち帰り資源に!

2008-02-07 07:03:17 | Weblog

地球の未来を考え、資源の再利用が叫ばれている。

古紙等が必ずしも有効利用されず問題にもなっているが、やはりこの運動は推進されなければならないであろう。特に資源不足の日本では、その意味からも、“もの”をゴミにしてはいけないと思う。

この文章に相応しいカットを考えていたとき、「kaorinさん」のブログで最適な画像を見つけた。kaorinさんは、私が毎日目を通す数少ないブログの管理者である。

今回はkaorinさんの承諾を得て、その画像の一部を利用させて戴いた。

人気のある彼女のブログ「kaorinの、ごめんあそばせ」では1日に1枚づつの楽しい「絵手紙」を発表している。多くの人に、今回の原画を始めとする多数の作品を鑑賞して欲しい。

マイクロソフト・ヤフー・グーグル

2008-02-06 07:25:07 | Weblog
マイクロソフトがヤフーに対し買収提案をしたそうである。
マイクロソフトは世界最大のコンピュータ・ソフトウェア会社である。パソコン用オペレーティングシステムWindowsや応用ソフトWord・Excelを中心としたソフトで断トツである。
今回の買収提案の目的を、「ネット広告などネット検索関連市場での態勢を整えるため」としている。だが実情はそんな単純なことではないらしい。
「検索」でトップを占めるグーグルは、優れた検索エンジンや“無料のコンテンツ”で利用者を引き寄せ、それを元にオンライン広告で稼ぐビジネスモデルを確立している。
無料のソフトが出回っては有料のソフトが売れなくなってしまう。ソフト主体のマイクロソフトにとっては企業の根幹に関わる問題であるだろう。ヤフーが提案を受け入れない場合、敵対的買収に乗り出す構えのようだ。
一方グーグル側は、ヤフーのトップに直接電話で“あらゆる支援”を申し入れたそうだ。野次馬根性の旺盛な私としては、当分の間この動きから目が離せない。

「三共システム」詐欺事件

2008-02-05 07:44:04 | Weblog
情けないことであるが、またまた詐欺事件の被害が報じられた。
中高年の再就職希望者に対し「役員に迎える」などと偽り、互助会費名目で総額1億円以上を騙し取っ件で、4人の男たちが詐欺容疑で逮捕されたという。
彼等は廃棄物処理機販売会社「三共システム」を設立していたそうだが、新聞報道によれば“元社長”とあるので、そのような会社は既に存在しないのかもしれない。
それにしても、こうまで詐欺事件の被害者が後を絶たないニュースを耳にすると、私は犯人を憎むのは勿論であるが、被害者に対して苛立ちを感じてしまう。  
もしそうした話があったら先ず疑うべきだ。世の中には定年を迎えた自分より若くて使える人間が大勢いる筈だ。先ず「何で自分に白羽の矢が立ったのか?」を疑うべきである。
相手は過去の経歴等を挙げて持ち上げるであろう。だが、それ程の人を役員として迎えるのに、何の名目であれ“先に金を集め”ようとした時点で不審に思わないのだろうか? 
役員にもなろうという人が、いい歳をしてそんな詐欺に引っかかるとは情けない。

車中の化粧

2008-02-04 07:33:10 | Weblog
電車に乗り、座れたと思う間もなく化粧道具を取り出し、いろいろと始める若い女性がいる。
こうした人の行動に関し、従来から様々な意見を聞く。気にしないという意見、はしたないという意見などである。だが私の感じ方は少し違う。特に不快とも感じず、そうした女性がいると興味を持って眺めてしまう。
ときには人に見せない方がいいと思うような表情も交え、少しずつ変っていく様子を見ているのは面白い。カップラーメンを食べている輩より、迷惑度はずっと少ないと思う。
だが私が許せないのは、公共の場でそうした行動をとりながら、こちらの視線に気付くと「嫌らしいわね!」と言わんばかりの目付きをすることである。どうせならば、照れ隠しにニッコリとしてもらいたいものである。
男までが化粧をしたというルイ14世の時代には、人前で化粧をするのが恥ずかしいことでもなく、そうすることが男を誘う1つの手段でもあったそうだ。解るような気もする。
だが、先日電車内で、80歳絡みと思しき“老女”のマスカラ作業を見たときには呆れた。

舘山寺温泉

2008-02-02 07:21:10 | Weblog
今日はこれから仲間たちと浜名湖の舘山寺温泉へ出かける。静岡県だから比較的近い旅行である。
個人的に出かける場合はウィークデーを利用するが、まだ現役も多いグループなので、料金は高くなるが土・日の利用ということになる。
今回は幹事が、最高のホテルで“とらふぐ会席”を手配してくれた。そして2日目の昼食は当然のように“安心して食べられる浜松の鰻”である。
“ふぐ”といえば下関が頭に浮かぶであろうが、意外なことに、その下関の天然とらふぐの多くが遠州灘で獲れたもので、遠州灘は屈指の漁場だそうである。また、「鰻は浜松、浜松は鰻」といわれるほど浜松の鰻は有名で、本当に楽しみだ。
後は天気だけである。昨日までの予報では明日の降水確率60%とあまり期待できないようだ。だがよくいわれるが、天気のよしあしと“行い”のよしあしはあまり関係ないと思うので、運が悪かったと思っている。

「ブルダルー」

2008-02-01 07:26:24 | Weblog
タルト・ブルダルー(Tarte Bourdaloue):洋梨のタルトである。
イエズス会の説教師ルイ・ブルダルー(1651~1704)に因んでつけられたという説もある。だが、洋菓子と説教師の名前とはあまりピンとこない。後の“ブルダルー通り”に店を構えていたパティシエが考案したという説の方が真実らしい。
ところで、教会にはブルダルーの2時間にもに亘る説教を聴こうと、大勢の信心深い女性たちが集まったそうだ。その際彼女たちが膨らんだスカートの中に携えていたのが、漏斗状に口が大きく開き下方に細い首が続いている「尿瓶(シビン)」だったそうだ。この頃から「尿瓶」は「ブルダルー」と呼ばれるようになったという。ずっと説得力がある話である。
この「尿瓶」は、寒い夜でも布団から出ないでも済むように、中世の時代から使われたという。一般にはガラス製だが、陶器や銀製のものもあり、「私が見たものを誰にも言いません」など粋なフレーズとともに、大きな目玉が描かれたものもあったらしい。
尚、ナイトテーブルの本来の目的は、この「尿瓶」を置くための台であったそうだ。