気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

「時事放談」と「小汀利得」

2008-02-16 07:14:11 | Weblog
「放談」とは、辞書によれば『思うことを憚らず語ること。思いつくままに順序もなく語ること。また、その話』とある。従って“時事放談”も一般的な言葉と言えなくもない。
だが「時事放談」は大昔のテレビ番組である。現在も日曜の朝に総理経験者等が登場して再開されてはいるが、この番組のそもそもの発足は、50年以上前の1957年であった。
細川隆元と小汀利得2人の対談形式で始まった。1900年生まれで新聞記者・衆議院議員を経た政治評論家の細川隆元と1889年生まれで後の日本経済新聞社の社長を務めた時事評論家の小汀利得。彼らの歯に衣着せぬ毒舌は大変魅力があり評判になった。その面白さは現在の番組の比ではない。
それ程人気のあった中の1人「小汀利得」に関しての記事を、最近多数のブログで見かけた。オバマ人気からの発想だろう。だがその多くが『小“浜”利得』と“汀”の字を間違えている。ものを書く場合、特に人名には気を付けねばいけないと思う。自戒した次第。