気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

コラボ展

2008-02-10 07:27:40 | Weblog
徳川家康の家臣であった本多作左衛門重次が、戦場から妻に送った手紙「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」は有名である。その彼と関係が深い丸岡城の在る福井県坂井市では、文化振興事業団が『一筆啓上 「日本一短い手紙」』のコンクールを開催していることは知っていた。
また小田原の蒲鉾店「鈴廣」が創立120周年記念事業として1982年に「板絵コンクール」を開催し、今日に至っているそうだ。その後、愛媛県西予市では、市立美術館「ギャラリーしろかわ」が「かまぼこ板の絵」展覧会を催し、多数の作品が寄せられているという。インターネット上で見ても入賞作品の素晴しさには感心する。
この、83万通の応募があった「一筆啓上賞」と、約50万点の応募があった「かまぼこ板の絵」の入選作品の中から、“手紙の内容にマッチする絵を選び”1個の作品として展示する企画が持ち上がったそうだ。
この「コラボ展」は好評の中に既に終っているが、今後5年間、全国各地を巡り開催する予定だという。家の近くで開催されるのが楽しみである。