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平戸レポート

2011-08-03 10:48:53 | 平戸
毎年気象異変や自然の変化が圧縮されているような気がして心配になります。それは蝉の声や虫の声の変化、何時も必ず蛇やトカゲが急に立てる物音に驚かされていたのがめっきり少なくなったこと・・・・・モグラの土盛りも減ってきた・・・・これはイノシシのせいだという声もありますが、そのイノシシだって近年農作物に被害を与えている鹿や猿と同じく、食べ物が無いところを捨ててあるところに現れるのでしょうから・・・・

平戸の我が家では7月にも蝉の声に混じって鶯の声を聞きました。虫の声もヒグラシの甲高い声も聞きました。何もかも一緒です。6月には道路沿いに山萩が咲いていました。赤いカンナと夾竹桃、それに萩は似合いません。それにそれにあの夏の美しい芙蓉の花、我が家の濃いピンクのコノハナノサクヤ姫の姿が無かったのです!!!むくげは咲いていましたが、これはどう考えても変です!!!

そんな平戸の風景の変化でしたが帰省時の主人の定例行事・野外バーベキュー大会!!(毎年夏冬2回開いています)は例年通り。冬はご紹介したこともある忘年野外バーベキュー大会、寒さもなんのその、雪また楽しというつわものどものパーティーですが、夏は蚊遣を焚きながら暑さの中ドラム缶暖炉という異例の火遊び(?)も花火のように火の粉が舞いあがりきれいです。冬のように星が落ちてくるような感じはありませんが、それでも天の河を見上げれば織姫彦星とかささぎの橋がきれいです。

とにかく半年ぶりに集まってくださった皆様と談笑するという何にも代えがたい楽しみを満喫していたところに、今年はカブトムシが闖入しました。初老を過ぎた若者(?)から米寿の恩師まで、心は少年に豹変して飛んでいるカブトムシを捕まえました!!!何と大きな角を持つオスも6匹いました。カブトムシ談義が始まります。

冬には牡蠣焼名人のTさん、カブトムシ博士でした!!!冑の毛の色で『これは3日前に孵化したものです!』『これは昨日・・・・!』・・・・・何とカブトムシ界では論文数も多分日本一では・・・といつも控えめなTさんが言いました。知る人ぞ知るすごい人というのは、こうして市井にひっそりと控えめに暮らしているんでしょうね!!!私たちの驚嘆と賛辞の前にはにかんで、それでも質問に応えてもらいました。

Tさんは水産学部卒の博士なんです。いくら少し白っぽいだろうと言われても2日前と3日前に孵化した違いが分からないだめな生徒たちでしたが、それでも楽しい講義を聞きました。昔息子達が小学生だった頃、朝4時前に起きて大きなクヌギの木を足で蹴りに出かけました。何をするかって???もちろん寝惚けているカブトムシやクワガタ虫を捕まえるためです!!!夜明け前にクヌギの木を蹴るとボタボタと落ちてくるのです!!!そんな懐かしい昔を思い出しました。

夜も更けて明日になる頃また年末の再開を約束しながらお開きになりました。またお目にかかります!!




それでは今日もまた:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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