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平戸の海の幸

2010-06-30 16:56:30 | 平戸
平戸を朝8時に出発して午後3時前に吉祥寺の自宅に落ち付きました。モノレールから眺める東京の空は晴れていました。平戸はずっと雨でアジサイが満開、木々は毎日の雨に頭を打たれて項垂れていましたが、泰山木と合歓の花が咲いていました。

今回の滞在期間中はずっと雨のしけ続き、漁は無いだろうなとは思いながらも時間的余裕がありません、帰京一日前の昨日お魚を物色に出かけました。この数か月お茶づけにするような鯛もなく、先月はやっと水イカを見つけただけでした。東京の夫もですが、宮城県に住む息子に冷凍の荷物を送るついでに平戸の幸をと思ったものですから。

そしたら素晴らしく新しい“背切り”用の豆アジを見つけました。塩焼き用にはこれくらいという夫好みの大きさです。それも何という事でしょう、4匹で280円か290円!!!16匹も買いました。それから水イカではなくきれいなやりイカを8杯、これは中型2杯で550円!!!月に1回触れる平戸の海の幸はとにかく安く新しい、素晴らしくきれいです。

自宅に戻って冷凍時間確保のため急遽お魚を作りました。まずアジ出刃を簡単に研いで、エラを取りワタを出しました。そのエラの何ときれいな事でしょう、鮮やかな色にぬめりが全くありません。かちっとしてとげが刺さりそう・・・・・。臭みも全くありません。ワタもそれぞれがはっきりとしていてつぶれません。洗って薄い塩水にくぐらせて水を切りました。化粧塩だけで塩焼きができるはずです。もう一つ梅雨時が旬のいっさきがありました。一尾付けにちょうど良い大きさだったので主人用に同じように下拵えをしました。東京でも“長崎県産イサキ”が売ってありますが、いっさきって高級品なのかあ・・・・って思ったものです。

やりイカは大体煮付か塩焼き、または皮ごとのさっと茹で(?)ですから、下拵えは簡単です。頭と足を抜いてきれいに洗うだけ。頭と足は墨袋をそっと取ってワタを取り、目と口を始末するだけ。水気をふき取ってバラしやすいようにアジもイカも金属のバットに並べて急冷凍しました。夜の十時過ぎ、冷凍荷物の荷造りをして、そのまま冷凍庫に保管、翌日宅急便をたのみました。明日か明後日東京につく事でしょう。そしたら息子に故郷の味がする荷物を作ろうと思います。

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