一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

5月7日のLPSA金曜サロン・愛ちゃん

2010-05-08 03:33:06 | LPSA金曜サロン
7日のLPSA金曜サロンは、昼が大庭美樹女流初段、夕方からが中倉宏美女流二段の担当だった。今回は「妹コンビ」である。
G.W中では九州ひとり旅を満喫したが、その間は仕事が停止しているわけで、当然ながらそのしわ寄せがきた。7日は定時まで仕事をして、駒込へ向かった。
インターホンを押すと、聞いたことのない若い女性の声。いや、聞いたことはある。愛ちゃんだ。渡部愛ツアー女子プロがいらしていた。そういえば東京に行く旨の話をブログで見たが、まだ残っていたということか。嬉しい。
入場して、植山悦行手合い係としばしの世間話。そのすぐあとにWパパが入室して、席料を払った。…しまった!! 私は今月のぶんを払っていなかった。またタダで将棋を指すところだった。とりあえず今回のぶんだけ支払う(午後6時半以降の入室なので2,000円)。
このWパパと私を入れて、この時点での会員は10人。G.W明け・雨模様などの悪条件は重なっているが、「夜のナカクラヒロミ」の担当なのに、この数はいかにも少ない。
中倉女流二段は4面指しだったが、ほかに2面空いていたので、Wパパ氏と私が入る。
この中倉女流二段との指導対局の終盤が、たまたま横で見ていたWパパ氏が「ヒトの将棋を見て感動するとは…」という手が出たのだが、それは後日記すことにする。
その将棋が終わると、将棋の勉強をしていた渡部ツアー女子プロに、将棋を教えていただくことになった。
植山手合い係が
「真剣に指してくださいよ」
と妙なことを言うが、もとよりそのつもりである。
渡部ツアー女子プロは、目にするたびに大人っぽくなっている。ことにこの日は私服だったから、なおさらだ。しかし公開対局のときは、制服でお願いしたいと思う。
駒を並べる前に、まず一礼。しかし渡部ツアー女子プロが動かない。
? と、彼女がニコッと笑いながら、両手の中から「玉将」を見せた。
私が玉将を持ちます、というわけだ。か、かわいい…!! このピュアピュアなかわいらしさは、LPSAの女流棋士にはいない。
次は先手後手をどちらが持つかとなったが、私が強引に先手を持つ。最近は後手にもいろいろ手段があるから一概に先手が有利ともいえないが、やはりプロ相手に後手は持てない。もちろん振り駒もできない。
将棋は相居飛車の手将棋になった。女性でこうした将棋を指すのは珍しい。私も連休中は将棋誌紙にまったく触れておらず、将棋に飢えていた。ドキドキするいとまもなく、指し手を進めた。
渡部ツアー女子プロに将棋を教えていただいていて感心するのは、歩使いのうまさである。とくに敵陣にピシッと打つ「単打の歩」に好着が多く、いつも応手に悩まされる。この歩使いは中井広恵女流六段や石橋幸緒天河にもないものである。天性の素質を感じる。
終局後は、私には珍しく、序盤を中心に長めの感想戦となった。私はあまり感想戦を好まないが、女子高生(女子大生も含む)との将棋は別で、熱心に検討しても構わない。充実した時間であった。
恒例のファミレス食事会は8人。喫煙組と禁煙組に分かれる。私はもちろん禁煙組だ。
「その発言は(娘を持つ)保護者としてマズイです」という棋友氏の言葉も出たように、私ひとりが怪気炎を上げていた。別の棋友からは、「あんたいい具合に日焼けして…」と半ば呆れられたが、大きなお世話である。
2人、1人と櫛の歯が抜けるように中途退場していき、最終的に残ったのは4人。このメンバーで深夜12時まで粘った。名残惜しいが、店を出る時間である。
JR駒込駅では3人になった。池袋方面行きは2人で、W氏とWパパ氏。日暮里(にっぽり)方面行きは私1人。私も長いこと食事会に参加したが、食事会のあとに1人になるのは、初めてだった。
ここで山手線を待っていると、不思議とW氏のいるホームの電車が先に入線する。しかも彼がいないときは、こちらの電車が先に着いたりする。
今回は、改札口を抜けると、すでに池袋行きの電車がドアを開けていて、彼らが乗車すると、それを待っていたかのように発車した。
では日暮里行きはどうか。これが何分待っても来ない。その間、また反対側のホームに、池袋行きが来た。おもしろくない。ひじょうにおもしろくない。サロンで直接いただいた「Minervaファンクラブ会報」が入っている封筒を開けて、読む。
結局7、8分くらい待って、ようやく日暮里方面行きの電車が来た。
コメント (7)
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