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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

真田女流三段は、チョークアーティストの河野真弓に似ている

2025-08-17 22:41:02 | 似ている
4日前の8月13日は、真田彩子女流三段のお誕生日だった。おめでとうございます。
実は真田女流三段のお誕生日をきょう8月17日と勘違いしており、書くのが遅れた。
実は昨年も、「真田女流三段の似ている…」を8月17日に書いている。昨年も勘違いしていたかもしれない。
その真田女流三段は、チョークアーティストの河野真弓に似ていると思う。
河野真弓は1982年10月2日、東京都生まれの42歳。2008年の結婚の際チョークアートに出会い、以後勉強を重ね、翌年プロとして活動を始める。以後、ウェルカムボードを中心に、1500点以上を制作した。
2021年にはTBS「プレバト」にチョークアーティストとして登場。高校生の黒板アートを採点した。
河野真弓の作品は写実的で、チョークで描いたとは思えない温かみのある絵が魅力だ。
河野真弓は髪が長いから分かりづらいが、真田女流三段とは顔のパーツが似ていると思う。
真田女流三段が謎の現役引退をしてから4年余り。ご亭主は真田圭一八段で、収入の心配がない?ことから、決断したものだろうか。いずれにじても、理想的な人生といえよう。
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「十四世名人 木村義雄展」を見に行く(後編)

2025-08-16 23:40:25 | 将棋イベント
私は、木村義雄十四世名人のお孫さんに勧められて来た、という意味のことを言った。この効果はてきめんで、どうもこの客は丁重に扱わねばならない、とのセンサーが働いたのか、男性氏がそのままガイドを買って出てくれた。ありがたいことである。
記念館の中は二間続きになっていて、中ほどの敷居が取り払われている感じだった。そんなに広くはないが、先ほどの入口が木戸だったことを合わせると、この建物自体も誰かの邸宅だったのかもしれない。
その奥の窓際に、六寸盤が置かれている。そして窓には森林の写真がはめこまれていた。この盤はもちろん、木村十四世名人所有のもので、研究用に使っていたという。そして窓からはこの写真の景色が広がっていた、というわけだ。つまりこの一角だけ、木村十四世名人の部屋が復元されていたのだ。
そして使用されていた駒が別所に展示されていた。これは関根金次郎十三世名人の書によるもので、戦前は30組ほどあったという。だが空襲でほとんどが焼けてしまい、これは現存する貴重なものだという。
木村十四世名人といえば鰻好きで有名だが、私は、鰻丼にお茶をかけてしばらく蒸らし、鰻をはずして鰻の香りだけでお茶づけを愉しむ、という芹沢博文九段発の逸話が好きなのだが、そのことを男性氏に話した。
すると男性氏は感心したふうだったが、どうも私は男性氏以上の情報を語ってしまうのがいけない。今後は慎もうと思った。
ところで木村十四世名人の命日は1986年11月17日である。盤寿の将棋の日に亡くなったわけだ。
ところが男性氏が言うには、この前来た客が、木村十四世名人の命日を記念して、この日を「将棋の日」にした、と勘違いしていたらしい。
なるほどそういう考えになってしまうのかと、今度は私が感心?した。
男性氏は穏やかな口調で、木村十四世名人の功績を話すのが楽しい、というふうだ。
今回の企画展は6月7日が初日だが、その日に朝日新聞社、一週間後に毎日新聞社が取材に来たという。どちらも名人戦を主催しており、さすがのフットワークである。
ちなみに日本将棋連盟からは、森下卓九段が来たそうだ。森下九段の師匠は花村元司九段、その師匠が木村十四世名人だから、これはまあ、分かる。ほかには佐藤康光九段も来たそうだ。
「この詰将棋、解けますか?」と男性氏が言う。見ると木村十四世名人の生原稿があり、詰将棋が書かれていた。これが「十分で十級」という凄まじい棋力認定で、昔は段級位が厳しかった。私も解いてみたいが、いかんせん老眼がひどく、字がよく見えない。
原稿には一部クリップがはめられ、それが錆び付いている。それが逆に生々しいが、男性氏は、「それが問題なんです」という。展示する分にはいいが、保存という観点だと、紙に触れているより、外したほうがいい。だが前述の通り、展示するには紙にはまっていたほうがよい。
現在は結論が出ないまま現状保持としているが、今後は検討の余地がある、とのことだった。
ちなみに令和の現在はどうなのだろう。たぶん原稿のやりとりはデータで、紙の原稿は乏しいはずだ。よって、これから著名な棋士の記念館を作るにしても、生原稿の展示は難しくなるだろう。これは小説やマンガの世界も同じである。
木村十四世名人の著書が展示されている。「将棋大観」「将棋一代」「勝負の世界」「木村詰将棋」などで、いずれも発売当時のものである。これらの中に、Tod氏が提供したものもあるのだろうか。
映画監督の小津安二郎は1952年元日の日記に、「勝負の世界」を読んで感銘を受けた、という旨を記したらしい。そんな名著なら私も読んでみたいが、再販はされなかったのだろうか。
なお木村十四世名人が茅ヶ崎に居を移したのは、その1952年。当時は大変なニュースだったようで、茅ヶ崎駅前でタクシーの運転手に「木村邸まで」といえば連れて行ってくれたという。
ちなみに木村十四世名人はタクシー会社に「乗客からタクシー代を取るな」ときつく言っていたという。若手の将棋記者におカネを遣わせたくない、という配慮である。むろんタクシー代は木村十四世名人が肩代わりしていたはずで、こうした逸話は、もっと知られていい。
木村十四世名人、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人が勢ぞろいした写真パネルが掲げられている。これは弦巻勝氏の手で、1977年秋に撮影されたもの。将棋ファンなら一度は目にしたことがある一葉である。
この写真は左から中原、大山、木村の順に映っている。私は日ごろ疑問に思っていたのだが、三名人が写真に収まるなら、木村十四世名人を中央に据えそうなものだ。だが、右なのだ。
だが男性氏によると、木村十四世名人が中央のバージョンもあるという。なのにこの写真が採用されたのは、その下に展示されている三名人の揮毫にある。
すなわち左から、中原「一誠」、大山「積手」、木村「洗心」と記されており、この順番通りの写真が採用されたというわけだ。
ところでこの色紙には不思議な点がある。木村十四世名人の書の右に、ひとり分の空白があるのだ。
これは、最初に揮毫を求められた木村十四世名人が、いちばん右に書くのは私ではない、と、ひとり分空けて書いた。だが大山十五世名人は、木村先生を差し置いて、私がいちばん右に書くわけにはいかないと、木村十四世名人の左に揮毫した。すると中原十六世名人もそれに倣い、大山十五世名人の左に揮毫した。よって、いちばん右に不自然な空白ができたのではないか、が男性氏の「読み」であった。
開館時間は午後6時まで。当初は30分で帰るつもりが、男性氏の話も面白く、つい閉館時間まで粘ってしまった。
最後はお互い名字を告げお別れしたが、私は男性氏の氏名を失念してしまった。ここが私のイケナイところである。
帰り道は前の道路を北に向かい、大通りに出た。そこに路線バスが来たので、反射的に乗ってしまった。むかしだったら駅まで徒歩で行くところ。ま、私も歳を取ったということだ。
束の間の将棋の旅だった。
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岩佐美帆子女流1級は、子役の毎田暖乃に似ている

2025-08-15 22:16:31 | 似ている
きょう8月15日は、岩佐美帆子女流1級の、20歳のお誕生日。おめでとうございます!!
その岩佐女流1級は、子役の毎田暖乃(まいだ・のの)に似ていると思う。毎田暖乃は2011年9月25日、大阪府生まれの13歳。
広瀬すずにあこがれ、2019年、芸能事務所に所属。いくつかテレビ出演をしたあと、2022年1月より放送のTBSドラマ「妻、小学生になる」では、ある家の亡くなった女性の魂が乗り移ってしまった小学生の役を巧みに演じ、話題になった。
毎田暖乃は子役らしからぬ大人びた演技が圧巻で、今後の活躍が大いに期待できる。
岩佐女流1級と毎田暖乃は、顔全体が似ていると思う。

岩佐女流1級は2022年2月デビューだから、女流棋士生活3年半となる。ここまで特筆すべき活躍はないが、うかうかしていると、すぐに歳を取ってしまう。もっともっと勉強して、活躍してもらいたい。
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「十四世名人 木村義雄展」を見に行く(前編)

2025-08-14 22:58:15 | 将棋イベント
4日の記事のコメント欄に、Tod氏がコメントをくれた。内容は、現在茅ヶ崎で「木村義雄展」をやっている、というものだった。
木村義雄十四世名人は近代将棋の祖というべき伝説的棋士で、木村十四世名人の存在があったから現在の将棋界がある、というくらいのものだ。Tod氏は木村十四世名人のお孫さんであり、将棋にも造詣が深い。そのTod氏に勧められては、現地に行くしかないと思った。
イベントの開催は金、土、日で、9月28日(日)まで。ちょうど8日(金)がもらい事故で休みになったので、この日に行くことにした。
当日は朝寝坊し、昼に「ぽかぽか」を見たが、私がファンである陣内貴美子が出ていたので、つい家を出るのが遅くなってしまった。
しかも外はゲリラ豪雨で、こんな中を茅ヶ崎に行くこともないと思ったが、この日を逃すと後が面倒くさい。私はしぶしぶ?家を出たのであった。
最寄り駅から山手線に乗り、上野で上野東京ラインに乗り換え。ところが、同じホームの向かい側と勝手に判断していたら違うホームの発車で、タッチの差で乗り遅れた。次の電車は10分後である。さすがに郊外に行く電車は本数が減り、ちょっとの損が大きなロスタイムになる。私はふだんの人生でも、こうやっていろいろ損をしている。
次の電車が来たが、川崎で優先席が空いたので、座ってしまう。最近はアタマが禿げてきたのをいいことに、優先席が空いていたら座るようになってしまった。
もっともそれには後期高齢者ら先輩方にも問題があって、たとえば始発電車にヨーイドンでシートに座る場合、老若男女がふつうのシートに座る。どう考えたって優先席がお似合いのご老体も、そっちに座るのである。
ところが混んでいるところにご老体が乗ってきて優先席が塞がっていると、「最近の若者は図々しい!」と苦言を呈するのである。そう、こういうときだけ高齢者を主張するのである。まるで、歩道と車道を使い分ける自転車乗りのようだ。私は、それならご老体もふだんから優先席に座ってくれよ、と思うのである。
タイム1時間で茅ヶ崎に着いた。サザンビーチの玄関口でもある同駅は、不健康な私には縁がないところで、過去に1回降りたことがあるかないかくらいだ。
会場・「茅ヶ崎ゆかりの人物館」へは南口を行くが、私は改札を出て北に向かう。ここから徒歩数分のところに茅ヶ崎郵便局があるからで、旅行ではないが旅行貯金をするのである。
外はギラギラの天気で、東京のゲリラ豪雨がウソみたいだ。こうなると、持っているビニール傘が邪魔だ。というより、滑稽でもある。
郵便局へはちょっと迷ったが、適当な道で左を見ると、大きな「〒」のマークがあった。
郵便局にたどり着き、窓口で808円を貯金する。だがゴム印は「茅ヶ崎郵便局」ではなく、「ゆうちょ茅ヶ崎店」だった。これじゃ風情が何もない。
これであとは会場へ行くのみと思ったら、窓口の女性に郵便局のアプリを入れるよう勧められ、その作業を局員さんと行っていたら、かなり時間を費やしてしまった。時刻はもう午後3時半を過ぎており、けっこう押している。
駅の南口に回り、だいたいの位置を確認する。まあ10分もあれば着くだろう。が、駅前に観光案内所があったので、聞いてみる。
するとオバチャンがパンフレットと市内地図をくれたが、会場までは徒歩30分というので、ひっくり返った。
ネット上のパンフレットにも地図が載っていたが、これは縮尺がいい加減なので、心情的に短く読んでしまう。せいぜい徒歩10分くらいで着くと思っていた。
私はまず、海岸方面へ下っていく。途中はおしゃれな店がいくつもあり、これが観光だったら寄り道しているところ。しかしいまはそんな余裕はない。
15分くらい歩いて国道134号に出た。ここで大概のひとは海岸まで行く。しかし私は左折して、国道134号を歩く。まったくバカみたいだが、左手の樹木がいい香りで、どこかの旅先を歩いているかのようだった。ただし暑いことは暑く、なんで休みの日までしこたま日光を浴びなければならないんだと思った。
1本目の道路をやりすごし、2本目の道路を左折するのが読み筋だが、どうも住宅街に入っていて、こんなところに施設はないと思う。が、引き返して国道134号の先を見ると、どうもその雰囲気ではない。
私は先ほどの道路に再び戻り、北上した。すると、道路の反対側に、「←茅ヶ崎ゆかりの人物館」の案内ポールがあり、私はほっと一息ついた。
奥へ入っていくと樹木が生い茂った公園のようなところに、「開高健記念館」の案内があり、その右手に「茅ヶ崎ゆかりの人物館」があった。時に午後4時50分だった。
右手を行き中に入ると、男女の係員がおり、私は入場料の200円を払う。すると、女性がパンフレットをくれた。自宅であろうか、木村十四世名人のくつろいだ姿が印刷されており、「十四世名人 木村義雄展―盤を超えた茅ヶ崎のくらし―とあった。
(16日につづく)
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第32回 私が勝手に選ぶ、女流棋士ファンランキングトップ10

2025-08-13 23:11:56 | 女流棋士ファンランキング
半年に1回の企画、「私が勝手に選ぶ、女流棋士ファンランキングトップ10」を発表する。

<第31回>
第1位 西山朋佳女流三冠
第2位 上川香織女流二段
第3位 中七海女流三段
第4位 磯谷祐維女流初段
第5位 鈴木環那女流三段
第6位 島井咲緒里女流二段
第7位 堀彩乃女流初段
第8位 大島綾華女流二段
第9位 室谷由紀女流三段
第10位 内山あや女流初段

<第32回>
第1位 →西山朋佳女流二冠
第2位 ↑中七海女流三段
第3位 ↓上川香織女流二段
第4位 →磯谷祐維女流初段
第5位 ↑中倉宏美女流二段
第6位 →島井咲緒里女流二段
第7位 ↓鈴木環那女流三段
第8位 ↑室谷由紀女流三段
第9位 ↓堀彩乃女流初段
第10位 ↑武富礼衣女流二段

第1位の西山女流二冠はいいとして、第2位と第3位を入れ替えた。女流棋界もそろそろ新スターが欲しいところ。中女流三段はその最右翼である。
第3位の上川女流二段は、今年あまり指導対局を受けていないので、やや好意が薄れた。
磯谷女流初段は、黒髪が意外にパッとしなかったので、第4位で変わらずとした。
第5位は宏美女流二段を思いっきり上げた。先月宏美女流二段に指導対局を受けたが劇的に負かされ、かえってファンになってしまった。というか、ファン度がぶり返した。中倉宏美46歳、いいオンナである。
島井女流二段は第6位で変わらず。鈴木女流三段は2ランクのダウンになった。
第8位は室谷女流三段が1ランク上がった。NHK杯での聞き手が板に付いてきて、安心して視聴できる。
堀女流初段は2ランク落ちて第9位。堀女流初段は爆発力が欲しい。
第10位は武富女流二段を唐突に上げた。やっぱり綺麗なひとだと思う。そんな武富女流二段ももう26歳。いつ結婚してもおかしくない。
第33回の発表は来年2月、冬の北海道からになると思う。だけどそのときまでこのブログは続いているのか、自分でも分からない。もう未来のことは考えたくない。
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