一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2019年・一公版将棋界10大ニュース

2019-12-31 00:09:25 | ランキング
2019年・一公版将棋界10大ニュースをお知らせする。


第1位 木村一基九段、王位を奪取
46歳のオジサンが、29歳の名人に勝って初タイトル。通常では起こらないことが起こってしまった。

第2位 飯野愛女流初段結婚
女流棋士の結婚は毎回ショックだが、今回はとくにショックだった。いまは飯野女流初段の幸せを祈るよりない。

第3位 豊島将之九段、史上4人目の「竜王・名人同時戴冠」
今年は棋聖と王位を失ったが、名人と竜王を獲得して、十分おつりがくるだろう。来年の収入は1億円越え確実で、羨ましい。

第4位 藤井聡太七段、タイトル戦登場ならず
タイトル挑戦は簡単なことではない。それをあと一歩のところまで肉薄した藤井七段は立派だ。その挑戦を止めつつ挑戦権を得た広瀬章人八段も、また見事だった。

第5位 西山朋佳奨励会三段、女流三冠に
西山女流三冠がこんなに里見香奈女流四冠に肉薄するとは思わなかった。やはり奨励会三段は強い。

第6位 渡辺明棋王、王将と棋聖を奪取し三冠に
群雄割拠の中、タイトルを3つにしたのは素晴らしい。

第7位 折田翔吾アマ、棋士編入試験を受験
奨励会三段を退会したアマが、またプロを目指す。夢があっていいと思う。

第8位 桐山清澄九段、連敗地獄止まらず
桐山九段は2018年~2019年に26連敗し、そのあと1勝したが、また16連敗し、現在継続中である。通算993勝の大棋士に、もう出口はやってこないのだろうか。

第9位 羽生善治九段、1年間でタイトル戦登場なし
タイトル戦の常連だった羽生九段は、ついに今年1年間、タイトル戦の舞台に立てなかった。こうして徐々に表舞台から姿を消していくのか、それとも復活があるのか。2020年も注目である。

第10位 「煙が目にしみる」が再放送される
名作がようやく再放送。昭和の将棋界の雰囲気を堪能したい。


今年もあと1日で終わり。私は大学付属の高校に行きながら予備校に行ったバカで、あのころが人生の底辺と思っていたが、今年はそれより下だった。来年は少しでも浮上したいものである。
皆様、よいお年をお迎えください。
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今月見た夢(2019-12-01、08、10、24、26、27)

2019-12-30 00:50:15 | 
今月見た夢を記しておこう。

まず、1日に見た夢。夢の内容はほとんど忘れてしまったのだが、全国47都道府県から7人ずつ出場する大会があって、それは海岸で行われるものだった。
私はその出場者一覧を持っていた。和歌山県の選手の中に、私が20代のころに知り合った神奈川県在住の夏子さんがいる、という情報があった。
だが名簿の中に、彼女の名前はなかったようである。
そんなところで目が覚めた。

8日は、前日から体調が悪く、伊藤看寿の「煙詰」を解いている夢を見た。

続いて10日に見た夢。私はここ数日体調が悪く10日も熟睡できなかった。
夢の中では、何かを3つクリアしなければならないイメージがあり、それは1つでもよかった。
舞台はどこかのデパートだったが、1階と2階はどこかの高校と共同だった。
私は7月に離職した会社に復職しており、会社はこのデパート内にあった。私は社長に「この(雑誌の)広告は取れます」と言って会社を出た。その社長は私が20代の時に再就職した会社の社長で、私が勝手に復職したことについて何も言わなかった。
私は階段で1階に降りるとそこは体育館というか倉庫になっていて、高校の生徒がマットとかを出しているところだった。

10日は熱もあったので、午後は外出せず、寝た。それでまた夢を見た。
私は北海道のあるユースホステルに泊まった。そこは初めての宿泊である。宿のペアレントさんは北陽の虻川美穂子だった。
私が最寄りのバス停まで歩いて行くと言うと、虻川は、雪が積もって無理だ、と言った。
「でも私は平成元年から毎年来ていて、もう31回になるんで、雪には慣れてるから大丈夫です」
「ああ、そういえばあなたの噂は聞いたことがあるなあ」
という会話をしたところで、目が覚めた。

続いて24日に見た夢。
私たち将棋仲間は、あるところで何かを待っていた。位置的には地元の中学校の前だったが、場所的には銀座の気もした。
私たちは疲れて、歩道の隅に腰をおろしていた。某氏がいて、ある大物に依頼してくる、と言って行ってしまった。私も疲れて、その場に横になった。地面に直接顔をつけたが、それでも構わなかった。
少し経って某氏が戻り、市川海老蔵に話をつけてきたと言った。すると、市川海老蔵が小さな子供を2人連れて来た。何かのインタビューを受けるのを快諾したらしい。
市川海老蔵は、レストランが入っていると思しき、傍らの建物に入っていった。
またしばらく経って、別の場所から市川海老蔵が出て来た。
場面変わって、私はある場所にいた。そこは握力の競技会で、現在3列で順番待ちをしていた。私の右にはShin氏がいたが、改めて整列を行うと、Shin氏が前の列に入ってしまった。
私の時は、上川隆也と濱田岳が一緒だった。まず左右の手で個別に測り、握力が高いほうの手で本番を行う、というシステムである。
私の時は数字が出なかったが、右手が何となく54kgっぽかった。
それで右手で勝負することにし、本番でも54㎏が出た。でも上川隆也はもっと上の数字で、濱田岳に至っては80kgも出ていた。よく見ると、濱田岳は筋肉隆々だった。これでは勝てない。
しばらくして目が覚めた。

続いて26日は、夢に仮面ライダーが登場した。

続いて27日に見た夢。
私あてに、何とかいう人から電話があった、とオヤジが言った。私は心当たりがなかったが、私の就職支援をするマイナビの人みたいで、名刺交換はしていたようだ。だが特定はできなかった。
外出してデパートみたいなところに行くと、会議室みたいなところに多くのサラリーマンが来て、その中のひとりが私に連絡を寄越した人だった。
大テーブルの席に着くと、その会社員は愛想が悪かったが、まあ私の就職を心配してくれてはいるみたいだった。
ただ、私が就職できない原因は、部屋が汚いからだと彼は言った。あまりしつこく言うので、私は「私の部屋はそんなに汚くない。そもそもアンタは私の部屋に来たことがあるのか」と怒った。
私は持参した名刺入れを見ると彼のがあったが、その名刺には女性アイドルが全面に印刷されていた。
場面変わって、そこは韓国だった。ある人がある場所で、焼肉を食べた。その肉は日本と同じくらい美味かったようだ。
私は夢の中で、2日連続で同じ夢を見たような気がして、これでいいのかと思った。


今年の夢はこれで終わり。来年はいい夢を見たいものだ。というか、現実の世界を充実させなければならない。
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「クイズ・正解は1年後2019<男性棋士編>」の答え合わせ

2019-12-29 00:13:14 | 将棋雑記
「クイズ・正解は1年後2019」の答え合わせ。今日は1月5日に表した<男性棋士編>。

1.羽生善治九段がタイトル100期を達成する。
×…達成どころか、タイトル戦に登場できなかった。

2.藤井聡太七段がタイトル戦に登場する。
×…王将戦リーグで広瀬章人竜王(当時)に負け、登場はならなかった。

3.複数冠を持つ棋士がもう一人誕生する。
△…渡辺明棋王・王将・棋聖、永瀬拓矢叡王・王座と、2人誕生してしまった。

4.谷川浩司九段が竜王戦で昇級する(現在4組)。
×…昇級者決定戦決勝で高見泰地七段に敗れた。

5.「将棋世界」の表紙は藤井聡太七段が最多。
×…豊島将之竜王・名人の3回が最多。2019年2月号「藤井七段」、3月号「広瀬竜王」、4月号「藤井七段」、5月号「渡辺二冠」、6月号「佐藤天彦名人・豊島二冠」、7月号「豊島名人」、8月号「羽生九段」、9月号「渡辺三冠」、10月号「豊島名人」、11月号「里見香奈女流六冠」、12月号「木村一基王位」、2020年1月号「永瀬二冠」、2月号「藤井七段」。藤井七段も3回登場したが、2020年2月号はカウントしなかった。なお、羽生九段の登場は1回と、さびしかった。

6.朝日杯将棋オープン戦のプロ・アマ戦は、アマの3勝。
×…1回戦はアマ5勝。ちなみに2回戦はアマ2勝、3回戦は0勝だった。

7.第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの初出場棋士は5人。
×…4人だった。阪口悟六段、都成竜馬五段、長谷部浩平四段、西田拓也四段。

8.加藤一二三九段がテレビのレギュラー番組を持つ。
×…持ってないと思う。

9.今年の昇段者は12人か13人。
×…新四段を除き、現役棋士がのべ25名もいた(引退棋士は7名)。内訳は、名人獲得1名、タイトル2期獲得1名、タイトル挑戦1名、竜王戦1組昇級1名、竜王戦2期連続昇級4名、順位戦昇級2名、勝ち星昇段14名、フリークラス規定1名。

10.桐山清澄九段が今年こそ公式戦通算1,000勝を達成する(現在992勝)。
×…わずか1勝を上乗せしただけだった。

正解はおまけで1つ。やはり予想は難しい。
1月5日の本文には「答え合わせは年末になるが、私はその時どうなっているのか。想像をするのも恐ろしい」と書いたが、果たしてその通りの事態になってしまった。
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「クイズ・正解は1年後2019<女流棋士編>」の答え合わせ

2019-12-28 00:10:25 | 将棋雑記
本年1月4日に行った「クイズ・正解は1年後2019<女流棋士編>」の答え合わせをしよう。

1.渡部愛女流王位が女流王位を防衛する。
×…里見香奈女流四冠に1勝3敗で敗れた。

2.女流棋士が男性棋戦で勝ち越す。
×…女流棋士の14勝18敗だった。しかしいい勝負であり、女流棋士のレベルの高さを物語っている。

3.第1期清麗戦に、初のタイトル戦登場となる女流棋士が現れる。
×…里見女流五冠VS甲斐智美女流五段だった。

4.今年の女流棋士デビューは5人。
×…2人。加藤桃子女流三段、山口仁子梨女流2級。

5.「将棋世界」にて、乃木坂46・伊藤かりんの連載が始まる。
×

6.女流棋士が新たに2人休場する。
×…新たな休場者はいなかった。

7.渡部女流王位が女流棋戦通算100勝を達成する(現在82勝)。
○…20勝を上乗せして102勝になった。

8.LPSAに入会する女流棋士が出る。
×…出なかった。

9.女流棋士の実戦集が出る。
×…出版されなかったと思う。

10.田中沙紀女流3級が女流2級に昇級する。
×…いまだ停滞している。

正解したのは「7」のみ。やはり1年間の予想は難しい。
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川上七段の順位戦復帰の目を考える・4

2019-12-27 00:09:41 | 目を考える
フリークラス脱出を目指す川上猛七段は25日、第61期王位戦予選で丸山忠久九段と対戦したが、残念ながら敗れた。
では、順位戦復帰がらみの勝敗を記しておこう。

■2018年度
12月28日 第45期棋王戦予選1回戦 ○金沢孝史五段
1月9日 第69期王将戦一次予選1回戦 ○神谷広志八段
2月?日 第69回NHK杯トーナメント戦予選1回戦 ●杉本和陽四段
2月25日 第45期棋王戦予選2回戦 ○森内俊之九段
3月6日 第69期王将戦一次予選2回戦 ○橋本崇載八段
3月25日 第69期王将戦一次予選3回戦 ○真田圭一八段
(5勝1敗)

■2019年度
4月2日 第45棋王戦予選2回戦 ●青嶋未来五段
4月10日 第32期竜王ランキング戦5組昇級者決定戦1回戦 ○瀬川晶司六段
5月27日 第91期棋聖戦一次予選1回戦 ●日浦市郎八段
5月31日 第69期王将戦一次予選決勝 ●近藤誠也六段
6月3日 第32期竜王ランキング戦5組昇級者決定戦2回戦 ○窪田義行七段
6月27日 第5期叡王戦七段戦予選1回戦 ○大石直嗣七段
6月27日 第5期叡王戦七段戦予選2回戦 ●有森浩三七段
7月1日 第32期竜王ランキング戦5組昇級者決定戦3回戦 ○竹内雄悟五段
7月か8月 第28期銀河戦予選 ○室岡克彦七段
7月か8月 第28期銀河戦予選 ●野月浩貴八段
8月8日 第32期竜王ランキング戦5組昇級者決定戦4回戦 ●田村康介七段
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○勝又清和六段
8月29日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○横山泰明七段
9月26日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○伊藤真吾五段
10月4日 第68期王座戦一次予選1回戦 ○室岡克彦七段
10月8日 第61期王位戦予選1回戦 ○山本博志四段
10月24日 第68期王座戦一次予選2回戦 ●遠山雄亮六段
10月28日 第61期王位戦予選2回戦 ○田村康介七段
10月31日 第13回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●佐々木大地五段
11月25日 第61期王位戦予選3回戦 ○及川拓馬六段
12月25日 第61期王位戦予選4回戦 ●丸山忠久九段
(12勝9敗)

元名人・丸山九段の壁は厚かった。
フリークラス脱出の条件は

・いい所取り30局以上で勝率.650以上
・年度18勝12敗

などである。現在川上七段は、いい所取り17勝10敗、今年度12勝9敗なので、

・今後3局を全勝
・今後5局を4勝1敗
・3月末までに6勝3敗

が必要となった。
そして残る対局は、

第33期竜王ランキング戦5組1回戦 金井恒太六段
同・昇級者決定戦
第46期棋王戦予選1回戦 室岡克彦七段
第70期王将戦一次予選
第70回NHK杯将棋トーナメント予選

である。かなり苦しい状況になったが、かといって6勝3敗はまだるっこしい。一気に3連勝で決めてしまいたいところである。
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