タイトル戦に特別協賛名が冠されているケースの、きょうは女流棋戦編である。
女流タイトル戦には「杯」が付くものが多いが、実はそれがそのまま主催者というケースが多い。
それで「特別協賛」として篩にかけていくと、かなり少なくなってしまった。というか、ひとつしか残らなかった。
それが「岡田美術館杯女流名人戦」である。女流名人戦の主催はもちろん、報知新聞社と日本将棋連盟である。そこに1993年(第20期)、株式会社ユニバーサルエンターテインメントが特別協賛した。ユニバーサルエンターテインメントは、1979年12月10日設立。パチンコ機やゲームソフトの製造メーカーである。
女流名人戦は以降、アルゼ杯、ユニバーサル杯など何度か冠名が変わったが、2015年(第42期)からは同社が所有する美術館にちなみ、「岡田美術館杯」となった。ユニバーサル杯もいいが、岡田美術館杯のほうが「将棋」にしっくりきて良いと思う。
女流名人戦には半世紀近い歴史があり、その名称はいまでも最強のイメージがある。リーグ入りすれば自身の将棋を多く新聞に載せてもらえるのも魅力だ。今後の女流名人戦からも目が離せない。
女流タイトル戦には「杯」が付くものが多いが、実はそれがそのまま主催者というケースが多い。
それで「特別協賛」として篩にかけていくと、かなり少なくなってしまった。というか、ひとつしか残らなかった。
それが「岡田美術館杯女流名人戦」である。女流名人戦の主催はもちろん、報知新聞社と日本将棋連盟である。そこに1993年(第20期)、株式会社ユニバーサルエンターテインメントが特別協賛した。ユニバーサルエンターテインメントは、1979年12月10日設立。パチンコ機やゲームソフトの製造メーカーである。
女流名人戦は以降、アルゼ杯、ユニバーサル杯など何度か冠名が変わったが、2015年(第42期)からは同社が所有する美術館にちなみ、「岡田美術館杯」となった。ユニバーサル杯もいいが、岡田美術館杯のほうが「将棋」にしっくりきて良いと思う。
女流名人戦には半世紀近い歴史があり、その名称はいまでも最強のイメージがある。リーグ入りすれば自身の将棋を多く新聞に載せてもらえるのも魅力だ。今後の女流名人戦からも目が離せない。