一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

G.W.九州旅行最終日・答え合わせ

2010-05-09 01:09:37 | 旅行記・G.W.編
6日(木)は、ホテル付属の目覚まし時計のけたたましい音で起こされた。午前6時。長かったG.W.の最終日になったが、あとは東京に帰るだけである。
7時05分発福岡空港の飛行機だから、6時22分博多駅発の福岡市営地下鉄空港線に乗ればよい。
それにしても前の晩は大変だった。「最後の晩餐」を終えてホテルに帰ったあと、私はそのままフロントに寄り、1泊1,000円のノートパソコンを借りた。ブログの更新をするためである。むろん駅周辺のネットカフェを利用しても良かったのだが、マンガなど読む時間はないし、ジュースを何杯お代わりしても、いたずらに糖分を摂取するだけである。料金も大差はないし、それなら「自分の部屋」でくつろぎながらのほうが、いい文を書けると思った。
1,000円を払い、機材一式を借りて、6階の部屋へ入る。ここからのネット接続が難しい。しかしマニュアルどおりに接続してゆく。ポータブルモデムのランプがタテに4つ点灯すればいい、と書いてあるが、3つしか点灯していない。まずここをクリアしないと、電源を入れられない。
しかしこの接続で合っているのに、「4つめ」のランプが点かない。
情けないが、1階のフロントへ行く。LANケーブルの替えをくれた。それでダメなら、部屋の電話でスタッフを呼んでくれと言う。
6階へ戻りケーブルを替えるが、依然ランプは3つ点灯のままだ。
恥を忍んで、フロントに電話をかける。女性が出た。受付のときの、愛想のいいかわいいコだ。私は用件を告げると、急いで室内を片付けた。
しばらくしてドアがノックされ、私はちょっと緊張しながらドアを開ける。…エエッ!? さ、先ほどの女性ではないか!! 失礼します、と入ってくる。そしてそのままドアを閉めてしまった。高級ホテルはどうだか知らないが、ビジネスホテルならそうなのだろう。
彼女が接続状況を見る。LANの挿入口が緩んでいるのか? しかし問題はないようだ。接続方法も問題はないようだ。分からない。
しかし私もひとり旅を始めて20年以上になるが、ホテルの部屋に女性が入ったのはこれが初めてだ。このまま襲っちゃったら、どうなるのだろう。
彼女がためしに、パソコンの電源を入れてみる。あ、4つめのランプが点いた。
なんてことはない、説明書の書き方が悪かったのだ。
ありがとうございました、と丁重に御礼を言い、お引き取り願う。いや、あらゆる意味で、あぶないところだった。
しかし接続時間も含め、このロスタイムは痛かった。こんなことなら、最後の晩餐のあとにすぐネットカフェに入るのだった。
ここからはひたすらブログを書くことに専念する。これが1年前だったら、シャワーを浴びてすぐに寝るか、もしくは有料ビデオカードを買って、1,000円ぶんを楽しんでいただろう。
しかし旅行記をこれだけ詳しく書くのも悪くはない。しかしここは将棋のブログであって、旅がメインではない。たとえば1日を3回に分けて書いていたら、それだけで20日近くかかってしまう。ここは1日分を1回で書かなければならないのだ。
12時寸前でとりあえずアップする。ここから細かい補筆を繰り返し、すべてを書き終わったのが、6日の午前1時すぎだった。
ここでもう何もかも忘れてベッドに入ろうかと思ったが、やはりシャワーを浴びたい。とりあえず汗を流して出てくるが、ほかの将棋サイトが気になった。
パソコンは1日レンタル1,000円だから、使わなければ損だ。ここは有料ビデオと同じ理屈である。ほうぼうの将棋サイトをネットサーフィンする。
そうしたら、時刻がいつの間にか午前3時を回っていた。
布団にもぐると、心臓がバクバクする。結局眠りに入ったのは、3時半ごろだったろうか。
ともあれ前夜には、そんなことがあったのである。
G.W明けの飛行機第1便は、意外にヒトが多い。私の乗ったスカイマークエアラインズ(SKY
)も、満席だった。
機内ではふつうに睡眠時間を稼げば良かったのだが、「点と線」を読み始めたのがマズかった。内容は知っているはずだが、そこここに勘違いしていた箇所があり、しかも5日は「事件現場」を訪れてもいたから、ますます目が冴えてしまった。これではいけない。絶対に体がおかしくなっていると思う。
羽田空港に着く。モノレール・第1空港ビルを、Suicaで通る。? なんかヘンだった。まあいい。約22分で浜松町に着き、JRに通ずる自動改札を抜ける。そのとき、自動改札の金額表示板に、「470円」という数字が出た。
あっ…しまった…やっちまった…!! 羽田空港→浜松町間は470円で合っている。しかし東京モノレールは、5月9日まで「モノレール&山手線内きっぷ」として、「羽田空港→浜松町→山手線内の駅」までをセットにして、500円で発売していた。これは、羽田空港ビルの自動券売機のみで買えるもので、事前に調べていた。拙宅は山手線内にあり、ふつうに乗れば、モノレールと合わせて630円になるから、130円もおトクな計算だ。それが分かっていながら、つい私はSuicaでピッ、と、羽田空港ビル駅の改札を通ってしまったのだ。な、なんたる軽率か。
最後の最後にきて130円をドブに捨てた思いになり、私は暗澹たる気持ちになった。
コメント (4)
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