一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

5月21日のLPSA金曜サロン・あと1回

2010-05-25 01:24:23 | LPSA金曜サロン
20日の話。今年は7月の9日(金)~11日(日)に沖縄・宮古島に行きたいと思い、9日の仕事を休ませてくれるようオヤジに頼んだのだが、保留された。
同じ例は過去にもあって、いま現在仕事が忙しくはないが、1ヶ月半後は忙しいかもしれない、という理由で却下されたことがある。
しかし直前になって沖縄行きのOKが出たとしても、そのときには通常料金になって飛行機代が高くなっており、とても行く気にならない。鉄道旅行なら前日にOKが出ても何とかなるが、飛行機利用はそうはいかないのだ。
というわけで、今年の宮古島旅行は、お盆休みの石垣島旅行と合流することになりそうである。忙しない。

21日のLPSA金曜サロン、昼は神田真由美女流二段、夕方は鹿野圭生女流初段の担当だった。
鹿野女流初段の金曜サロン登板は珍しい。私の記憶では2回目、夕方の担当は初めてだと思う。大阪からの上京はありがたいが、鹿野女流初段は翌日に「マイナビ女子オープン・予備予選」を控えている。重要な対局の前夜に指導対局、というのはどうなのだろう。ほかに担当する女流棋士はいなかったのだろうか。
私は常駐棋士の人選(サイクル)に疑問を感じることがときどきあるが、今回もそうだった。
この日は午後3時に仕事を上がってもいい、と言われたのだが、私はマイナビの予選抽選会に参加するため、19日も3時に上がっており、さすがに週2回も早退けするのは気がひけた。
それでサロンに入ったのは6時30分すぎ。2時~6時担当の神田女流二段が、まだ2面指しをしていた。熱心である。
私と前後してK氏が入室したので、K氏ととりあえず一局、となった。と、鹿野女流初段の大盤解説が始まるらしかった。まだ大盤解説をやってなかったのか! いつもは5時半ごろから始まるので、通常なら休止、というところだが、鹿野女流初段の強い希望で、解説会を行うことになったらしい。これはありがたいことであった。
それでは…と思う。昼は夜に比べて、サロン会員は少ない。それなのに神田女流二段がこの時間まで指導対局のみしかこなしていなかったことに、疑問符がつく。
神田女流二段は、指導対局なのに真剣に考えすぎる。むずかしい局面でも適当な手を指して、下手に考えさせればいいのだ。どうせ下手だって、正しい応手は指せないのだから。
それはともかく、私たちは駒を並べてから、解説を聞くことにした。
聞き手は神田女流二段が務めるところだが、金曜サロン担当の神田女流二段は写真撮影係に廻っている。そこで金曜サロンの顔であるW氏が、聞き手(駒操作)を任されることになった。このユルさ加減が、金曜サロンのいいところである。
選局は、倉敷藤花戦の対植村真理女流三段戦。鹿野女流初段の解説は弁舌も滑らかに小気味よく、時折り笑いも交えて絶品である。将棋は中盤の劣勢を驚異の粘りでハネ返し、最後は植村玉をピッタリ詰めあげた。鹿野女流初段はかつて里見香奈女流初段(当時)を破ったこともあり、ツボに入ったときは本当に強い。問題はその力を、翌日に出せるかどうかだ。
K氏との将棋も終わり、鹿野女流初段との指導対局に入る。以前も書いたが、若いころの鹿野女流初段は、韓国人女優のようなたいへんな美人で、けっこうな歳になった現在も、その美貌はほんの少ししか衰えていない。
夕方担当の女流棋士は原則的に8時半までの指導だが、鹿野女流初段は、9時半すぎまで指導対局を続けてくれた。何度も書くが、翌日は対局だというのに、このサービス精神には本当に頭が下がる。関西在住唯一のLPSA女流棋士として、鹿野女流初段には、これからも対局と普及に全力を尽くしてもらいたい。
このあとは有志でファミレスへ行く。入口で若い女の子が5~6人待っていたが、先乗り会員が席を予約してくれていたので、そのまま店内を進む。ちょっと後ろめたい。そしてその席で私たちは、同席してくださった植山悦行手合い係から、衝撃的な話を聞いた。
植山手合い係が、28日をもって手合い係を辞する、とのことだった。
コメント (3)
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