一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

今年の桃

2015-07-31 12:58:14 | プライベート
今年の桃は、オフクロが枝をバッサリやったこともあり、あまり実はならなかった。
ただ、自然剪定した形になり、実が途中で落ちることはあまりなかった。
といっても、熟した実をもぐ、ということはせず、自然落下したものを食す形である。これらは全部虫に食われているが、人間で独占してしまうのはよくない。みんなで仲良くいただくのだ。
赤い実が2つなっていたので、これはもぐ。ひとつはもいだ途端に果汁が噴き出し、半分以上が虫に食われていた。これは食べられない。もうひとつは傷も少なく、これが今年一番の出来に思われた。



このほかに、未熟のものが3つ残っていたが、これで今年は終わりである。
先の桃は、冷蔵庫で冷やし、夕食後に切って食べる。実はやわらかく、香り高い。ウチの桃は山梨県の種苗農家から買った「白鳳」という品種だが、高貴な味がする。農薬の香りがいいアクセントになって、とてもおいしかった。
なお、未熟の3つは、翌日には全部なくなっていたという。庭には落ちていなかったから、考えられる可能性はひとつ。
また桃泥棒が持っていったに違いない。

おまけ。珍しくなった、杏の実。
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LPSA Minerva「CAFE MINERVA」2015年夏号

2015-07-30 00:18:10 | LPSAイベント
先日、LPSAファンクラブ「Minerva」の会報誌「CAFE MINERVA 2015年夏号」が送られてきた。
これは年2回発行される、A4版オールカラー・12ページの冊子である。今日はその案内をしよう。

表紙 渡部愛女流初段
渡部女流初段が可憐である。

P.2 第8回 武蔵の国 府中けやきフェスティバル
写真がふんだんに掲載されており、見やすい。

P.3 第59回1dayトーナメント「卯月カップ」
渡部女流初段のミニ自戦記。

P.3 第3回ショコラトーナメント開催!
中倉宏美女流二段のコメントがある。

P.4 Minerva交流将棋大会レポート、ほのぼの将棋熟~2015春講習~
私は交流将棋大会に参加したが、Aクラスの準決勝で敗れた。準決勝の中盤、私は▲3六銀と敵金にぶつけたが、ここは▲3六歩△3四金▲4六銀だったかもしれない。会報誌に顔が載せられず残念。

P.5 渡部愛写真館
渡部女流初段の写真が3点。このお宝写真だけで、ファンクラブに入会した価値がある。それにしても渡部女流初段は、モデルの本田翼に本当によく似ている。もっとも当人に質したら、「似てない」とのことだったが…。

P.6~7 みんなハッピー!「LPSA将棋パーク2015」開催!
楽しそうな雰囲気がよく伝わっている。

P.8~9 私のちょっとした自慢
女流棋士13人が表題のアンケートに答えている。個人的には、神田真由美女流二段の自慢に唸った。私が日ごろから望んでいながらできないこと、それを神田女流二段は易々と行っている。敬服した。

P.10~11 Minervaインタビュー ゲスト 船戸陽子女流二段・上川香織女流初段 聞き手 島井咲緒里女流二段
お二人の将棋人生が手際よくまとめられている。ちなみに上川女流初段は、今日7月30日がお誕生日。おめでとうございます!!

P.12 リレーエッセイ 大庭美夏女流1級
「姉の苦労」がおもしろおかしく書かれている。

P.12 次の一手 船戸女流二段
女流名人リーグ入りの一局から。今回は珍しく、相手の好手を当てる。

P.12 LPSAグッズ・新商品のご紹介

P.12 編集後記 島井咲緒里

この他、同封のチラシに「Minerva★BBQ」のお知らせがあった。
9月5日(土)、東京都内にて開催。会費は9,000円。まだ会員でない人も、これを機に入会すれば参加可能。その際、入会金の1,000円は免除してくれる(言うまでもないが、年会費の5,000円はもちろん払う)。
出演女流棋士は、中倉宏美女流二段、神田女流二段、島井女流二段、大庭美樹女流初段、渡部女流初段。酒豪ぞろいだが、会員にとっては、渡部女流初段といっしょにお酒が飲める絶好のチャンスである。受付は8月28日(金)までだが、先着25名なので、興味がある人は、早めに申し込んだほうがいい。

日本将棋連盟が新幹線なら、女流棋士会はJR在来線。LPSAは第3セクターに相当すると思う。
つまり小規模のLPSAには、ファンのサポートが必要なのだ。
もしLPSAがなかったら、私は指し将棋を再開することもなかったし、多くの棋友と巡り合うこともなかった。そしてこのブログもこの世になかった。その意味で私はLPSAに、本当に感謝している。
その私が今できることといえば、ファンクラブ会員を継続することぐらいしかないが、応援する気持ちは、LPSA設立当時と、まったく変わっていない。
LPSAの今後の発展に期待している。
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大野・植山教室の提言

2015-07-29 00:09:58 | 大野・植山教室
28日はトコヤに行った。我が頭はハゲかかってはいるが、髪が伸びている箇所もあるのである。
私が行く店はスタンプカードを発行していて、12回で400円の割引になる。今回で12回目だったが、会計の時に割り引いてくれなかった。
こういうのは、次回行った時に割り引いてくれるものなのだろうか。次に行って、忘れられてたらイヤだな。

先日の「大野・植山教室」の食事会で出た議題だが、もう少し詳しく書いてみる。
私が同教室に通うようになって5年目だが、年々生徒数も増え、1日に15人を越えることも珍しくなくなった。
ただし人が増えれば増えたで、問題も起こる。さしあたっては指導講師の拘束時間の問題だ。
現在、大野八一雄七段は最大5人、植山悦行七段(ゲスト棋士)は最大4人の多面指しを行っている。
18日の生徒は16人だった。私が教室に入ったのは午後2時15分だったが、指導対局の席はすべて埋まっていた。しかし、全9人のうちほとんどの人が1局目で、この遅さは異常だと思った。私ならとっくに、2局目に入っている。
教室の営業時間は原則的に午後1時~5時だから、この時間内で講師2人が生徒全員に指導対局をするとなれば、講師はもちろんだが、生徒にもそれなりの「努力」が必要となる。
例えば、指導対局に毎回2時間以上かけている生徒がいる。教室にはほかにリーグ戦もあるが、これはオマケみたいなものだから、指導対局に重きを置くのは悪いことではない。ただ、このケースがすべてになれば、3時休みを考えなくても、植山七段の場合だと8人しか指せなくなってしまう計算だ。
生徒数が少ない時はそれでもよかったが、現在はそんな悠長に指していられないのだ。
よって、時間内に対局を受けるとするならば、計算上は1人1時間に抑える必要がある。
私見では、講師が自分の盤面を見たら、考えていた手を指すのがいいと思う。ここで迷っていたら、どんどん遅くなる。そうして指したら、数手一組を指してしまうのがよい。1手指すごとにウンウン唸っていたら、これも遅れの元だ。
終盤になり、自分が明らかに悪いと感じたら、それは確実に「敗勢」である。この後指し継いでも、まず勝てない。さっさと投了すべきである。
対局後の感想戦も、生徒の割りきりが必要である。局後に自分の悪かった点を指摘してもらえるのも指導対局の醍醐味ではあるが、ここで何分も講師を「独占」してしまうと、やはりほかの進行に支障をきたしてしまう。
感想戦は、序盤の作戦、中盤の考え方、終盤の最善手をそれぞれワンポイント教わればいいと思う。極論すれば、どれか一つでいい。
この際、講師が「こう指せば下手がよかった」と言ったら、そこで話を終わらせることである。生徒が「でも…」と反論すれば、そこでまた時間を費やしてしまう。こうしている間にも、講師の指し手を待っている生徒がいることを忘れないでほしい。
こうやって各自がキビキビ進行すれば、時間内に指導対局を終えることができる。
現在は、ちびっこ諸君の早指しなどで遅れ分をカバーできているが、それでも指導対局が6時を過ぎるケースがほとんどだ。これでは講師が疲弊するばかりである。
自分は指導対局に長くかかっても、誰かが早指しでカバーしてくれるだろう、という他力本願がいちばんまずい。要は個人の努力なのだ。
それでも私はじっくり考えたい、という人もいるだろう。そういう人は、指導対局を受ける数を1局にするしかない。
私は早指しのほうだが、それでもヘンに長考して、1時間を越えてしまう場合もある。「1局1時間」、これを頭に入れて、今後は指導対局を受けたいと思う。
コメント (4)
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7月19日の検索キーワード

2015-07-28 00:06:35 | プライベート
今月下旬から、goo恒例の「無料アクセス解析」が始まった。
これは2か月に一度行われ、ふだんは有料のアクセス解析(閲覧の時間帯、訪問者の時間帯、検索キーワード、ページごとの閲覧数、閲覧元URL、ブラウザリスト)が、10日間無料で見られるものだ。厳密にはその前の数日間の解析も見られるので、かなりおトクである。
「検索キーワード」は、7月19日分が最大の50件載っていたので、それを紹介する。

1.一公(9PV)
2.一公の将棋雑記(3PV)
3.大沢一公(2PV)
4.将棋一公(2PV)
5.棋聖戦62歩成同金の次の手は(2PV)
6.トレック石垣島(2PV)
7.サイバック 天神 フラット(2PV)
8.矢内理絵子 棋譜(1PV、以下同じ)
9.峰えりか 引退
10.白石麻子と伊藤つかさは似てる?
11.道端アンジェリカ お腹 ホクロ
12.藤森奈津子
13.藤森哲也 一公
14.藤森女流
15.塚田泰明順位戦成績
16.竹俣紅 今井絢
17.大山将棋 勝局集
18.大山康晴 将棋の受け方
19.打った歩を成り捨てる
20.上川香織 離婚
21.将棋フォーカス アシスタント
22.将棋サロン&カフェ みずなら
23.将棋ゴールデンブリッジ
24.将棋 坂東
25.将棋 棋士 伊藤明日香
26.将棋 ハイハイタウン
27.女流棋士のスリーサイズ
28.女流棋士40周年
29.次期 永世名人
30.山根ことみ
31.今日のnhk杯将棋 藤森の母のこと全くふれなかった
32.櫛田陽一 教室
33.駒落ち 不利
34.近代将棋
35.芹沢博文
36.宮古島 かっちゃん
37.吉野海岸 勝ちゃん
38.吉野海岸 おじさん
39.岩根 忍
40.岩根 忍 休場
41.岡江久美子 性格
42.岡江久美子 と 似てる女優
43.王座戦 将棋 63 日程
44.永井英明
45.羽生 6二歩成
46.一公のブログ
47.安食総子 画像
48.マイナビ 竹部さゆり 入玉
49.トレック石垣島ユースホステル
50.ジョナサン 閉店

上位50の中に女流棋士が10人入っている。当ブログに女流棋士の登場が多い証左である。
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7月18日の大野・北島教室(5)「長い教室」

2015-07-27 00:09:07 | 大野・植山教室
(25日のつづき)
まだ人が残っているので、私はOg氏に教えていただく。Og氏はこの後用事があるとかで、持ち時間5分の早指し戦となった。
下手の私の先手で、▲2六歩。Og氏は少考して、△8四歩と突いた。振り飛車党のOg氏だが、私がひねり飛車を得意にしている、という文を読んで、受けて立ってくれたのかもしれない。
プロはもちろん、指導棋士は戦法の全般を指しこなす。いつぞやも相矢倉でキッチリ負かされた。本局はひねり飛車になった。
横で大野八一雄七段がチラチラ見ていたので指しづらかったが、後でアドバイスをいただけるだろうから、しっかり指さねばならない。

第1図(ちょっと局面は違うかもしれない)。△4五歩に▲同歩は注文通りと見て、私は▲7九角と引く。以下△3三角▲3七桂△3五歩▲4五桂△2二角▲3五歩△5二金▲3四歩△4三金…と進んだ。
この後桂交換になり、私はそれを▲4七に据えたが、思ったほど効かなかった。それどころか桂頭を攻められ、私も頑張ったが、以下Og氏に寄せられた。
大野七段を交えての感想戦。私の▲4五桂の後、Og氏は△4四歩で桂を殺せると思っていたらしい。しかしそれは歩切れなので不可。
対して私がおかしなことをしたらしい。▲3四歩がそれで、大野七段曰く、「(せっかく位が取れたんだから)▲3六銀と位を確保するべきでしょう」。
私は桂を歩で殺されないうちに▲3四歩と伸ばしたのだが、その考えが間違いだったようだ。「そもそも大沢さん、なんで(▲3七)桂を跳ねるんですか」
こういう形で桂を跳ねるのは、端が弱くなるのはもちろん、桂頭にもキズができ、あまり芳しくないという。
戻って▲3七桂では、▲4五歩だったらしい。以下△同金▲4六銀△3六金に▲5五歩でどうか。
もちろんこれも難しい戦いだが、こちらのほうがキビキビしていたようだ。
これで今日の対局は終わり。6局指して1勝5敗はだらしなかった。
さて、食事である。参加者は大野七段、北島忠雄七段、Tod氏、Fuj氏、私。現在電話営業をしているOg氏が、後に合流予定だ。どこに入ってもよかったのだが、食後の談話が長くできる「ガスト」に落ち着いた。北島七段がいらしても、やっぱり行くところは同じなのだった。
それぞれ食事を頼む。私はやはり肉系。上の両奥歯がほとんどないが、やはり肉料理を頼んじゃうのである。
しばらくしてOg氏も加わり、食後はみんなで談笑。前回もそうだったが、北島七段は私たちのどうしようもない話に、うんうんと大きく頷いてくれるので、却って恐縮してしまう。
羽生棋聖の「▲6二歩成」の話も出て、Fuj氏が私の将棋を北島七段に見せる。Fuj氏はスマホユーザーになって日が浅いが、年中私のブログを見ているんじゃないだろうか。
他をあたったほうがいいと思う。
Og氏が、抜け毛予防には「髪をシャンプーで洗わないほうがいい」と言う。
じゃあ代わりに何で洗えばいいのか分からぬが、いずれにしても、ちょっとできない相談である。我が頭は、だましだましやっていくしかない。
Fuj氏が憂鬱そうだ。今日の生徒は16人だったが、全体的に指導対局の時間が長く、対局を付けるのに難儀したという。
これはけっこう重大な問題である。現在の指導対局システムは、大野七段が最大5面指し、植山悦行七段(ゲスト棋士)が4面指しである。例えば、1局の指導対局で2時間かかる人がいるが、それが全員になってしまったら、植山七段の場合、8人しか指導を受けられなくなってしまう。
現在は、ちびっ子諸君の早指しなどで何とかこなせているが、それでも午後7時過ぎまで指導対局が続く場合が少なくない。
これを解決する方法はただ一つ、生徒が早指しを心がけるしかない。
Fuj氏の泣き言はまだまだ続く。新規の生徒に関連して、いつぞやのペア将棋の件を持ち出す。これは私、いままで1,320回ぐらい聞いて、耳にできたタコが固くなってしまっているのだが、今日もFuj氏は全開である。まあ、北島七段が初耳だからいいのだろう。
午後10時を過ぎて、Tod氏が退席。しばらくして、北島七段も退席。こういう時、じゃあ私たちもそろそろ…と離席する人はなく、相手が誰であろうと、単独で帰してしまう。この辺りはジョナ研みたいだ。
ただ、北島七段が店を出る時、せめて私たちは、席を立って見送るべきだった。
Fuj氏、またもペア将棋の話に戻る。さすがにもう、お腹いっぱいという感じである。今日はこの話を、50回ぐらい聞いた。今は手合い係をやるのも憂鬱そうだが、そんな弱気なことでは困る。かつてはW氏も、こんな苦難を乗り切ってきた。Fuj氏、ここが正念場である。ネバー・ギブ・アップの精神で頑張ってほしい。
そのFuj氏がマイナビ女子オープンの一斉予選トーナメント表を作成した。勝ち抜き者の予想もしているようだ。私も請われたので一応予想したが、そこはFuj氏と微妙に違いがある。
私は渡部愛女流初段、田村真理子さん、佐藤陽子さんを予選抜けとした。佐藤さんはかつて研修会に在籍しており、このマイナビ女子オープンでは、中井広恵女流六段と対局したこともある。
今回チャレンジマッチを抜けたのは、彼女が研修会を退会後も、研鑽を積んでいた証拠だ。ぜひ勝ち抜いてもらいたい。
散会は12時近く。月曜日は休みなんだから、明日(19日・日曜日)も来てよ、と大野七段が言ったが、まあ、いいんじゃないでしょうか。行かなくても。
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