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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

大山鳴動してネズミ一匹(後編)

2025-04-26 00:14:26 | プライベート
自宅に戻り、スマホでMU銀行のインターネットバンキングを見ると、おカネが引き落とされていなかった。
ここで読者は思うだろう。インターネットバンキングがあるなら、なぜ最初にそれを使わないのか、と。
まったくその通りで、それを利用しないのが私のアホなところ。株は銀行のATMで入金するもの、が私のイメージだったのだ。
話を戻し、私は三たび駅前のMU銀行ATMに行き、通帳に記帳をしたが、やはり残額は変わっていなかった。
私はまた自宅に戻り、Miz証券のコールセンターに電話を掛け、事情を話した。すると先方は、振り込みの制限額を越えてしまい、送金できなかった可能性がある、と言った。
続けて先方は、28日(月)には入金が確認できていないと困る、と言った。まあ、そうであろう。とにかく今日中にカタを付けなければならない。
私は四たび駅前のMU銀行ATMに行き、改めて101万円を振り込んだ。すると最後の最後で、「振込額によっては、送れない場合があります」のメッセージが出た。これか!
昼の明細書は、振り込みができていない証だったのだ。
こうなったら分割で送るしかない。まず51万円だけ試みたら、できた。振込手数料は270円で、この表示を初めて見た。
あとは同じ手順で、残りの50万円を送振り込めばよい。ところがこれが、またできなかった。たぶん、短時間で同一箇所に、多額の現金は送れないのだろう。
私は窮したが、近場の郵便局を思い出した。ゆうちょにも、いくらか貯金があったからだ。ゆうちょカードは幸い、いま持っている。
ゆうちょのATMで50万円を送金し、今度こそ一件落着である。だが、送金手数料が440円だった。なんでさっきより安い額を送金したのに、こっちはこんなに高いのか。
こんなことなら、UM銀行ATMで50万円をおろし、それを近くのMiz銀行ATMに預け入れ、そこから振り込むのだった。これなら、270円前後で済んだのではないか?
私は家に戻る。そして、各種の振込手数料を調べてみた。

MU銀行ATM(カード) 他行あて個人3万円未満…275円 同3万円以上…275円
ゆうちょ銀行ATM(カード) 5万円未満…220円 同5万円以上…440円
MU銀行インターネットバンキング 他行あて個人3万円未満…154円 同3万円以上…220円

上限の記載がないが、駅前のATMでは101万円が送れなかったから、制限はあるのだろう。
ただ、インターネットバンキングでは、制限がないようだった。現在私のスマホでは、上限を20万円に設定しているが、これを200万円に書き換えれば、一括で送れたわけである。しかも振込手数料が220円と、バカみたいに安い。
MU銀行のATMでも一括で振り込めれば、55円しか差額は出なかったのだが、ゆうちょからも送ったため、多く振込手数料を払ってしまった。
もっともこの手数料は、証券会社が負担してくれる。だが、たとえそうだとしても、相手に無駄なカネを遣わせてしまった自分が許せないのである。
とにかく私は、最初からスマホでチャッチャッと送ってしまえばよかったのだ。
そうすればセカンドバッグを失くすという失態もなかったし、Miz銀行O支店にカードの件で行くこともなかった。
駅前に3度も4度も行く必要はなかったし、振込手数料を多く払うこともなかった。
私は自分のバカさ加減に呆れたのであった。

追記
ついでだから、Miz銀行からカードで振り込んだ場合も調べてみた。これは同行の支店に送る形になるから、手数料は220円で済んだ。冒頭で記した通り、同じMiz(証券)に送るから手数料が安そう、という私の直感は、当たっていた。
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大山鳴動してネズミ一匹(前編)

2025-04-25 00:17:22 | プライベート
私は株をほとんど買わないのだが、昨年私の担当になったMiz証券会社の若手社員は、よく拙宅に営業電話を掛けてくる。そのせいでもないが、こっちも数年ぶりに、株を買いたい気持ちになってきた。
もっともその際は、Miz証券の口座にはおカネが入っていないので、相等額を振り込むことになる。それは現在メインにしているMU銀行から振り込めばいいのだが、Miz証券と名称が似ているMiz銀行から振り込みたいと思った。何となく、そのほうが振込料金も安いイメージがあったからだ。ただ厳密に言うと、この振込手数料は、後日Miz証券が負担してくれるらしく、私はそこまで気にしなくてもよかった。
それより、ひとつ問題があった。私はここ20数年、MU銀行をメインにしていたので、何年か前、Mizカードをどこかに仕舞った。そのカードが、どこかにいってしまったのだ。私は心当たりを隅から隅まで探したが、やはりなかった。私は株を買うより前に、このカードのことが気になってしまった。
23日、24日はバイトが休みだったが、23日は雨だったから自宅待機とした。
そして24日、Miz銀行に電話で問い合わせると、何回かのやりとりのすえ、我がカードはクレジット機能のない、ふつうのカードであることが分かった。
私はとりあえず、カードの使用は停止してもらった。だが、再発行は虫の知らせで、保留とした。
実は受話器を置いたあと、私はあることに気付いたのである。机の引き出しの封筒の中に、旧Dai銀行のカードがあった。ここと某銀行が合併してMiz銀行ができたのだが、まさかこの旧Dai銀行のカードは、まだ現役で使えていたのか?
たしかによく考えたら、私はMiz銀行のカードを使った記憶がない。とすれば、これが私の探していたカードではないのか? たぶん、そうであろう。
さっきMiz銀行の人は、カードを再び使えるようにするには、最寄りの銀行に、作成当時のハンコを持って、手続きに行ってください、と言った。
あぁ、私が「使用停止」をお願いしたために、面倒なことになってしまった……。

昼過ぎ、Miz証券のコールセンターに電話を掛け、3つ銘柄を買った。断っておくが、私は相当な貧乏である。だけどこの何年か、ほとんど旅行にも行かず、大野教室にも行かなかったら、多少の蓄えができた。今回それをオール・インしたら、約101万円になってしまった。
それを駅前のMU銀行のATMから、振り込むことにした。本当はMiz銀行のATMから振り込みたかったのだが、Miz銀行のカードは使用停止中だし、そもそもこちらの残金は14万円しかなかった。
私はMU銀行のATM出張所に入った。が、画面のどこを見ても、「Miz銀行Miz証券支店」がない。
私は怪訝に思ったが、とりあえず表に出て深呼吸をし、もう一度入店した。そうしたら冷静になり、今度は無事に振り込むことができた。
ちなみに明細書は「記載なし」の項目に触れてしまい、何も書かれてない紙が出てきた。
まあいいか、と表に出て嘆息すると、手元にあったセカンドバッグがなくなっていることに気付き、愕然とした。
私はATMに戻り辺りを見回したが、ない。
たぶん真相はこうだ。最初にATMコーナーに入ったとき、私はバッグを機械の上に置いたのだが、この存在を忘れたまま、一度表に出たのが大悪手。その後にこのATMを使った客があれを忘れ物と思い、どこかに持っていってしまったのだ。
幸か不幸か、バッグの中に貴重品の類はなかったと思うが、確証はない。
私は青くなって近くの交番まで走ると、警察官と年配の男性が、私のバッグを持っていた。やはり、私のあとにATMを利用した彼が、これを忘れ物と判断し、交番に届けてくれたのだ。
この男性はヒトの好さそうな人で、そのまま立ち去ろうとした。その背後に警察官が、「御礼はよろしいですか?」と余計なことを言う。バッグの中には金目の物が入ってないのに、なぜだと思ったが、男性が「いただきます」と言えば、多少の現金はやらないといけない。
だが男性はその場を離れ、私は警官に深々と頭を下げ、この件はこれで終わった。とはいえまったく、冷や汗モノだった。

ふー、時間がない。今度はその足で、約1キロ先のMiz銀行O支店に行って、カードを再び使えるようにしなければいけない。
Miz銀行O支店に着いたのは、14時42分だった。電話口の担当者は、予約が必要と言っていたが、係の人はそのまま応対してくれ、またカードを使えるようにしてくれた。
ただ、カードが旧Dai銀行のものなので、Miz銀行のものに手配してくれた。これは無料の交換で、ありがたいことだった。
銀行を出ると14時57分である。いろいろあったが、これで一件落着……と思うのは早計で、ここからが大変だった。
(つづく)
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デジタル電話の落とし穴

2025-04-20 23:49:42 | プライベート
3日の午前、私のスマホに、オフクロから電話があった。出てみたが、誰も出ない。そこで私がすぐに電話を切ればよかったのだが、なんとなくそのままにして、仕事に入った。
約1時間後、スマホを見ると「通話中」の文字が踊り、私はギョッとなった。まだ電話が繋がっていたのか?
そもそも今回、なぜオフクロから電話が来たか。私は前日にオヤジ(とオフクロ)を病院に送って行った。オヤジの診察が終わり、いったん自宅に戻った私に、オフクロから呼び出しの電話があった。その履歴があったため、オフクロが何かの拍子に電話の画面に触れ、私のスマホに繋がってしまったと思われた。
本譜に戻り、私は慌てて電話を切った。だが、この間の通話料がバカにならない。電話を掛けてきたのはオフクロのほうだが、オフクロは掛け放題の類の契約はしていないと思う。すなわち、掛けたら掛けた分だけの通話料を取られるはずだ。それが1時間にもなったら、いくら取られるのか。
だから私も通話料をいくらか補填してやろうと思ったが、その理由をオフクロに言っても、理解はされまい。それで、そのままにしておいた。
そして14日のことである。私がバイト先から戻ると、玄関の電話機が光っている。見ると、「ガイセンシヨウチュウデス」の文字があった。
私が今の子機を見ると、電話が繋がっているようで、通話時間が「07:57」となっていた。7時間57分!?!?
私はアオくなってオヤジに聞くと、昼に電話を掛けたという。
エエエーーッ!!??
まさか、そのときの電話がまだ繋がったままなのか!?
私は慌てて電話を切る。我が家は典型的なアナログ一家で、電話にしても、昨年の10月まで、ダイヤル式の黒電話だった。それがいよいよ壊れ、昨年11月にプッシュホンの電話になったのだが、これがなかなかに曲者で、電話を切るときに「切」のボタンを押さないと切れない。
むろん、相手方が電話を切ってくれればいいのだが、たとえば、通話の両者がお互いデジタル機能に疎く、通話を終えたまま、電話をそのままにしていたらどうなるか。通話中のまま、いつまでも時間が経ってしまうのではないか?
これがアナログだったら、受話器を置けば、必然的に電話が切れた。むろんプッシュホンでも理屈は同じだが、これが子機になると、事情が異なる。今回のような事態を引き起こすのだ。まあ、スマホも似たようなものである。
固定電話同士なら、たとえ数時間でも、通話料はそこまで高くならない。
だけど、相手がスマホだったら、エライ額になる。ちなみに我が家の電話代は、私がすべて払っている。
来月の電話代を見るのがこわい。
物体がアナログからデジタルになり、便利になったようでも、落とし穴はある。せいぜい気を付けたい。
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重大なお知らせ

2025-04-14 23:19:18 | プライベート
きょうブログを見たら、gooからのお知らせが目に入った。見たら、「gooブログサービス終了のお知らせ」だった。11月18日に、gooブログが終了するとのことだった。
ほかのブログサービスもけっこう終了していたので、gooもいつかは、と覚悟していたが、ついにこのときがきてしまった。私は呆然としたまま、仕事が手につかなくなった。
gooがブログサービスを止める理由はただひとつ、儲からないからだろう。最近はログインするときに大きな広告が入り、使い勝手が悪くなっていた。なりふり構わず広告を入れても、焼け石に水だったということだ。
gooによると、もちろんデータの引き継ぎは用意してくれ、その引っ越し方法は16日に教えてくれるらしい。だが、画像とコメントは引っ越しできないらしい(15日註:画像も引っ越しできるようだ)。当ブログでは文章が9割以上だが、コメントでのやり取りも楽しかったので、これが葬られるのはつらいものがある。
現在やり取りしている人はもちろんだが、かつて私にコメントをくれた、大阪の真知子さん、武田久美子似のNorikoさん、「角館の美女」のご友人、鳩間島の「民宿まるだい」でご一緒になった愉快な奥さんなど、数え上げたらキリがない。
これらのコメントを一切合切、ワードに貼り付けておきたい。しかし、記事は検索できるが、コメントはできないので、探すのが一苦労だ。何しろ記事は16年分、5700余もある。とても探せない。
上段で、データの引き継ぎ(引っ越し)はできると書いたが、データを自分のPCに落とせるなら、公開する必要もないかなと思う。だって、過去記事なんて、そんなに読まれてないもんね。
いい機会だから、これで私もブログの筆を折り、皆様さようなら、としてしまおうか。私も毎日の書き込みは、いささか疲れた。
ブログの書き込みは9月30日まで。その日をもって、全ブログが消滅するらしい。
あと5ヶ月半、私はどういう態勢でいったらいいのだろう。まったく分からない.。
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60周年

2025-04-12 23:33:23 | プライベート
きのう4月11日は、両親の60回目の結婚記念日だった。オヤジは最近めっきり元気がなくなったが、まあ両親とも健康で、ありがたいことだと思っている。
惜しむらくは私がいい歳をして独身で、両親に孫の顔を見せられなかったのが最大の後悔事だ。
ただ私が心配をかけた分、両親は安心して?ボケることができなかったとは、皮肉なことである。
10年前の結婚50周年のときは土曜日で、なんとオヤジ(と私)は、ふつうに仕事をしていた。
10年後のいまはオヤジもリタイヤし、私は何をするわけでもないが、とりあえずバイトは休みをもらった。
そして何も買うものはないが、私はとりあえず、コージーコーナーでケーキを買ってきた。
そしてきょうは、オフクロが伊豆榮の鰻を買ってきた。もちろん私の分もある。私がお祝いをしなければいけないのに、あべこべである。でも、久しぶりの鰻は、美味かった。
ではここで、婚式の一覧を記しておこう。

1周年:紙婚式
2周年:藁婚式、綿婚式
3周年:革婚式、糖果婚式、草婚式
4周年:花と果実婚式、皮婚式、書籍婚式
5周年:木婚式
6周年:鉄婚式、砂糖婚式
7周年:銅婚式、ウール婚式
8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式、めがね婚式、塩婚式
9周年:陶器婚式
10周年:錫婚式、アルミ婚式
11周年:鋼鉄婚式
12周年:絹婚式、亜麻婚式
13周年:レース婚式
14周年:象牙婚式
15周年:水晶婚式
20周年:磁器婚式、陶磁器婚式
25周年:銀婚式
30周年:真珠婚式
35周年:珊瑚婚式、翡翠婚式
40周年:ルビー婚式
45周年:サファイア婚式
50周年:金婚式
55周年:エメラルド婚式
60周年:ダイヤモンド婚式
65周年:碧玉婚式、ブルースターサファイア婚式
70周年:プラチナ婚式

このあたりか。むかしは75周年がダイヤモンド婚式だったが、あまりにも長いので、60周年に変わったと記憶する。
両親には可能な限り、健康に長生きをしてもらいたい。
あらためて、おめでとうございます。
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