一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2020年・一公版将棋10大ニュース

2020-12-31 00:58:35 | ランキング
2020年大晦日は、「2020年・一公版将棋10大ニュース」をお届けする。

第1位 コロナ禍で、タイトル戦を含む公式戦が滞る
コロナウィルスは全世界の交流を停滞させた。春、将棋界も東西の行き来が禁止され、タイトル戦が軒並み延期になった。この1年を顧みて、よくすべての日程を消化したと思う。

第2位 室谷由紀女流三段、離婚(2月)
室谷女流三段の離婚は早かった。言っちゃあなんだが、相手の男性は、室谷女流三段と結婚した時点で、人生のすべてを室谷女流三段に捧げなければならなかった。相手の男性には、それだけの覚悟がなかったようだ。ただまあ、室谷女流三段が独身に戻ったのは、元室谷ファンとしてうれしいことだった。

第3位 藤井聡太七段、棋聖と王位を獲得(7月~8月)
17歳で棋聖、18歳で王位を獲得し、八段昇段。マンガやドラマみたいな事が本当に起こってしまった。

第4位 西山朋佳奨励会三段、三段リーグで14勝4敗の成績を取るも、四段昇段ならず(3月)
これは本当に惜しかった。「14勝4敗」はリーグ前の旧規定なら1勝を余して昇段している。実力があれば四段に昇段できる、と考える向きもあるが、そうそう三段リーグで好成績は収められない。西山奨励会三段は、ただただ運がなかったというしかない。

第5位 白玲戦・女流順位戦創設(10月)
白玲戦の優勝賞金は1500万円。清麗戦の700万円を大きく上回った。また女流順位戦の創設も画期的で、私たちはついに、女流棋士を「格」で見られるようになる。第1期の白玲も注目だが、正式な順位が決まる、第2期女流順位戦が楽しみだ。

第6位 田中沙紀女流3級、女流2級昇級ならず。アマ棋界に戻り、研修会から再出発する(11月)
田中女流3級が正式な女流棋士になれなかったのは残念だったが、田中アマは研修会からの再出発を決断した。その意気やよし、である。就職などいつでもできる。あとで後悔しないために、残された時間を精一杯頑張るしかない。

第7位 折田翔吾アマ、棋士編入試験を受け、3勝1敗でプロ四段に(2月)
折田四段は奨励会三段リーグではパッとしなかったが、アマに戻って伸び伸びと指したのが好成績に繋がった。これで折田劇場が終わるのか、はたまたこれから本当の劇が始まるのか。すべてはこれからの精進にかかっている。

第8位 渡辺明名人、初の名人位獲得(8月)
渡辺名人本人は名人を諦めていたのに、B級1組、A級を全勝で駆け抜け、豊島将之竜王を破って名人になった。これで誰にも文句は言わせない、というところ。折田四段もそうだが、勝負事は多少肩の力を抜いて挑んだほうが、いい結果が出るのかもしれない。

第9位 羽生善治九段、タイトル100期ならず(12月)
羽生九段が2年振りにタイトル戦(竜王戦)に登場したが、1勝4敗で敗退した。羽生九段の全盛時には、将来のタイトル100期などただの通過点になるだろうと思ったが、現実はそう簡単ではなかった。こうなるとあと1期が異常に遠い。

第10位 棋譜利用のガイドラインが発表される
昨年日本将棋連盟から、SNS上での棋譜利用について注意喚起があったが、今年に入って王座戦、王将戦で細則が発表された。私は発表された項目は遵守する。すべての棋戦の細則がそろった暁には相当な縛りがかかること必至で、やがてはSNSで「▲6七金には感動した」とか書けなくなるだろう。まあそうなったらそうなったで構わない。こちらも話題にしないまでだ。

個人的には、社団戦に将棋ペンクラブが出場し、3組でリーグ3位の成績を収められたことがうれしかった。
来年は少しでもいい出来事があればいいと思う。もう、無事に過ごせればいいですよ。
読者の皆様には、今年一年、お世話になりました。佳い年をお迎えください。
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「クイズ・正解は1年後2020<女流棋士編>」の答え合わせ

2020-12-30 00:20:57 | 将棋雑記
「クイズ・正解は1年後2020<女流棋士編>」の答え合わせ。

1.中井広恵女流六段が1月中に1000対局を達成する(現在997対局)。
◎…1月24日、第2期清麗戦で渡辺弥生女流初段と対局し達成した。663勝337敗。

2.渡部愛女流三段が再びタイトル戦に登場する。
×…残念ながらダメだった。

3.女性奨励会員が参加できる女流棋戦が1つ増える。
×…白玲戦・女流順位戦は創設されたが、奨励会員の参加は認めなられかった(タイトル保持者の西山朋佳女流三冠は別)。

4.タイトル戦7つはすべて防衛。
◎…里見香奈女流四冠と西山女流三冠が盤石。里見VS西山戦で西山女流三冠が勝つからこういう結果になる。

5.タイトル戦のフルセット結着は4回。
◎…マイナビ女子オープン、清麗戦、女流王将戦、女流王座戦の4つがフルセットだった。

6.第70回NHK杯に出場した女流棋士が、本戦1回戦で勝つ。
×…西山女流三冠が出場したが、佐々木慎七段に敗れた。

7.第14期マイナビ女子オープンの本戦進出アマは2名。
×…宮澤紗希アマの1名だけだった。

8.「将棋世界」2020年3月号~2021年2月号で、女流棋士が2回表紙になる。
×…0回。藤井聡太二冠5回、豊島将之竜王2回、渡辺明名人2回、永瀬拓矢王座1回、桐山清澄九段1回、羽生善治九段1回。女流棋士の出る幕はないようだ。それにしても羽生九段が1回とは……。時代の移り変わりを感じる。

9.女流棋士が2人結婚する。
×…私の知る限りでは、いなかった。

10.LPSA所属の女流棋士がもう1人誕生する。
×

正解は3つ。もうひとつくらい当てたかった。
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「クイズ・正解は1年後2020<男性棋士編>」の答え合わせ

2020-12-29 00:43:46 | 将棋雑記
1月6日と7日に行った「クイズ・正解は1年後2020」の答え合わせを行う。今日は<男性棋士編>。

1. 藤井聡太七段がタイトルを獲る。
◎…7月に棋聖、8月に王位を獲得した。まさか二冠を獲るとは!!

2.令和元年度の最優秀棋士は豊島将之竜王・名人。
×…渡辺明三冠(当時)だった。

3.今年の8大タイトルは、「奪取5、防衛3」。
×…奪取4(棋聖、名人、王位、叡王)、防衛4(王将、棋王、王座、竜王)だった。

4.羽生善治九段がタイトル戦に登場する。
◎…第33期竜王戦に登場した。

5.8大タイトル戦のフルセット結着は3回。
◎…王将戦、叡王戦、王座戦の3つ。

6.川上猛七段が順位戦に復帰する。
×…3月に2番連続リーチがあったが、連敗した。

7.折田翔吾アマの棋士編入試験は残念ながら不合格。
×…3勝1敗で見事合格した。

8.フリークラス転出者は2人。
×…神谷広志八段のみだった。

9.現役棋士の昇段は20名。
×…18名。菅井竜也八段、斎藤慎太郎八段、古森悠太五段、佐々木慎七段、近藤誠也七段、梶浦宏孝六段、石井健太郎六段、青嶋未来六段、今泉健司五段、阿部隆九段、佐藤秀司八段、星野良生五段、長沼洋八段、高崎一生七段、藤井聡太八段(王位、棋聖)、永瀬拓矢九段(王座)、澤田真吾七段、長岡裕也六段。やはりピタリを当てるのは難しかった。

10.藤井七段が公式戦通算200勝を達成する(現在150勝)。
◎…11月20日、王将戦リーグで木村一基九段に勝ち達成。18歳4ヶ月での達成は史上最年少。

正解は4つ。まずまずか。
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川上七段の順位戦復帰の目を考えるSeason2(11)

2020-12-28 00:14:48 | 目を考える
川上猛七段は22日に高野智史五段と竜王戦を戦い、敗れた。そして今年の対局は終了となった。
では、戦績を確認しよう(川上七段はこんなブログを見ていないと信じるが、しつこくて申し訳ありません)。

■2019年度(2020年1月31日から)
1月31日 第70期王将戦一次予選1回戦 ○及川拓馬六段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選1回戦 ○中田宏樹八段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選2回戦 ○井出隼平四段
2月17日 第70回NHK杯トーナメント戦予選決勝 ○杉本和陽四段
3月10日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦1回戦 ○瀬川晶司六段
3月25日 第70期王将戦一次予選2回戦 ●中座真七段
3月30日 第33期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦2回戦 ●窪田義行七段
(5勝2敗)

■2020年度
6月1日 第92期棋聖戦一次予選1回戦 ○渡辺正和五段
6月1日 第92期棋聖戦一次予選2回戦 ○高橋道雄九段
6月or7月 第70回NHK杯トーナメント本戦1回戦 ●増田康宏六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦 ○上野裕和六段
7月17日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選2回戦 ○長岡裕也五段
7月30日 第92期棋聖戦一次予選3回戦 ●北島忠雄七段
8月29日 第62期王位戦予選1回戦 ●八代弥七段
9月2日 第29期銀河戦予選1回戦 ○松本佳介六段
9月2日 第29期銀河戦予選決勝 ●佐々木勇気七段
9月11日 第69期王座戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦 ○中村太地七段
9月18日 第14回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝 ●飯島栄治七段
10月2日 第69期王座戦一次予選2回戦 ●八代弥七段
10月31日 第6期叡王戦七段戦1回戦 ●八代弥七段
11月24日 第34期竜王戦ランキング戦5組1回戦 ○渡辺正和五段
12月18日 第71期王将戦一次予選ぶら下がり1回戦 ○上野裕和六段
12月22日 第34期竜王戦ランキング戦5組2回戦 ●高野智史五段
(9勝8敗)

順位戦復帰規定のひとつ「年度18勝12敗」はすでに無理。そして本局の敗戦で、「いい所取り30局以上で.650」の、「26勝14敗」の線は消えた。
本年1月31日からの戦績は「14勝10敗」となり、「いい所取り」は「6連勝」「7勝1敗」……が必要となった。6連勝は気が遠くなるが、NHK杯予選で一気の3連勝があるので、意外に手に届くところにある。また「いい所取り」なので、期日に縛られないのはよい。
今年度の対局予定は以下の通り。

第71期王将戦一次予選1回戦 高見泰地七段
第34期竜王戦ランキング戦5組昇級者決定戦
第47期棋王戦予選
第71回NHK杯トーナメント戦予選

1月31日からは5連勝だったので、来年早々負けを重ねたりすると、頭の貯金がどんどん削られ、「いい所取り」はほぼ絶望となる。新年度からの「年度18勝12敗」に気持ちを切り替えたほうがいいかもしれない。
川上先生、今年1年、お疲れさまでございました。
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相棒Season7「希望の終盤」の感想

2020-12-27 00:21:59 | 将棋雑記
17日に「相棒Season7」第6話「希望の終盤」が再放送された。初放送は2008年11月26日。当時は私も見たが、内容はすっかり忘れてしまった。当ブログではまだ取り上げていなかったので、今回見た感想を記そう。なおネタバレ全開なので、未見の方は以下を読まないほうがいいでしょう。

村田隆龍馬(竜王・王座)19歳(演・松澤傑)と西片幸男名人(王将)35歳(水橋研二)による第46期龍馬戦(りゅうばせん)は第7局までもつれ、対局場である東京・青梅市の旅館前では、朝からテレビ中継がされていた。
その矢先、旅館の陰から西片名人の転落死体が発見された。このテレビ中継を見ていた特命係の杉下右京警部(水谷豊)と亀山薫巡査部長(寺脇康文)らは、現地に向かう。
西片名人の部屋は何者かによって荒らされていた。床の間が濡れていたが、そこにあったであろう六寸盤は綺麗に拭かれ場所を移されており、この侵入者は将棋に理解がある、と右京は睨む……。
脚本は「科捜研の女」の櫻井武晴、監督は「あぶない刑事」の長谷部安春。なお長谷部監督は2009年6月14日逝去。テレビ版「相棒」は本作が遺作となった。ご子息は脚本家のハセベバクシンオーで、相棒にも何度か脚本を提供している。

「相棒」で将棋が取り上げられたのはこれが初。当時は気にも留めなかったが、いま冷静に見るとツッコミどころ満載である。順番に見ていこう。
まず、西片名人の部屋の六寸盤は旅館が用意したものだろうが、実際の世界でも将棋盤が用意されているのだろうか。このあたりはよく分からない。
また、西片の部屋はオートロックであろう。どうやって犯人は侵入したのだろう。もし2人が部屋にいたら騒ぎになっただろうし、どの展開になっても割り切れない。
事件前夜、会場には真剣師の大野木亮(松田賢二)が出入りしていた。出入りはともかく、奨励会三段まで昇った男が、真剣師に身を落とすだろうか。それに「真剣師」は、もう絶滅しているのではないか? もはやこの設定が時代遅れだ。
立会人の里見二三一九段(石濱朗)によると、この最終局までの展開は村田龍馬の「○○○●●●」だった。この第1局で西片名人が二歩を打ってしまったという。

ドラマでは、これで負けを認めたのが武士(棋士)らしい潔さ、武士は二歩は指さない、みたいに述べていたが、二歩は見る聞くなしに即負けで、武士道もへったくれもない。
また西片名人がマスコミ嫌いで、将棋新聞社の畑一樹記者(蟹江一平)にしか取材を許さなかった、というのも解せない。名人たる者、マスコミには広くオープンでなければならない。
右京らは畑に話を聞く。西片名人と大野木、畑はかつて奨励会の同期で、三段リーグもいっしょに戦った仲だった。3人とも29歳で最後の三段リーグに臨んだが、大野木と畑は最終局を前に退会が決まり、昇段を狙う西片と大野木が最終局で当たったが、西片が勝ち四段昇段が決まったのだった。
右京は大野木が根城にしている将棋道場に行き、大野木にも話を聞く。大野木は右京らに「西片は俺が遺した希望なんだ」と語った。
でも最終局を前に、大野木が西片名人に会いに行った理由が分からない。同じ行くなら、名人戦の時だったのではないか? なぜこの龍馬戦だったのだろう。
右京らは将棋新聞社に出向き、6年前の西片-大野木戦を調べる。「将棋新聞」バックナンバーにはこの棋譜が載っていたが、指し手の表記が「▲○○○△○○○……」だった。しかしここは「☗○○○☖○○○……」と印字すべきだろう。
将棋は大野木の二歩で終わっており、この「片八百長的ニオイ」が西片の棋士人生に大きな影を落としたのではないか、と右京は見る。

ただ、二歩で四段昇段が決まれば、当時の専門誌は確実に話題にしたはずだ。少なくとも西片は、専門誌「四段昇段の記」で、このことに触れたはずである。でもそれはなかったのだろう。
とはいえ四段になってからの西片は順風満帆である。すなわち、最短でも5年かかる名人戦に登場し、名人位を奪取しているのだ。ほかに王将位も取っている。
龍馬戦第1局の前日、大野木は西片名人に電話を入れたと言った。これに西片名人が動揺し、第1局の二歩に繋がったと右京らは見るのだが、どうなのだろう。名人の地位にある者が、前夜の電話に動揺して二歩を打つだろうか。しかもそれが尾を引いて、3連敗するだろうか。
というかそもそも、19歳で三冠の村田龍馬のほうが、実力的に一枚上だろう。そして彼が、現在の藤井聡太二冠なみに大フィーバーになっていなければおかしい。だがドラマでは、村田龍馬にちっともスポットが当たっていない。それどころか警察は、一度は村田龍馬を怪しんだのだ。これはあんまりである。
ただこの七番勝負も、西片名人がそのまま土俵を割ると思いきや、その後3連勝している。やはり西片名人も強かったのだ。
三段リーグに話を戻すが、畑は最終局に早々と負け、その場で将棋新聞社の関係者に西片―大野木戦の取材を任されたという。だけど退会が決まった奨励会員に、ほかの対局の取材を依頼するだろうか。そんなことは絶対にない。
「花の里」で右京と薫、妻の美和子(鈴木砂羽)が一服する。ここで右京は「将棋を指しつつ……」と言った。ちゃんと「指しつつ」と述べているのに、どうして4年後の事件(Season11「棋風」)では、「将棋を打つ」と言ってしまったのだろう。
捜査は進み、西片名人が消臭剤代わりに10円玉を靴に入れていたことが分かり、これによって事件の全貌が判明する。だがこれも微妙で、西片名人はこんな貧乏臭い方法を採らず、消臭スプレーを利用すればよかったのではないか?
ラストの場面で大野木は、三段リーグ最終局の二歩は、片八百長ではなく、本当にうっかりして打ってしまったことを吐露する。これはその通りだと思う。なぜならこの将棋は、142手で終局していたからだ。これは相当な熱戦である。ドラマでは右京が「これはひどい将棋です」とつぶやいたが、ここでは熱局と判断し、大野木の本気を感じ取らねばならなかった。
ところがのちの西片名人の述懐では、「早々と決着がついた」だった。これは何の錯覚だろう。
ともあれ大野木は、精一杯戦ったことを声を大にして言うべきだった。ここで妙なダンマリを決めこんだから西片名人に疑心暗鬼が残り、最悪の事態になってしまったのだ。
百歩譲って大野木の二歩が故意だったとしても、それは大野木が勝手にやったことと、割り切ればよかったのだ。西片名人も一度はそう努めたのに、なぜ貫けなかったのだろう。
……というわけで、今回の櫻井武晴脚本は70点。ちょっと突っ込みどころが多かった。
じゃあお前が脚本を書け、と言われても書けないけれど。

今回は金井恒太六段と伊藤真吾五段が将棋協力をした。伊藤五段は画面で確認できなかったが金井六段の対局シーンはあり、投了の仕種がカッコよかった。これは当時も感じたことである。ただ棋士諸氏は、脚本には一切口出しはしていないと思う。
なお今回の話に直接関係はないが、亀山刑事は、第9話の事件解決後に警視庁を退職、美和子とともに、サルウィンに旅立った。
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