いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

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台湾海軍に新型ステルス艦が就役、沱江級コルベット艦の初号艦。    12.25.

2014-12-25 18:19:37 | Weblog

       こういうニュースには反応してしまいます。
       けさの新聞の隅に掲載されていました。スキなんです。

       
       

       


       かなり、奇妙なカタチと思われます。なんじゃこれ。


    台湾が自主開発した沱江(だこう)級コルベット艦の初号艦が完成し、北東部の宜蘭県蘇澳で
    23日、海軍への引き渡し式が行われた。

    沱江は全長60メートル、排水量500トンの双胴船で、最高速力38ノット(時速約70キロ)。
    対艦ミサイル雄風2(射程約130キロ)、雄風3(射程240キロ以上)を各8発搭載するほか、
    魚雷6発も装備する。
    台湾海軍は計8~12隻を調達。将来は沱江の船型を元に、 より大型の艦艇建造も想定している。

    レーダーに探知されにくいステルス性を考慮した設計で、高速で中国の空母などに接近して
    攻撃できることから、「空母キラー」と呼ばれる。 また、喫水が浅く漁港でも停泊できるため、
    出撃拠点を分散し中国の弾道ミサイル攻撃を避けることが期待されている。
    厳明国防部長(国防相に相当)は式典で、「沱江はアジア最強の火力を持ち、将来の海軍建設にとり
    極めて重要な艦艇だ」と述べた。


       2枚目の写真で、乗組員を見ていただければ大きさがわかると
       思う。
       台湾海軍のステレス艦はこれが初めてではありません。


       
       中華民国(台湾)海軍 康定級フリゲート
       
       原型艦であるラファイエット級フリゲート(フランス海軍)


    中華民国海軍 康定級フリゲート。フランス海軍のラファイエット級フリゲートを原型として、
    設計・建造はフランスで行なわれた。
    兵装は非ステルスのため、フランスのラファイエット級フリゲートよりもステルス性は劣る。

    [同型艦]
    艦番号 名称 造船所    起工年  進水年      就役年
    FF-1202 康定 DCNロリアン工廠 1993年8月26日 1994年3月12日[5] 1996年5月24日
    FF-1203 西寧 DCNロリアン工廠 1994年3月14日 1994年11月5日[5] 1996年10月12日
    FF-1205 昆明 DCNロリアン工廠 1994年11月6日 1995年5月13日[5] 1997年2月26日
    FF-1206 迪化 DCNロリアン工廠 1995年7月1日  1995年11月27日  1997年12月16日
    FF-1207 武昌 DCNロリアン工廠 1995年7月1日  1995年11月27日   1997年12月16日
    FF-1208 承 DCNロリアン工廠 1995年12月27日 1996年8月2日   1998年3月19日

       96年から98年までに就役しています。90年代後半、15~20年前になります。
       このフリゲートから学んで「沱江級コルベット艦」の自主開発に至った
       のでしょう。


       
       停泊中の「武昌」(2013年)


       フリゲートは、かっこいい。しかし、妙な形態の「沱江級コルベット艦」
       の方がはるかに能力が上です。

       大陸・中国と狭い海峡を挟んで対峙している、台湾という国の「海上戦略」って
       どうなっているんでしょうか。想像しにくい …、ですね。
       もうひとつ、海上での「ステルス性」っていうものもわかりにくい、です。


       
       


       これは、インドネシアの場合です。

    海軍の新型ステルス艦、配備1カ月で炎上。
    同巡視船は、レーダー、赤外線、音響、電磁信号特性を低減する目的で、統合されたステルス設計を採用。
    弾道ミサイル、艦砲、全長11メートルの複合艇(RIB)を搭載していた。       
       これは、2012年10月02日の出来事です。
       

       

       先進型閉囲マスト/センサーを艦橋前後に有するサン・アントニオ級
       ドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」。
       これはアメリカのものです。
       ちょっと写真が小さいですが、ステルス性はわかるような気がします。
       素人が。


       



       この映像がなにかわかりませんが、このカッコよさにどれほどの
       意味があるのか。
       今回は“疑問符”で終始してしまいました。

 




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