いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

“ 日本のいろいろ・ ジャメヴュ ” 宮崎 駿。真鍋 大度。     12.27.

2014-12-27 17:47:12 | Weblog

       ジャメヴュ・未視感 :デジャヴュ・既視感の逆、見慣れたはずのものが
       未知のものに感じられること、「未視感」。


       台東区の小さい旅館が外国人に人気がある。
       狭い部屋、その狭さをオモシロがっている。窓からの下町の家並み、どうということの
       ない瓦屋根などがぎっしり詰まった景色が気に入っている。若い夫婦は電線が絡み合い、
       膨れあがった“電柱”を珍しがり記念写真を撮り合っている。
       女将さん、経営者の奥さんなどの細かい気遣いを“おもてなし”として喜ぶ。
       ちょっと前までは、若いバックパッカーたちだったが、今は“ふつうの旅行者”である。
       東南アジア系の旅行者は買いまくっている。“日本製”の雑貨、化粧品、電化製品などだ。
       “フジヤマ・ゲイシャ”(富士山・芸者)と卑下していた標語は、今はない。
       お寿司がアメリカあたりで流行りはじめ、ラーメンも続いて、そうして、最近の“和食ブーム”だ。
       逆に、われわれを驚かしてくれる。
       そんな視点があったのか、そうかそうだったのかと外国人に指摘されている。


       

       これは、“ベイマックス”の中の“架空都市サンフランソウキョウ”ですが、
       注目は『ビール・ケース』です。監督のドン・ホールと クリス・ウィリアムズが、
       新宿あたりでか、見つけたものらしい。

       
       

       
       

       ベイマックスの表情は、神社の鈴だそうだし、そもそも“架空都市サンフランソウキョウ”
       がサンフランとトキオの合体だとわかりますよね。
       日本の漫画・アニメが海外で人気だとは知っている。オタク文化も前後しているが。
       宮崎駿さんのそれが決定的にしたな、と思っている。


       
       


       現在のディズニーを指揮する“ジョン・ラセター”氏は、日本が好きだし、
       宮崎 駿監督に限りなく敬意を捧げると堂々とおっしゃる。
       CGをディズニーが採用したあたりから、彼が指導者であると思うけど、
       トイ・ストーリー、アナ雪を大成功・大ヒットさせて、ベイマックスである。
       10人くらいで合議して、いろいろ決めて進めているようだ。最終決定は彼です。
       宮崎駿さんは、おそらく“ひとり”だと思う。
       スゴイ。やっぱ、スゴイ。
       言いたくないけど、言うと、
       宮崎駿というひとは、手描きのナンバー・ワンに達してしまったんですね。
       ディズニーを超えたんであります。

        ……


       そんな、きのうスゴイ才能に出会った。

       
       
       


       真鍋大度(まなべ だいと・37) メディアアーティスト。
       まだ、わかりませんが、スゴイようです。
       なんだか、嬉しくなってしまった。

       われわれの“ 文化 ”(コトバは陳腐だが)って捨てたもんじゃないな。
       捨てたもんじゃない、どころじゃないよ。
       “ 表現文化 ”に至っては、今のところ、いうことなし、だ。
       


      

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。