四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

歴史手帳と紫式部

2023年11月22日 | エトセトラ

吉川弘文館発行の『歴史手帳 2024』(1200円+税)を購入してきました。
手帳ではありますがスケジュール・日記帳として使うことはなく付録である【資料編】【図録編】が大変
役立つので購入しているわけです。ただし、内容は毎年ほぼ同じで、国宝・史跡一覧に新たに指定された
ものの追加がある程度ですから毎年購入というわけではありません。
この2024年版の表紙にかけられている帯の写真は『紫式部図(部分) 伝谷文晁筆』とあります。
紫式部といえば・・・来年2024年の 大河ドラマ『光る君へ』の主人公ですね。



それで気になったものですから過去6年の歴史手帳の帯を調べてみました。
帯に写真が入るようになったのは2020年版からのようで、2019年版以前は、「日記と歴史百科が一冊で
便利!」といった文字だけです。(2019年版、2023年版は購入していませんのでネットの写真を使わせ
ていただきました)

◆ 2020年版の帯の写真は、
   名物 ニッカリ青江脇差 (丸亀市立資料館蔵)
◆ 2021年版の帯の写真は、
   重文 太刀 薄緑(膝丸)(旧嵯峨御所 大本山大覚寺所蔵)
◆ 2022年版の帯の写真は、
   赤糸威鎧
◆ 2023年版の帯の写真は、
   金陀美具足
となっています。
2022年の「赤糸威鎧」は国宝で、畠山重忠が武蔵御嶽神社に奉納したと伝えられるものです。
 畠山重忠・・・昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に主役ではありませんが登場しています。
2023年の「金陀美具足」は今年の大河ドラマ『どうする家康』の主人公徳川家康が若かりしころ着けて
いた甲冑のようです。鎌倉殿の13人は全部視聴しましたが、この番組は見ていません。

と、今こうしてみるとここ3年は大河ドラマ関係の写真が使われていることに気付きました。
この調子でいくと2025年は「浮世絵」になりそうですね。

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