
うだつがあがらないとは、「地位・生活などがよくならない。ぱっとしない」という意味。そんなうだつのあがらない人生を送り続けている男が、
この語源となった卯建(うだつ)が上がっている宿場町を訪ねてみた。
そこは、長野県東御市(旧小県郡東部町)にある北国街道 海野宿である。戦国武将真田のゆかりの地、古くは朝日将軍こと木曾義仲が挙兵した地でもある。



説明は不要でしょう






海野宿の街並みです 家々には屋号の看板が・・・ 旅籠もあります。宿場だから当然ですね。

「本うだつ」

「袖うだつ」



気抜き小屋根 ・・・ 明治時代に入ると海野宿は宿場の街から養蚕の村へと変わり、蚕の飼育のために室内で火をたいたため、
小屋根と呼ばれる煙り出し用の気抜き窓が大屋根の上に取り付けられたとのことです。
「うだつ」を見上げてきましたので、これからの私の人生もいくらかは「うだつがあがる」と好いのですが・・・
散策日:2010年(平成22年)4月29日(木)