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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

歴史講座「小田原北条氏支配の武蔵」第3回

2016年10月21日 | 講演会・講座


敷地内の樹朴の葉が色づき始めた国立女性教育会館。同館の講堂を会場として、埼玉県立嵐山史跡の博物館主催による

 歴史講座『小田原北条氏支配の武蔵』第3回 
   「戦国時代の騎西城について」 講師:嶋村英之氏(加須市教育委員会)

が、本日10月21日開講されましたので聴講してきました。
講座内容は、騎西城の歴史や発掘調査による出土品等の開設でしたが、ここにその内容を記述するだけの能力も知識も
ありませんので、聴講してきたという事実のみに留めておきます。

この歴史講座は、埼玉県立嵐山史跡の博物館の本年度のテーマ「小田原北条氏と武蔵の国衆」に基づく講座で11月に
最終の第4回講座がありますので、
これらも聴講予定でいます。自身にはちょっと難かしい内容かも知れませんが。        




今回の資料と「騎西城跡」のパンフレット




実は私、騎西城を訪ねたことがあります。今から7年近く前の2010年(平成22年)11月のことで、騎西町が
合併で加須市になる前のことです。
この姿を見ると復元された天守のように思われるかも知れませんね。しかし、騎西城にはこうした天守あるいは三階
櫓は存在していなかったということですし、
本丸のあった場所もここではありません。強いて天守の仲間としてとらえるならば分類上は「模擬天守」ということ
になるでしょう。
この建物、天守(閣)を模して建てられた婦人会館でしたが、その後郷土資料室(館)となったようです。




建物の表(正面)を見ていただければわかりますが、出入り口は観音開きの硝子戸です。
天守を模したけど天守を作ったわけではないといったところでしょうか。




同所に建てられた「騎西城跡」の案内板です。このままでは見づらいので説明文と図・写真部分を拡大表示してみま
した。現在、騎西城跡の遺構は土塁しか見ることが出来ませんが、この土塁さえ見ることなく模擬天守を見てきただ
けで騎西城跡を攻城したと自分なりに納得しています。






聴講日:2016年(平成28年)10月21日(金)