四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

熊谷次郎直実公と熊谷市

2011年05月10日 | まち歩き




過日、某所へ行った折に熊谷駅前に回りこみ「熊谷次郎直実公像」を見てきた。熊谷次郎直実については詳細は省きますが、熊谷郷(現熊谷市)
出身の武士で源頼朝の御家人となった人物。常陸国の佐竹氏攻めで武勲を挙げ、熊谷郷の支配権を認められるようになったということです。
 
ところでこの「熊谷次郎直実」の読み方は「くまがい じろう なおざね」ですが、「熊谷市」は「くまがやし」と読み方が異なります。
熊谷次郎直実の熊谷という名字(氏ではない)は地名の熊谷郷からとって名乗った言うことである。
であるなら名字の読み方と地名の呼び方が違うというのはおかしな話です。
元々は両者とも「くまがい」であったものが、駅ができた際に「くまがやえき」と誤って(故意に?)駅名を付けてしまったことから、
それ以降、地名については「くまがや」になってしまったという説があります。
熊谷市にお住まいの方なら本当のところを知っているかと思います。こっそり私に教えてください。
 
でも私などは地名である熊谷を「くまがいに行ってきた」などと「くまがい」を使ってしまいます。
これは別段意識してでなくこの方が言いやすいのか自然と言っているだけなのですが。 

投稿日:2011年(平成23年)5月10日(火)