和ちゃんのgoodな日々

私の毎日の暮らし

安曇野へ

2010-07-29 11:34:19 | 青春18きっぷ
猛暑より酷暑の毎日、≪夏≫全開となる。恒例の青春18きっぷを持ってさあ~出発だ。(7月28日、東飯能発6:53~東飯能着20:52 松本から大糸線で穂高まで)

38年前頃、アンアン・ノンノ族と呼ばれる世代に属する「私」は青春真っ最中だった・・・と思う。その夏、松本・上高地・高山・乗鞍への旅の途中、立ち寄った穂高の碌山美術館。日本のロダンと呼ばれ、近代彫刻の先駆者となった《荻原碌山》の作品が、小さな部屋に飾られていた。30歳の若さで亡くなり、陳列されている彫刻もゆっくり一回りするだけであったが、絶作(3月に完成、4月に亡くなった)となった《女》がひときわか輝いていたな~と記憶にあった。外壁をレンガがつつみ、蔦の絡まる教会風の建物も素敵でした。いつかまた行ってみたいと思っていた《希望》が実現、でも長~い長~い歳月が建物にも私の心にもひだが押し寄せて・・・少し気持ちになりました。初恋は・・・初恋のまで・・・。
                  
                   
                 
                    

新宿・中村屋を創業した相馬愛蔵、黒水夫妻は若い芸術家たちを支援し芸術文化にも理解を深めたのは有名であるが、今回荻原守衛(碌山)没後100年記念新宿中村屋サロンの美術家たち展が開催されていた。中村屋のお菓子「碌山」の由来も然り・・・。

嬉しかったこと・・・美術館の入場券が、昔と変わってなかった事、お土産で求めた馬橇の鈴(馬齢)が同じように綺麗な音で響いた事。今も門扉にかけてあるが、懐かしく思い出した。

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