AKB48の旅

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第9回AKB48選抜総選挙感想3「MVP」

2017年06月20日 | AKB
今回の選抜総選挙のMVPは、一切の迷いなく荻野由佳さん以外はあり得ない。

速報で全くの想定外のサプライズで、ぶっちぎりの1位だったのはもちろんのこと、最終開票結果でも5位という、その上にはレジェンドメンバーしかいないというとんでもない順位に。

けれどもそういった数字が凄かったから、だからMVPなのではなくて、何よりそのスピーチが素晴らしかった。5位という地位にもとるものでは決してなかったのはもちろんのこと、それどころか全メンバーを通して最高のスピーチだった。AKBG全体、そして選抜総選挙という仕組みをも見事に折りこんでの、さらに荻野さん個人としての関係性までも言及して見せた、もう究極のスピーチと評価させていただきたい。

これを聞けただけでも、今回の選抜総選挙には価値があったと言えるし、そんな荻野さんを5位へと押し上げたファンの皆さんの慧眼にも、大いに敬意を表したい。

これで終わりにしても良いんだけど、もう一人、新人賞を久保怜音さんに贈りたい。名前を呼ばれてカメラに捉えられた瞬間の輝きが、第4回選抜総選挙の宮脇さんを彷彿とさせるものがあったと思う。しかも奇しくも同じ47位ということで、そういった強運にも恵まれてるのかも知れない。