AKB48の旅

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いよいよ「恋するフォーチュンクッキー」

2013年08月20日 | AKB
正直、長かった。最初に聞いてからもうどれだけたった?神曲認定してから、どれだけ待たされた?AKBのシングル曲のスケジューリングが異常なのは分かってるつもりだけど、とりわけ今回は長く感じた。ダウンロード配信が始まってるけど、やはりCDという過去の遺物にして象徴は立てなきゃイケないんで、その発売は素直に待ち遠しかった。

各ダウンロード指標はのきなみ1位だし、音楽評論というカルトな世界でも概ね好評な模様。CD売り上げも、劇場版があるんで、既にしてミリオンは確定だろう。けれども、この曲の目指すものは、そんなレベルにはない。既述の内容を繰り替えすけど、前田AKBの完全終了と、指原AKBの門出の宣言にして、AKB第2章の始まりであり、ヘビロテに代わる、新たな代表曲たらねばならないし、その資格は十分にあると思う。

それが革新であることに気づけるのは、それが過ぎ去った後。「いつでも人々をかえるものに 人々は気づかない」なわけで、「恋するフォーチュンクッキー」がそんな曲になればと思う。

温故知新にして古くて新しい。期待というのは常に裏切られるものだけど、それでも失敗を恐れてはいけないという、秋元氏のこういうリスクの取り方は見習うべき所だと思うし、秋元氏自身は、ギャンブラー体質にして、このハラハラ感を楽しんでるんだろうな。