AKB48の旅

AKB48の旅

松村香織ぐぐたす8月9日0:49

2013年08月10日 | AKB
以下松村香織ぐぐたす8月9日0:49引用

あとさ

終身名誉研究生

必要以上に
すごく偉いとか
たまに
勘違いされていて
困っている(笑)

実力もない
ダンスも下手でセンス無し
ずっと昇格出来なくて
売れ残っていて(笑)
運営も松村の扱いを
どうしたらいいのかと悩み(笑)
松村は研究生のままで
いいんじゃないかってなり
今の終身名誉研究生なわけで

ほんとに
中身はダメダメだからね(笑)

運とタイミングとぐぐたすと
セルフプロデュースで
ここまでこれた(笑)

昇格人事は無いから
わたしの中の
もやもやしていた
精神的な負担がなくなって
気持ちが
すごく楽になりました

研究生の気持ちは
痛いほど分かるので
サポートしていく側に
まわりたいなって
思ってます

実力ないけど←←←

実力つけたい(小声)

以上引用(改行位置変更)

松村さんが一番大事なことをさらりと書いてくれた。

>運とタイミングとぐぐたすと
>セルフプロデュースで
>ここまでこれた(笑)

カッコわらひ、じゃないよね。正にこれこそが十分条件。運がなければ何も始まらない。タイミングも広義の運とみなせるんで、ここは運で代表させてもいいだろう。

ぐぐたすは、AKBGメンバー全員(除年齢制限)に平等に与えられたメディアだけど、ここではメディアという言葉で括りたくないな。検閲とか編集とか他者の介在のない、しかも非対称ではあるけど双方向性だし、SNSと言えばそれまでかも知れないけど、情報の直接性、透明性を担保してくれた。だから、あとは正にセルフプロデュースにかかってる。松村さんという存在が、見事にそれを証明してくれた。

セルフプロデュースという点で、一方の代表が頂点を極めたさっしーなわけだけど、松村さんは終身名誉研究生という底辺に見えて、実は上下なんか関係ない。ともにエッジあるいはリムに立ってるという共通点でも際立ってる。外部性に対する対峙にして、インターフェイス。その困難さは筆舌に尽くしがたいと思うけど、それでも前を見据えてる。

そして何より大事なのが、それが独りよがりなんかではないこと。不正をはたらいたのでもなければ、他を蹴落としたのでもない。期待された役割を全力で引き受けているということ。エッジにしてリムという、もっとも困難な立ち位置を、自律的に選んでいること。

さっしーと松村さんだけで尽きる話ではない。それは初期メンバーにも共通して言えることだし、AKBGのすばらしいところは、スタッフはもちろんのこと、少なくとも主要メンバーのほとんどが、そんな事実、現実に対し自覚的であることだろう。

「分を知る」という表現をネガティヴの受け取るむきもあるだろうけど、そうではない。組織を構成するメンバー全員が、それぞれの持ち場での役割を100%果たす時、部分と全体の共鳴、あるいは疑似同一化が現前する。それは無限の定義に限りなく近づく事象であり、相転移、つまりは「無への跳躍」が引き起こされることになる。