市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

岩手 閉伊川の渓相

2013-09-29 09:32:56 | 魚釣り
 30年以上前に岩手県まで渓流釣りに足を伸ばして以来、渓流の多さ、魚の多さ、釣り人の少なさなどに魅せられて、以後10回以上、釣行を重ねて来た。
 当初はいろいろな河川を釣り歩き、テンカラ釣り、トンボ、バッタを餌にしたりして、空振りもしたが、ホームランも打った。

 結局行き着いたのは、閉伊川支流と遠野の猿ヶ石川でのミミズ餌釣りとなった。

 例年は盆休みを利用して閉伊川3日、猿ヶ石川2日の釣行だったが、今年は初めて9月末の閉伊川のみ3日間とした。

 渇水を予想していたが、水量がちょうどいい。
 
 

 いつもはイワナが主なのに、今回は猿ヶ石川で釣れる様ないいサイズのヤマメ26センチクラス。
 

 朝7時から午後3時ごろまでが釣り時間。
 
 

 
 

 高原の釣りはザラ瀬でポイントが少ないが、中型のイワナが岸からはみ出た草木の陰に潜んでいる。
 
 

 主流に流れ込むところはチョロチョロ川でも進んでいくといい渓相の渓流になることがしばしばある。こういう川は穴場だ。
 

 昔、小型しか釣れなかったこの支流、道路から見たら大きなのが泳いでいる。
 
 22センチのイワナだった。

 道路に糸くずがと思ったら、動いている。伸ばすと30センチぐらいの不気味な生き物。
 

 前日の穴場の小渓流で大物イワナを2匹釣り落としたので、次の日再挑戦し始めたら川の水が濁りだしたので、あわてて車に帰り、更に上流へ。水が濁ると水深が分からなくなり、危険。

 上流はいい渓相が続く。
 
 

 熊が熊笹のヤブから出てきそうなので退散。
 

 今まで熊とは岩手で、5頭目撃している。国道を横切るのもいたし、国道からわずか入った渓流でも遭遇した。鈴をつけて、出来るだけ大きな声で歌を歌いながら釣り上るが、流れの音でかき消されてしまうので効果のほどは分からない。岩手の熊はどこにでも出る可能性があるので、いい釣りをするにはリスクを負わねばならない。因みに熊に襲われ死亡する人は、年平均でスズメバチよりずっと少ないし、犬による咬み傷、または打撲が原因で死に至る数よりも少ないらしい。

 
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