まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

白い棉

2010年10月12日 | フラワーポット
今年はじめて蒔いた白い棉の種。
確認している花の中で一番初めに実を結んだ
一番大きな実が今朝、開きました。

鋏を持って収穫しに行くと、隣の小ぶりな実も開いていて。
本日、白棉を2つ収穫。
茶棉もよくよくみると、開き始めたものが2つ。
こちらは夕方様子を見て、とりたいと思います。

ところで・・・
開く前の緑色の棉の実のことを、昔の日本では「桃」と呼んだそうです。
〔『ワタの絵本』/農文協より〕
全体にふっくらしていて、先がツンと尖った形の棉の実。
何かに似てる~と、見るたびに感じていました。
なるほど「桃」はぴったりですね!・・・


↓こちらはある日の蕾の様子。手をつないだように大接近しています。
枝を辿ると、別々の棉から伸びてきて、ココで出会ってしまったようです。


この後どうなるのか?
同時に花が咲いたらどんな事になるのかしら?と思っていましたが
今朝、右側が一足先に開花していました。何となく残念。


こんなふうに毎日植木の様子を気にして過ごしていると
図書館でもこんな本と出会えたり、するものですねぇ。

『ぼくの庭ができたよ』
ゲルタ・ミューラー作 ささきたづこ訳

大きな庭のある家に引っ越してきたベンジャミンの家族の庭づくりの1年を描いた絵本。
小鳥や植物の小さな種まで、細やかに描かれた季節の営み。
登場人物たちの隣で共に、生きる姿を観察する楽しさ、庭仕事の喜びを感じられたような気持ちになりました。
仮に、この物語と同じように大きな庭を手に入れても
けっして、同じようにはいかなと判っていても…アコガレマス・苦笑


秋色も広がり、そろそろ球根の準備ですね。
(球根…今年はがんばりたい!です)


神代植物公園のコスモス 10月11日撮影。